DEEP 106 解説用カンペ
解説中喋ることがなくなった時に見る用の個人的メモですが、これを読めばdeep106が1.05倍楽しめること間違いない!的なやーつ
今大会のみどころ
今日は第二試合から3ラウンド制という豪華さ。
試合数も全部で6試合とコンパクトでまるでブシロードがスポンサーについてた頃のknockoutばりに豪華な興行
個人的には第3試合の越智対関原がどうなるかが楽しみですね。
というのはストロー級から上げてきた越智、バンタム級から下げてきた関原。
元々交わることがないだろうと思われてた2人だけどお互い階級変更してから連勝と絶好調同士。
勝った方が5月8日に行われる神龍誠対藤田大和のタイトルに挑戦する可能性が高いのではないかと。
後は川名店長deep初登場ですかね
RIZINで2連敗、前戦も西川大和に負けて3連敗となりベルトを失うも修斗の前チャンピオンですからdeep対修斗の意味合いもあって団体対抗戦みたいな感じがしてwktkではありますね。
本人は「大原樹里の首を獲りにきた」とのことですが、大原樹里は暫定王者。世紀王者の武田さんのこと忘れないであげて。
そういえば統一戦はしないのだろうか。
大原も武田もRIZINに出てるけど出来そうだけど
あとはなんと言ってもメインの小見川道大引退試合ですかね。
小見川といえば戦極でLCデイビスに勝った時の「クソッタレ」ですかね
あれは13年前ですか
引退試合の相手はその当時のダイナマイトに出て「所選手は公園の水なんて飲まないですよね」でお馴染みの中村大介。
交わりそうで交わらなかった2人の最初で最後の一戦と
第1試合 フライ級 5分2R
ヒロヤ(トライフォース赤坂)
風我(フリー)
ヒロヤは前戦は去年12月のdeep105で日比野エビ中相手に1Rダウンを取られ寝技で攻められるも2Rは寝技を潰しパウンドで削ってマスト判定勝ち
その前は去年の10月のdeepでRYOGA相手にパンチ、蹴り、投げをバランス良く使い判定勝ち
対する風我は伊澤星花の弟で2021年DEEPフューチャーキングトーナメント・フライ級優勝者
前戦は去年11月のdeep 大阪大会で長屋正悟相手にギロチンを仕掛けつづけるも潰されてバックキープされ判定負け
前々戦は松丸息吹相手に寝技で漬け込み判定勝ち
試合を見て思ったのだが、彼はすぐ相手の首を抱えちゃうクセがあるみたい。
ギロチンの形には持っていけるものの最初から決めるつもりで形どっているわけではないから決まらず潰されるパターン多し。
お互い寝技に行きたいもの同士だけどヒロヤ相手に首抱えたらそのまま潰されて浸けられそうな気も
第2試合 フェザー級 5分3R
青井 人(BLOWS/修斗フェザー級世界10位)
木下尚祐[しょうすけ](和術慧舟會GODS)
修斗、RIZINから青井人deep初登場
前戦は去年6月のRIZIN29で白川ダークに判定負け。1,2R右のパンチと左右ローを何発も当てるも3R、白川のボディ攻めに苦しみ判定負け。ラウンドマストなら勝っていたかも
その前は20年8月のRIZINで朴光哲に判定勝ち。
丁寧にバックステップとピボットを使い続けるスタイルを続け、危なげなく勝利。
最先端スタイルを使い良い技術を持っているとは思うがミスが少ない分、思い切った動きがないので試合は単調
相手の木下は前戦は去年10月のdeep104で高橋辰也と対戦してお互い組みつかず打撃で打ち合い1Rにダウンを取られるなどスタンドの打ち合いでは高橋に分があったが、後半組みつきを使いだしテイクダウンにも成功して判定勝ち
その前は20年11月のZSTフェザー級王座挑戦者決定トーナメント準決勝で浜松ヤマトを投げでKO勝ち
お互い打撃が得意でスタンドで戦いたいもの同士だが、青井はとにかく打撃で行くタイプに対して木下は打撃メインで組みも混ぜるタイプなので試合展開を予想するとほぼスタンド勝負で時々木下が組付きに行くという感じだろうか
第3試合 フライ級 5分3R
越智晴雄(パラエストラ愛媛/元DEEPストロー級王者)
関原 翔(K-PLACE)
元ストロー級チャンピオンの越智登場
元ストロー級チャンピオンと言っても王座陥落以降フライ級に階級変更してやっているのだが
前戦はRIZINで曹竜也に判定勝ち
曹の消極性もあって消化不良の一戦だったがダウンも取り完勝
その前の2021年9月のdeep103では渋谷の寝技に苦しむもパウンドでなんとか判定勝ち
対する関原はバンタム級で戦っていたが2021年6月のdeep101からフライ級に階級変更
お互い前戦は去年の11月のRIZINでその前も同じdeep103で試合と同じで、お互いフライ級で連勝中と勝った方が5月8日に行われる神龍誠対藤田大和のタイトルに挑戦するdeep次期挑戦者決定戦的な意味合いも強いのかと
