前作「A ONE」から間髪入れずに、早くも登場したミニアルバム。6曲それぞれに個性があって、面白いのと、タイトル曲が全て「S」から始まるのもなかなかのセンスですね。
そのどの曲もが、現在の浜崎あゆみの位置を示しているかのようだ。前向きさを出す「Step by step」、夏の思い出を綴る「Summer diary」、じっくりバラード「Sorrows」など、前作「A ONE」の延長をいくような世界を聞かせてくれます。
中でも注目なのは、台湾のグループ「SpeXial」とのコラボチューン「Sayonara」。DAISH DANCEをプロデューサーに迎えたトラックで、より面白さが出てきますね。
個性のぶつかり合いが際立ったミニアルバムとなっています。力は相当ありますよ。
DVD/Blu-ray盤には、PV3曲並びに、そのメイキングを収録。それぞれの曲の世界が見事に映像にも出ているね。