A村とB村と田中さん | park42

A村とB村と田中さん

A村に田中さんという家族が住んでいます。

昔、田中さんは食べる事もままならない時がありました。

もともと田中さんはB村の出身です。

A村の人々は田中さんに全く手を差し伸べてくれませんでした。

逆に嫌がらせをする人達もいたほどです。

そんな時B村が田中さんを助けてくれました。

いまA村とB村は交流がありません。

でも田中さんはB村への感謝の気持ちを今も忘れていません。

田中さんの子供たちはA村の発展の為にいろんな分野で一生懸命はたらいています。

A村とB村の関係が悪いのでなんとかつなげる懸け橋になれないかと思ってもいるわけです。

田中さん一家には、幼い子供たちがいます。

A村は田中さん一家の子供たちに食べ物を配給しないと決めました。

「B村と2度と口を聞くな!恩もわすれろ!そうすれば子供に食べ物をくれてやる!」

田中さんはなんどもなんども村役場に出かけてお願いをします。

でもA村では聞いてはくれませんでした。


おわかりの通りA村は日本,B村は朝鮮,田中さん一家は朝鮮学校です。
※念のため上記物語は高校無償化問題に限定した物語ではありません。



この物語にははどういう結末が待っているのでしょうか。。。


田中さんは内へ内へと心を閉ざしていってしまいます。

「もう頼まねえ。わしらの力で生きていくしかねえべよ。」

そして田中さん一家は飢死してしまいました。

…もしかしたら

「おめえら。絶対に負けちゃいけねぇ!生きたいなら強くなれ!いつか強くなって思い知らせてやれ」と

新たなルサンチマンを生みだしてしまう可能性もあります。


日本と朝鮮は19世紀末期から「恨み」の暗いトンネルの中を歩んできました。

ようやく在日が日本の社会に溶け込み、生まれ育った日本を愛し、祖国と日本の発展の為に生きて行ける明るい兆しも見えはじめていたこんにち…また新たな「恨み」が生みだされようとしています。

「恨み」はさらなる「恨み」を生みだし…永遠に繰り返されてしまいます。



地球という小さな星に生きる同じ人間としての目線で未来を語りあいたいと願うばかりです。



高校無償化問題については下記Q&Aにて詳しく説明されています。
http://w.livedoor.jp/mushokamondai/