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大手カジュアルチェーン店/1月は1ケタ%の伸びに

= 大手カジュアルチェーン店/1月は1ケタ%の伸びに =
2007年2月19日 (月曜日)


 さわやかなパンツファッションの似合うシーズン、春本番をいよいよ迎える。しかし相変わらずの不安定な天候。カジュアルショップへの客足は鈍い。各店とも “ジャストタイミング商品”の品ぞろえで臨んだものの、1月の既存店売上高は前年同月比で1ケタ%の伸びにとどまり、中には減収に陥った企業もある。春物商戦に突入する2月の数字に期待したいところだが、今月も天候がすべてを左右しそうな感触だ。


天候不順”逆手に商品投入


 「天候に支配されない商品企画」。そんな戦略が急がれるなか、春物商戦本番の3~4月の店頭を飾るため、スキニーに続いてバギーパンツを数百万本単位で生産、販売する準備を進めている一部大手カジュアルチェーン店が、ジーンズカジュアル業界で今、話題になっている。タイミングのいい商品の打ち出しが、カジュアルチェーン店存続のカギとなってきた。


 大手カジュアルチェーン店の1月度既存店売上高実績を見ると、やはり天候と売れる商品企画の中身がポイントになる。コックス、ジーンズメイト、タカキューを除き、5社が前年同月を上回ったが、伸びは1ケタ%にとどまった。2ケタ%の伸びの“常連”だったポイントもあと一歩届かなかった。不安定な天候が客数、売上高ともに抑え付けている。相変わらず不安定な天候続きは、2月実績も1月同様の結果となることが予想される。


 そんな中でもジャストタイミングの商品を抱える店はなんとか“白星”で1月度を乗り切った。ユニクロは暖かいようであれば脱いで手に抱え、軽くセーター一枚でスタイルを決められるパーカーのキャンペーンを打ち、前年を上回る売り上げを確保。事前の販促効果で客数も伸びた。


 「先月に続き高温だったが、年明け以降スタートした各種セールが奏功し、梅春商品への切り替えもスムーズに進んだ」という全国358店舗を有する製造小売業ポイントは、メンズでカーゴパンツやロングスリーブのプリントTシャツを前面に打ち出した。それにレイヤードのプルオーバーやウールPコート、ナイロンダウンジャケットなどが寒暖の谷間で売れた。


 マックハウスやライトオンなど若者に人気のカジュアルチェーン店では客数が微増あるいは減るなど「厳しい冬物販売」を強いられたが、独自の仕掛け商品で前年実績をクリア、春に向けても様々な仕掛けを検討中だ。


 マックハウスはメンズインナーとボトムスの販売がかなり進み、既存店・全店ともに前年を上回った。ライトオンはネルのチェックシャツに引き続きダウンジャケットの販売が好調だった。メンズ以外、レディースのカジュアルアイテムも売り上げを大きく左右するカジュアルチェーン店。1月、2月前半にかけて春物が動き始めている。ショップ情報によれば細身のデニム、綿パンツに加えてストレート系ボトムスとショートパンツ購入者が目立つという。春はやはりパンツファッションから始まる。


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