李忠成という生き方 | park42

李忠成という生き方

難しい…難しすぎるテーマである( ̄ー ̄;

僕は以前、李忠成という人物の生き方に対して否定的だった時期もある。

しかし、彼の生き方をもう一度ゆっくり考える必要があるのではないだろうかと常々考えていた。

彼は在日コリアン4世として生まれた。

U-20では韓国代表に招集されている。

出場機会には恵まれなかった。

彼は2007年に日本国籍を取得した。

「安易な道を選択した。」とすいう人もいるが、それには共感できない。

彼もまた葛藤し…苦しみ…「日本国籍」を選択したのだ。

李のまま…

そして日本代表になり、昨日決勝弾を決め一躍ヒーローになったグッド!

朴英二ブログ

日本人も在日も惜しみない拍手を送った。

彼は試合前ブログでこう語っていた。

「…僕は生まれてきて今まで韓国と日本の両方を尊重し、尊敬の念を惜しんだ事はありません。
僕にとっての祖国は日本・韓国二つです。
僕は日本という国籍を選び、今はサッカー日本代表選手に選ばれアジアの頂点を目指しチームの力になろうと頑張っています。…」

彼は、リアン系日本人として堂々と胸をはったのだ。

素晴らしい生き方だと思います。



しかし難しい問題もあります。

在日コリアンは、彼のようにコリアン系日本人を目指すのが良いのかどうかという問題です。

現在年間1万人の在日コリアンが、帰化しているとされています。

本名のまま帰化する人たちがどれだけいるのだろうか…

社会に自分をアピールできる能力を持っている人たちだからこそ可能である。。。という側面はないだろうか。。。

以前Newsweekのジャパニーズ・コリアンという特集の取材を受けたことがある。

そこに紹介された人物たちは、スポーツ選手,歌手,アーティストなど特別な表現手段を有する人達だった。

もともと日本国籍を取得する理由はなんだろうか…

それは、日本でよりよく暮らすためであり…

それは、ルーツを否定することと同義語であってはいけない。

本人はルーツを否定するつもりはなくても、国籍は日本…名前も日本名…

子供たちはどのように育っていくのだろう。。。

え?民族にこだわる必要なんてそもそもないんじゃない?

こだわってる?

いや…本当は当たり前である事が…あたり前に思えないからこだわっているように見えるだけだと僕は思う。

旅行に行って楽しいのは、その地域の風習や文化,食べ物の違いがあるからであり、それは世界旅行をしようが、国内旅行をしようが同じである。

どこどこの県出身だからと言って差別されてはいけない。

どこどこの県出身だからと恥じたり隠したりするのは、なにかがゆがんでいる証拠だと思う。



在日コリアンも将来的には、日本国籍を取得し生きる時代が来るべきだと思う。

しかしそれは、「すべての人」が、ジャパニーズコリアンとして堂々と生きれる日が来ての話だと思う。



李忠成選手の生き方を応援したいと思う('-^*)/


でも僕は、日本国籍を取得しない:*:・( ̄∀ ̄)・:*:



大きな城の裏口から入ってまぎれてしまう人たちが沢山いるなか、

李忠成は正門を叩いて入って行った。

僕は自分たちの小さな城を、もぬけの空にするわけにはいかない。

攻撃してくる悪い人たちもいますから\(*`∧´)/

鄭大世選手の活躍の情報は僕たちの城に勇気を与えてくれるо(ж>▽<)y ☆


自分になにが出来るだろうか。。。

僕は僕たちの城から出かけて大きな城の前に行って

の中の人まで見れるくらいの大きなスクリーンに大きな文字を映し出します。

「正門は開けっ放しにしてほしい。というより正門は取っ払っちゃいましょう。
こっちの城の門も取っ払っちゃいますから。。ほんでもって最高においしいメロンパンを一緒に食べましょうヾ(@°▽°@)ノ」


そうして、みんなが幸せに堂々と生きれる日本になるよう頑張りたい。