格闘技人気の復興を王国民の立場から考えてみた PART 2 | DJ.taikiオフィシャルブログ「非公式ブログ」Powered by Ameba

格闘技人気の復興を王国民の立場から考えてみた PART 2

ゴン格インタビューでも言いましたが、選手リタイヤ後にジム経営をしますかという質問に対して微妙だなという返答をしました。


理由としては日本の格闘技業界は着実にマーケットが減少している中で5年後に儲かっている気はするのですが10年後に儲かっている気はしないからです。


まぁ軍資金の問題も(儲け折半なら1000万円まで出せる)というお話もいただいたこともあるのですが1000万円でジムってできるもんなの?



ちょいちょい「いつか格闘技人気が復活する」「地上波が復活すればまた人気が戻る」

という希望というより願望を聞くのですが、確かに格闘技人気は復活するかもしれません。

だけどいきなり来年中とかは無理でしょうし、なにより今の業界は悪循環の繰り返しで人気があがるどころかどんどん人気の縮小に歯止めがかからない状態にあります。

悪循環というのは 人気が無い→多く手売りする選手を使う→手売りが多い選手はお客さんに見た目が怖そうな人が多い→格闘技会場がスラム街みたいな雰囲気に→一般のお客さんが来づらくなる→ますます手売り重視で選手を使う→


の繰り返しで本来ここにストップをかけなくてはならないのに目先の利益が必要ということで悪循環に歯止めがかかっていないのが今の現状。


まさに借金を返すために借金をしている状況。

今の格闘技業界を見ているとミナミの帝王を見ているような感じです。



もしかしたらプロモーターの人によっては「Aという選手を目当てに来て前座のBという選手がいい試合をしてそのAの知り合いの人がBを好きになったらBの試合目当てに来るかもしれない」

と言った幻想をえ抱いている人もいるかもしれないが

自分は今まで38戦プロの試合をしてきて俺の身内でそんな人は一人もいなかったし、俺の試合に来て格闘技が嫌いになった人はいても好きになった人はいなかった(もともと格闘技好きは別)

唯一あったのは俺の前座に出ていたLUIZのパンツに書かれていた文字がよかったと

過去に俺の身内で他の選手に触れたのはそれだけ


手売りのお客さんだと初めて格闘技会場に来たお客さんはオープニングからメインまで見て今日はすっごく面白かったと言うが二度と来ない。

逆に毎回来てくれる人は俺の試合が終わったらメインを待たずにすぐ帰る。

これが手売りの現状。


プロモーター側は選手が一枚のチケットを売るのにどれだけの手間があるかわかってるのかな?



一番安い席を1枚を売って得るバック500円のために横浜まで交通費片道1170円1時間21分+駅から歩く時間 往復で2340円 3時間位かけて試合前にチケットを渡しに行き試合後はまた挨拶に2340円3時間かけてお礼に行く。

計算したら大赤字になることに気づいた去年からは原則手渡しはしないようにしてきたが、ギャラがチケット払いの立ち技の選手に聞くと「そんなの当たり前ですよ」と言われてしまった。




あとは地上波復活にしたって視聴率がよかったのって曙対ボブサップぐらいで
MAXとDREAM末期の視聴率を考えると打ち切りになってもしゃーねぇわなって感じじゃなかったですか?(確か平均一桁だったような)

局からすれば数字の取れない番組は打ち切り程度の処遇なんでしょうけど。


格闘技ファンは「なんでTVでやんないのかな?面白いのに」と言いますが
WOWOW、GAORAにすら入らない程度のファンしかいない現状で数字を取るのは難しいかと



はい、ここからが本題


格闘技人気復興を王国民の視点で考えてみたPART 2


長年この業界に携わってくると悪い部分ばっかり見えてくるだが、格闘技のいい部分は?いい所はー?と考えてみると

礼儀正しいっぽいってとこかな?(武道とごっちゃになってる感あり)


近年地下格闘技やらドラッグやら暴力事件等でイメージダウンしている所もあるけどなんか格闘技をやると礼儀正しくなるみたいなイメージがあるようなないような。。。


ないとしても利益のためにはそういうイメージを作らないと



久しぶりに格闘技人気の復興を王国民の立場から真面目に考えてみた
http://ameblo.jp/djtaikinanamizuki/entry-11523730416.html

これの続きになるんで読んでもらってる前提で話を進めると


自分が手売りしてるお客さんからの情報を聞くとやっぱり格闘技はリピーターが少ないと

ゆかりんのライブはまた来たい!と思うのに対して格闘技はもう来たくないと思っちゃうと。

ゆかりんのライブ=会場の雰囲気良い 格闘技=会場の雰囲気悪い



自分が考えたのはパス入場者を使うと


今現在関係者パスで会場に入っている人が試合を観戦する時は通路から見たり勝手に空いている席に座って観戦など。


通路に柄の悪い人達がいたら「どいてください」って言いづらいし自分の席にいかにもって人がいたら「そこ自分の席なんですけど」って言いづらい。


思い起こせば10年以上前、自分がまだアマチュアの時にチケットを買って修斗に行った時。自分の席にエ○センさんが座っていてどれだけ「ここは自分の席だと言うべきか言わないべきか」と悩んだことか



なんてことがあるから最初っからパス入場者用の席を用意しちゃう。

それも客席に点々と混在させておく。



もちろんそこに座る選手はNOT茶髪&ガングロ そしてスーツ着用。


やることは基本的には普通に試合を見ていてくれればいいのだが、自分の身の回りにゴミが落ちていたら拾ってゴミ箱に捨てるとか、席がわからなそうな人がいたら案内するだとかマナーの悪いお客さんがいたら注意するとか、これはうざいと思う人もいると思うので微妙だけど、パンフレットを持ち歩いて周りのお客さんに解説してあげるとか(客によっては観戦仲間が欲しい人もいるので)←好みの選手の解説だったらお客さん喜ぶんじゃ?


要は良いお客さんになってもらうと。


近くに座っているお客さんが凄いマナーが良かったらお客さんもまた来たいと思うと思うので

つうかパス入場者はいかに格闘技の会場のお客さんはいい人ばっかりだと思わせるために努力する

これなら会場が関係者だらけでもイメージアップにつながるのではと

(やっぱスーツ着用は微妙だな 観客がスーツばっかりだとなんか怖いね、やっぱりオフィスカジュアルで)


そういうイメージ重視だと後楽園ホールは駄目だなぁ

あの階段の落書きはイメージダウン


FACEも歌舞伎町ってなんかねぇ


有明は普通。

JCBはいいんじゃない

武道館こそなんかいいイメージがあると思うんだけどなぁ 入学式卒業式的な感じで
武道館推奨 




王国民を見習うって意味ではコール本配るってのは?

パンフレットとは別に観戦についてのHOW TO漫画を花くまゆうさく先生に書いてもらって会場外で配るとか?




うーん思ったよりネタが無かったな。


このシリーズ次回はジャニヲタから学ぶ格闘技人気復興にするか

まずは誰かが俺にジャニーズのチケットくれるところからだな











マナーの良い人達