団塊世代向け、上質ゆったりジーンズが主流に!?
ジーンズ「団塊世代」取り込む
2007年3月19日 (月曜日)
三備では良質デニム追求
団塊世代もはきたくなるような、ゆったりとしたジーンズカジュアルパンツが、団塊リタイヤが始まった今シーズン向けから目立ち始めた。
なかでもデニム、ジーンズ産地、岡山に拠点を構えるジーンズNBやオリジナルブランドを新しく開発、アダルト世代に向けた新戦略をとるOEM(相手先ブランドによる生産)企業やテキスタイルコンバーターは「高額品になっても良質なカジュアルパンツにニーズがある」とコスト無視のモノ作りに自信満々だ。
ビッグジョン(岡山県倉敷市)は団塊世代をカバーできるブランド「ウォルボ」を長年発売してきた。当初は買い求めやすい価格帯だったが今シーズンから8000~1万円とややリッチなゾーンを意識、チノクロスパンツを中心に専門店での販売を強めている。
OEMが主のニイヨンイチ(同)は関連会社のウイン&サンズでオーダージーンズに特化、団塊世代をこれから取り込む。すべてオーダーが利くスペシャルほかセミ、フルオーダージーンズを手掛ける。価格は4万、5万円中心になる。
ジーンズ販売の藍布屋は「桃太郎ジーンズ」で“07年問題”を意識したパンツも手掛けた。スタート年の今年に入ってからすでに順調に販売本数を伸ばしている。
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