伝説のチャリティー・プロジェクトBAND AIDが20年ぶりに実現!
1984年にボブ・ゲルドフの呼びかけにより UKポップ・ミュージック界のトップ・アーティストが集結、BAND AID 名義にてリリースされた言わずもがなのチャリティー・ソング。
このポップ・ミュージック史に残る一大プロジェクトとなったBAND AIDがオリジナル・レコーディングから2004年で20年となることから付けられた BAND AID 20によるニュー・レコーディングで復活した。
このニュース自体は忘れていたが、久しぶりにタワーレコードで CD を物色したついでにシングルを購入してみて、早速一聴してみる。私が、やはり長い時間付き合ってきた、思い入れのある分、オリジナルバージョンに軍配があがってしまう。そして、20年と言う月日は意外に長く、歴史を改めて感じてしまった。勿論、オリジナルはレコードだったが、その当時の小遣いの中で購入し、歌詞も友人と覚えたものだ。
今では活動していない人もいるオリジナルの BANDAID のビデオクリップも月日を感じさせる記録である。Paul Young、Phil Collins、Bono、George Micheal、Duran Duran、Boy George(Culture Club)、Style Counsilなどなど、きっと今回集まったアーチスト達の何人かはオリジナルのビデオを見てときめいていたに違いない。
ある意味、ただのクリスマスソングになり下がってしまった感が強かったオリジナルバージョンが、今回のBAND AID 20によって、多くの人の眼が、そして耳に留まったと思う。かく言う私もその一人だ。何のために作り、その意思に何のために同意したのか。ほぼ、このシングルとクロスマーケットとなりうる『Live Aid』DVD(※)もリリースされ、一向に改善されない難民救済を振り返る機会を多くの人が得ている。
さてアメリカのアーチストたちはどうでるか?まさか何もやらないということはあるまい。
レコーディングは2004年11月14日にロンドンの Air Studio で行われ、現在活動している UKアーチストが 50あまり集まったらしい。
前回同様、収入はすべて The Band Aid Trust に送られる。The Band Aid Trust の目的は、スーダンのダルフール州における人道的危機に対する救済基金を募り、飢饉の犠牲者を助けることである。
※『LIVE AID』は1985年7月13日にロンドンのウェンブリー・アリーナ、フィラデルフィアの JFKスタジアムの英米2会場を生中継で結び同時開催されたもの。
丁度、1985年の春にアメリカのアーチストを中心に『We Are The World』がヒットしただけにタイムリーなイベントだった。
ポール・マッカートニー、ミック・ジャガー、U2、マドンナ、 クイーン、フィル・コリンズ、デヴィッド・ボウイ、スタイル・カウンシル、エリック・クラプトン、ザ・フー、ビーチ・ボーイズ、 ダリル・ホール&ジョン・オーツ、 ウルトラ・ヴォックスなどなど……当時のポップス界を象徴するかのような超豪華メンバーが参加。
ロンドンはダイアナ妃&チャールズ皇太子列席のもと開催され、最後は『Do They Know It's Christmas?』で締め、フィラデルフィアは USA FOR AFRICA の『We Are The World』でラストを迎えるという怒濤の展開、およそ8時間約100曲にわたるイベント映像が4枚のDVDに収録されているらしい。