私がＴV東京でゴルフ番組を毎週土曜日の昼１２時から担当していた時に・・・・
ずっとご一緒させていただいていた
千葉・我孫子が生んだ「ゴルフの申し子」
林由朗さんが１月２日 亡くなった・・・・
「林プロとは」・・・・・
１９４９年日本プロ、５０年日本オープンなどで優勝し戦後のゴルフ界の隆盛を築いたプロゴルファー」の一人
青木功プロ、ジャンボ尾崎プロ、福嶋晃子プロら数多くのトッププロを育て指導者としても有名な
先生（私はそう呼ばせていただいていた）である。
私は番組で（吉川なよ子の爽やかゴルフ）内で・・・・
何度も「ラウンド」（ゴルフ）させていただき・・・・・
ドライバーからサンドウエッジまで・・・・
熱心に「レッスン」をしていただきました。
取り分け「バンカーｼｮｯﾄ」には時間を割いて指導していただきました。
クルマのトランクには撮影で着るセーターやパンツ、そして、それに合わせた
いろんな色のシューズが
１０足以上並べて整理されていた程の「おしゃれなプロゴルファー」でした。
「伊津野君・・・ゴルフは練習場に行って球を数多く打てば上手くなるスポーツじゃないからな！」
「きちんと正しいスイングとグリップそしてスタンスさえまず身体に覚えさせれば・・・」
「上達していくスポーツだから・・・」「まず基本が大事だよ」・・・・・
と言われたコトバが今も想いだされる。
本当にありがとうございました・・・・・
「林 由郎先生」
我孫子市の農家に生まれ、
１０歳の時に実家近くの我孫子ＧＣで日曜キャディーのアルバイトを始めて１６歳でプロ転向。
左脇にコインを挟んで打つ独特の練習方法で技術を磨き、１メートル６０、５８キロの小柄な体ながら、
４８年関東プロ、４９年日本プロなどで優勝。
故中村寅吉氏らと戦後のゴルフ界復興を担った。
５６年のカナダカップでは４位に入り国際舞台でも実績を残した林プロ。
また、我孫子ＧＣでは「練習場では意識して曲がる球を打て」と独自の理論で青木プロや鷹巣南雄プロ
海老原清治プロらを育て我孫子一門を確立させた。
さらに千葉・習志野ＣＣに移ってからは、プロ野球から転身したばかりのジャンボ尾崎氏を預かり
「野球界を見返してやれ」としったしながら大成させた。
バンカーショットの名手としても知られ、福嶋も小学４年の時から指導されていたプロである。
門下からは青木、ジャンボ、尾崎直道、飯合肇（日本ツアー）、海老原（欧州シニアツアー）、
福嶋（日本女子ツアー）と６人もの賞金王、女王を輩出した・・・「重鎮」である。
お別れの会は１月１０日「柏のセレモニーホール」でとりおこなわれる。