土岐麻子 「PASSION BLUE」 | DJ tamaのCDラック ~6000枚の中からchoice!

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溜まりに溜まった約6000枚ものCDを中心に、1枚1枚紹介していこうと思います。ひとまずは、がんばって1日に1枚のペースで書けたらいいなぁ。

 

 

 

 

土岐麻子、「PINK」「SAFARI」に続き、またまたトオミヨウとタッグを組んでのシティポップアルバムの誕生です。もはや「クィーン・オブ・シティ・ポップ」という肩書きがしっくりくるようになりました。


とにかくオシャレでスタイリッシュなサウンドと、まろやかなヴォーカルで魅了してくる土岐麻子です。「街」を歌うCity Pop三部作を締めるにふさわしい作品となりました。


冒頭、不思議な言葉の区切り方で耳を引くタイトルチューン「Passion Blue」で始まり、一気に心を掴んでくるんだな。これはすごい。その後は「美しい顔」「High Line」と、どっぷりシティポップの世界を聞かせてくれたり、「RADIO」では切なく、「That Summer」ではノリよく、「傘」ではしっとりと聞かせてくれます。


最後のナンバー「Bubble Gum Town」までストーリーが完璧だね。土岐麻子、とにかくすごいことになっています。その力をダイレクトに感じることのできるアルバムです。


初回盤のDVD/Blu-rayバージョンには、「SAFARI」を引っ提げて行ったライブ映像と、PV2曲を収録。見応えがあります。