映画の主題歌ということで、脚本の読んで書き上げたという1曲。しかも、初めて女性視点に立って書き上げた歌詞もまた、情念が出ていますね。バラードナンバーなんだけれども、重たく暗いです。亀田師匠のアレンジも含めて、昭和歌謡の世界だね。それが却って、新鮮に映えます。
切なく儚く、でも、この思いをぶつけてくるようなヴォーカルが突き刺してきます。
M-2「Kiss」
前作のc/wは「hug」で、今回は「Kiss」と、随分とシンプルイズベストなラインで来ましたね。イントロから渋めのギターがジャーンと入ってくるんだけれども、プログラミングがベースになっているのがちょっと残念。全部生ドラムで聞かせてくれたらよかったのにな。曲はシンプルに展開。平井堅のヴォーカルも伸びやかです。
M-3「POP STAR ~winter lover version~」
冬バージョンということで、切なくしっとりバラードなテイストで衣替え。ドラマティックに変身しましたね。R&Bのトラックのような深い味わいもあって、なかなか聞き応えがあります。