精神病の方で、リストカットされる方いますよね。
私は抜毛（髪を抜くなど）してしまいます。
今日は統合失調症の私からみた自傷癖について語りたいと思います。
なぜ自傷行為をするのかというと
簡単に言えば『薬で抑えきれていない症状を、
自分なりに抑え込む方法』としてやっています。
自分の心に生じた異変を「どうしたらいいのどうしたらいいの」と
悩んでやってしまうことも有ります。
希死念慮などもそうです。
こんなときは薬でなんとかするというのが定番ですが
それ以外のアプローチの仕方として、
病気について詳しく書かれた本を読んで理解する。のがなかなか効果的です。
統合失調症になりたての方の多くは病識がなく、
病人ではないのに薬を飲ませれている、
あるいは、うまくいかないことが多く気が沈んでいる。状態だと思います。
まずは自分が統合失調症であることを受け入れること。
これがとても難しく、最も重要なこと。
今は陰性症状が出ていて眠ってばかりになっているだけで、
私が怠けたくて怠けているのではない。
今は思考障害が起きていて、物事が覚えずらくなっているだけで、
もともと馬鹿ではないし、やる気がないわけでもない。
サボっているわけじゃない、と自分を認めてあげること。
自分自身を少しでも正しく認識できるようになるだけで
生きやすさが変わってくると思います。
また、やることできることがかなり制限されてしまう療養生活では
日常に変化があまりありません。
人付き合いも減ってしまい、それらがストレスとなることも有ります。
そのストレスが症状へとつながってしまい、
自傷行為をするということも深層心理あるのかもしれません。
なかなか外出できなくても月に一度は病院帰りに美容室へ行ってみるとか、
普段していなくても気分転換に
ネイルサロンに行ってみるのもいいかもしれません。
外見の変化が一番自傷行為の改善に効くと私は思います。
みなさんはどうでしょうか？？