民話の本が発売決定！

『Fresh Morning OKAYAMA』は、今日も2時間30分の生放送。

『A Touch Of Breeze～風と空と水と～』は、NPO法人タブララサ理事長の河上直美さん。岡山県自然保護センターの”てっちゃん”こと山田哲弘さんとお届け～。

先週からは、奈義町に伝わる昔話の話題です。昔話は子供の頃に、よく聞いた覚えがありますが、ネット社会、核家族化のこの現在・・。昔話を聴く機会も減っているのではないでしょうか？

そんな中、奈義町には、語り部がいて、定期公演をはじめ、学校や施設で語りの会が開かれています。今週も、なぎ昔話語りの会の“いりさわのりこ”さんにお話を伺います。

奈義町には古くから伝わっている話が200ほどあるそうです。ここ数年は奈義町教育委員会の力を借りて、本を出す取り組みを行っています。

どうやってまとめているのか？それは地域の身近な人から直接話を聴き取りしたり、録音したりしてまとめているとの事。へーっ！凄い！

思えば昔話は、環境、鳥の声、自然に体にしみ込むような話が多く、生きる為の大切なヒントが隠されている気がします。テーマも、親子、地域、自然のふれあいなどが網羅されていますよね～。

直接的なメッセージもあるが、昔話を聴く事で気づきが生まれる・・・。これが大切なのではないでしょうか。語り部のいりさわさん自身も、『教えられる話が多い』との事で、都合のいいことばかりしちゃいけない！とか善悪の判断など、『昔話から教えられていたのかな？』との事。うん、確かに！！

牛嶋は次の世代へのメッセージが昔話だと思います。よく身近な生き物が出てきますが、それは子どもたちがイメージしやすいからなのかな？

語りは、いりさわさんのライフワーク。今、61歳との事ですが、『むしろ、これから味が出てくるのでは？』とおっしゃっていました。う～ん、語りは奥が深いですね～。

そんな奈義町の昔話がそろそろまとまりつつあり、なんと！１０月に『民話の本』が出版される事が決まったそうです。

それも、500ページにも及ぶ豪華本という事で、こうして次の世代にカタチで残るのは素晴らしいですね。

そして、いつか、牛嶋も語りに挑戦したいと思っています（笑）。

Phot By
Black Yamada