the brilliant green 「THE SWINGIN' SIXTIES」 | DJ tamaのCDラック ~6000枚の中からchoice!

DJ tamaのCDラック ~6000枚の中からchoice!

溜まりに溜まった約6000枚ものCDを中心に、1枚1枚紹介していこうと思います。ひとまずは、がんばって1日に1枚のペースで書けたらいいなぁ。

 

 

デビュー15周年を迎え、久しぶりに動き出したthe brilliant green。Tommyのソロ活動を経ての今作は、初となるセルフカバーアルバム。1960年代テイストに仕上げたコンセプチュアルな作品は、懐かしのナンバーに、新たな命を吹き込んで、瑞々しく聞かせてくれる。

 

 

 

抑え目なのに力強く、あっさりとしていながらも濃厚な仕上がりなのは、職人・奥田がうまいこと仕事をしているんだろうな。オリジナルのテイストもきちんと残しており、ガラッと変化させたりと、器用に操り、新たなブリグリスタイルでじっくりと堪能できる作品。デビュー曲「Bye Bye Mr. Mug」が、まさかのカントリーロックなサウンドになったのはビックリだったけれども、これはこれで面白いね。

 

さらには新曲も収録されて、コンセプトにぴったりな軽やかサウンドで聴かせてくれます。


これを機に、もっともっと作品を発表してくれることを期待したいんだけれども、相変わらずマイペースなんだろうな。なお、この作品より、完全に川瀬智子のソロプロジェクトと化しました。奥田は引っ込んで、バックアップですね。

 

 

初回限定版は、7インチレコードサイズのジャケットで、見た目もおしゃれに決めてきました。