前戦はタッカーに判定勝ち。
投げでテイクダウンを取りパウンドでポイントを取るという内容。
印象的だったのが、試合後半、急に思い立ったのかお互い雄叫びを上げながら殴り合うも、疲れてしまいレフリーに「アグレッシブに」と注意されていたのが印象的でした
その前は鮎田相手に判定勝ち
決定打はなかったが積極的にテイクダウンに行き試合を作ったのが関原という内容
打撃なら越智、寝技なら関原って感じかなぁ
第4試合 ライト級 5分3R
川名TENCHO雄生(Y&K MMA ACADEMY/北海しゃぶしゃぶ湘南藤沢店/修斗ライト級世界3位・元王者)
石塚雄馬(AACC)
前修斗のチャンピオンの川名店長がDEEPに電撃参戦。
deep初参戦のはずだが、「DEEPファンです」の合言葉で飲み放題サービスを行うなど参戦前からすっかりディーパーの店長
敗れたものの西川戦ではテイクダウンを取るなど僅差の試合でした
特徴としては重いパンチですね
積極的にテイクダウンには行くんですけど、フィニッシュするとしたらパンチでのKOかと
対戦相手は10月に行われたDEEP104で大木良太にスプリット判定勝ちした石塚雄馬
この時は大木のネガティブ的な試合運びもあり攻防の少ない一戦になってしまったが
テイクダウンに行きたい石塚と離れて戦いたい大木って感じでした
逆にその前の鈴木戦では寝技を避ける試合運び。
相手によって試合展開を使い分ける器用なタイプかと思ったら後半はテイクダウンに行き塩漬けに
塩漬けでポイントを取るも二者が同点を付けマスト判定の僅差の判定負け
店長の勝ち=パンチでKO
石塚の勝ち=塩漬け判定かなぁ?
2人の試合映像を何回も見てたら気付いたんですけど、2人は顔が似ているんですよね。
だから佐伯さんもこのカード組んだのかな?と
第5試合 伊藤裕樹 VS 福田龍彌
前回のタイトルマッチで暫定王者の藤田大和に判定2対3と僅差の判定で敗れた伊藤。
前戦はライジンにて中村優作相手に最初にダウンを取られるもマウントからのパウンド連打でKO勝ち
対する福田は前回は正規王者の新龍に判定負け
新龍の寝技をしのいでパンチで勝負し続けるも終盤、左ローに左ストレートを合わせられ判定負け
その前が7月の平良達郎戦では平良にローを打ったところを捕まり三角締めでタップダウト
この福田という選手は面白く、相手がサウスポーだとサウスポー、相手がオーソドックスだとオーソドックスに構えるスイッチスタイル。普通スイッチの選手は逆で相手がサウスポーだとオーソドックスに構える選手が多いのだが、福田は逆。
と思ったらそれ以前の試合はほぼサウスポースタイル。
前田吉朗戦で余りにも相四つでのカーフが決まったので味をしめてスタイルチェンジしたか。最初の実験が平良とは大した度胸だが
ということで福田がどっち構えでくるかも見所かと(伊藤がサウスポーだから普通にサウスポーできそうだけど)
実は両者とも安谷屋智弘と対戦していて福田は2019年4月に寝技に苦しみ判定負け、伊藤は去年6月に同じくバックコントロールに苦しむも逆にバックを取りチョークで一本勝ち。
図式としては打撃で行きたい福田と寝技で行きたい伊藤という感じか
単純に安谷屋をものさしにすると伊藤有利な気もするが
第6試合 中村大介 VS 小見川道大
今大会のメインイベント。
小見川道大引退試合と。
小見川選手ももう46歳
MMAの試合自体も2019年以来2年半していない
(2020年5月のDJtaiki戦は大会が中止)
引退試合の相手を勤める中村選手も41歳と高齢対決と
同じ高齢とはいえ中村大介の方はここ最近の成績が3勝1敗でその一敗も判定4対1と非常に僅差だったことを考えると小見川不利な勝負かと
試合展開に関してはお互いパンチの打ち合いが好きなのでパンチの打ち合いから始まるのではないかと
小見川は前戦では毛利昭彦相手にパンチの打ち合いで削り勝ったが毛利と中村ではリーチもスピードも段違いなのでパンチの打ち合いを挑んだら毛利戦よりも苦戦するのではないかと。
小見川はリーチ差を埋めるために頭を振って距離を縮めてくるだろうが、そこは牛久を沈めた膝が待ってるかと
ノーガード戦法はリスクを大きく、長倉戦では長倉のパンチをほぼ被弾してカウンターを当てられたから勝ったものの、パンチディフェンスの穴はあると小見川も見ているだろう。
お互いあんまりディフェンスせず殴り合いをするタイプなので流血必須かと
中村大介といえば腕十字が有名だがそこは小見川はきっちり対処出来そう。
打撃決着の可能性が高いのではないかと
殴り合いしそう。#殴り合うおじさん2人