昨年から無償譲渡先を探していた広島県神石高原町の相続不動産、譲渡先への所有権移転登記完了しました。
無償として探していたのですが見つからず、結局こちらが残存物撤去費用などを数十万円負担することで引き受けていただくことになりました。
しかし、不動産は難しい・・・というより怖いです。
人気場所の物件であれば譲渡先も簡単に見つかるでしょうが、そうでない場合には、相続権をすべて放棄しないかぎり、固定資産税は発生するし、施設管理義務も子々孫々末代まで続いていきます。
今回の物件譲渡で「火災保険」だけでなく屋根瓦が落ちて通行中の方がケガをした等賠償責任が生じた場合に備える「施設賠償責任保険」などからも解放されました。
家族が幼い頃からお世話になった実家だけにお別れするのは本当に辛かったのですが、来月からは相続不動産の登記は義務化されます。
つまり名義書き換えをせず放置すると違法です。
あれやこれや考えると、今回譲渡できることになり我家にとっては幸せな結果になったと考えています。
とても勉強になりました。