日経を丸ごと読める「Web刊」、単体月額4000円で 「良質な情報はタダではない」 | DJ TAKUROW Blog "Powered by Ameba"
2月24日18時16分配信 ITmedia News

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日本経済新聞社は2月24日、無料・有料コンテンツを組み合わせた本格的なネット新聞「日本経済新聞 電子版」(愛称:Web刊)を3月23日に創刊すると発表した。1日から購読申込みを受け付ける。【岡田有花】

 「NIKKEI NET」をリニューアルする形で、一部の記事を無料で提供。有料会員になると、日経本紙に掲載される全記事を丸ごと読める。携帯電話からのアクセスや、設定したキーワードに関するニュースの自動ピックアップ、記事クリッピングなども有料会員向け機能として提供する。

 料金は、本紙(全日版3518円、朝・夕刊セット4383円)を購読していればプラス月額1000円、Web版だけなら月額4000円。

 喜多恒雄社長は「紙の新聞の部数に影響を与えないことを前提にした価格設定」と説明している。

●「無料非会員」「無料会員」「有料」の3段階

 Web刊は、(1)非会員も無料で利用できる部分、(2)無料の会員登録をすれば利用できる部分、(3)有料登録者のみ利用できる部分——で構成する3階建てのサービスだ。

 サイトでは、日経本紙の記事すべてと、Web刊独自記事、日経BPなどグループ各社による専門記事や動画ニュース、英Financial Timesの翻訳記事などを随時更新。非会員は、一部記事を無料で閲覧できるほか、有料会員向け記事の見出しやリード部分を読める。メールアドレスや氏名などを登録して無料会員になれば、有料会員限定記事も月20本まで読める。

 有料会員は全記事を閲覧できる。朝夕刊に載った記事は通常のWeb記事同様、横書きで読めるほか、各記事が本紙のどこに載っているか確認できる機能や、新聞のレイアウトそのままに読めるなど機能を提供する。

 有料会員限定のパーソナライズサービス「My日経」も用意した。読んだ記事の履歴からおすすめ記事を表示したり、記事をクリッピングしたり、登録キーワードに関連する記事を自動収集するといった機能が使える。携帯電話向けサイトも、有料会員限定で提供する。

 過去記事の検索機能も。無料会員なら過去6カ月分の記事検索と見出し表示が可能。有料会員なら過去5年分の記事を検索でき、月25本まで本文も表示できる。

 専用iPhoneアプリなどは用意せず、スマートフォンで使いたい場合は当面はWebブラウザから閲覧してほしいとしているが、「オープン」を基本理念にしており、対応プラットフォームの拡充も進める。ユーザーニーズに応じて機能を追加していく方針。要望があれば、課金や購読の仕組みをほかの新聞社にも提供したいという。

●新聞不況に一石を 「良質なコンテンツはタダではない」

 新聞の発行部数が減り続け、2009年はネット広告が新聞広告を抜くなど、紙の新聞をめぐる状況は急速に悪化している。一方、新聞各社が提供している無料のWeb版は収益面で紙の新聞に遠く及ばず、業界に危機感が募っている。

 「良質なコンテンツはタダではない。本当に価値がある情報や機能には、それにふさわしい対価をいただきたい」——有料のWeb版を提供することで、「ネットの記事はタダ」という常識を覆し、新聞不況を脱する一石にしたい考えだ。

 「ネットに無料の情報があふれる中、情報が本物か、発信源はどこか、誰か事実を確認したのか、確かなものが分かりにくくなっている面もある。紙の新聞で培ってきた正しい報道や価値のある言論、ジャーナリズムを、PCや携帯電話などデジタル機器に親しんだ人にも提供するのが使命」(喜多社長)

 本紙とセットなら格安という価格設定の背景には、最大の収益源である本紙の読者をWeb版に流出させたくないという意図がある。「朝は朝刊、通勤時は携帯、会社ではPCで——といった形で、紙とあわせて購読してもらうことで、良さが一段と分かってもらえ、共存関係を作れると確信している。紙は最も重要な柱だが、それに続く柱に育てたい」

 NIKKEI NETは本紙記事の一部配信にとどまっていたが、有料Web版は本紙記事を全部読める上、本紙にない情報も得られる。本紙を購読するメリットが薄まり、紙離れが進む恐れもあるが、「紙は持ち運びが便利で一覧性がある」といった点でWebにはないメリットがあり、共存できるとみている。

 短期的な収益は追わず、じっくり育てていきたい考え。まずは無料会員50~100万人、有料会員30万人(日経発行部数の1割)を目指す。
「成功するまで5年、10年かかるかもしれないが、今スタートさせないと10年後の成功はないことは確かだ」


う~ん…

確かにっ!!!
実行あるのみっ!!

新聞離れな世の中で一石を投じたのは事実…
21世紀情報化社会だからこそっ!!
情報=価値

情報化社会って言われながら以前国民が受動的な風潮があるのは事実…

「信じるな!疑うな!確認しろ!」
世の中全ての出来事を鵜呑みにする事無く、まずは自分の目と耳で確認する事が大事っ!!


これからの世の中、何に価値が生まれるかホント分からないと思います…


しかし…
4000円はちっとばかし高いのは事実…
競合他社での価格競争起きないかな~