CHARGE「Express 零」 | park42

CHARGE「Express 零」

数日前に戻りますが

以前何度か観に行ったことがある「CHARGE」の

10周年記念復活公演「Express 零」に行ってきました。

$朴英二ブログ

脚本もそうですが、その演出に言葉を失いました。

またこれ音響照明も素晴らしいんですね。。

もちろんその素晴らしさがわかるのはメンバー達の、演技,ダンス,歌唱力が総合的に素晴らしいからなんですが。。。

小劇場ですが5公演すべて満員御礼。。。

完全にエンターテインメントとして仕上がっていました。

初めてCHARGEの公演を観に行った時は、まだ演出をしたことがなかったので、「面白い!!」「また観たい!!」と感動したものですが、今回はむちゃくちゃ勉強になりました。。

自分が恥ずかしくなるくらい(→o←)ゞ

選曲もいいな~。。

演出,振り付けもし尚出演するリーダーの藤林美沙さん。

相当いろんなもの見てんだろうな~いろんな曲聞いてんだろうな~って感じです。

最後のセリフ「いってらっしゃい」って。。。もう言葉がでません。

一気にファンになっちゃいます。。

そして、知人でもある李順和さん。。

彼女のキャラクターは度肝を抜かれますね。。

CHARGEのメンバーや舞台に上がる人は全員女性です。

$朴英二ブログ

女性のしなやかさ,力強さが存分に発揮されている舞台でした。



先週観に行った「東尋坊」でも生と死が扱われていましたが、

日曜日に行ったCHARGEの「Express 零」でも生と死が扱われていました。

その日に親族が亡くなりました。

そして昨日まで大阪に行ってきたんですが。。

いろんな事を考えました。

「Express 零」でこんな事が表現されていました。

永遠であろうとするはかなさ…永遠である苦しみ…

帰るべき場所があることの幸せ…逃げない事から広がる人生…



あたり前ですが、人の命は永遠でないからこそ、楽しく…悲しく…生に対する実感をもてるんだと…

いつかは訪れる死。。。

「東尋坊」で語られていた「死は生の先にあるのではない。いつも隣り合わせ」なんだと。。。

もちろん…そんな事ばかり考えていたらそれこそ息苦しくなってしまうけど…

でも「死への恐怖」を拭いされるのは「生きている証」を実感できるか否か。。。

必要なのは生きる勇気なんだと。。。


自分の信念と愛するひとのために…


そう「Express 零」の最後の曲は、「鱗」だったんです。