皆さんこんにちは!モータージャーナリストのDJマイケルです。

HONDAのCR-Zですよぉ☆


DJマイケルが世界を席捲する日☆

HONDAが『グリーンマシーン・プロジェクト3号!』って言って気合を入れて投入した新兵器がコレです。

でも、、果たして1号と2号は何でしょ???と。。


1号:インサイト(初代)

2号:シビック・ハイブリッド


らしいです。

まぁ、、この辺のイメージ戦略というか、、こういったところがチョットお粗末なのが

HONDAの弱点というか、残念なところです。


TOYOTAだったら、たとえばハイブリッドシステムがあったら、、

『THS-Ⅱ』の名のもとに、、

トヨタ独自のハイブリッドシステムだの、、

他社とは決定的に違う高効率ハイブリッドシステムだの、、

HONDAのハイブリッドシステムとは雲泥の差があるだの…


他社をけなしてでも、徹底して言いますからね…

まぁ、、そのイメージ戦略の良し悪しはこの際置いておいてもですね…


逆にHONDAのイメージ戦略はまだまだかなぁ…と正直思います。。



が、、、、


満を持して登場してきたこの【CR-Z】は現在売れに売れているようです。

当初、月販売目標1,000台に対して8,000台!!と。。


すごいじゃないですか…



しかも、営業マンの方に色々とお話を伺ってみたところ

『いままで運転にさほど興味のない方がドライブ好きになった』

『運転が楽しいという声を聞く』などというお話が出ました。



ほぉほぉ…



ということで、、昨今は何かと

『ハイブリッド』やら

『エコカー』やらでなければ、ダメと言わんばかりの状況の中で…



ややもすると、その燃費達成のために【減速お仕置きモード】のような

クルマも存在する中…このCR-Zの走りとはどれほどのものなのかと、、

試乗に出かけてみました。


といっても、、実は発売されたスグの頃、一回試乗に行ったのですが、短距離の試乗でもあり、

非常に気に食わなかったんです。。

そこで、今回は、前回よりも少し長めの試乗機会を得て…このCR-Zをインプレしてみましょう!!


まず…乗り込んで目に入るのは、、そうですよね。

インパネです。これがまた、、きれいなんですゎ。。


回転計を主軸に、中央に速度が浮かび上がるような設計。

実にシックであり、見やすくなおかつHONDAらしい遊び心に満ちたデザインです。


DJマイケルが世界を席捲する日☆

この、、回転計の周囲のブルーの照明が…スポーツモードになると赤く浮かびあがるんです。

(クラウン・ハイブリッドなんかと一緒です)

この辺の演出は実にうれしいですね☆乗るたびに目に触れる部分ですから、こういったところにこだわりがあると、日常を華やかに彩ってくれます(笑)


さて、、肝心の走りの方のインプレッションにいってみましょうか☆

まずは簡単に車両の説明を受けますが、何も特殊な操作は必要ありません。

ハイブリッドだからといって、もちろん変な操作や儀式もありません。

運転免許さえもっていれば大丈夫です。



なんですが…基本の基本【シートベルトの装着】を怠ってはいけません。

運転の基本はシートベルトから、、

なのに、、このクルマ…シートベルトが締めにくい(涙)


具体的にいうと、、運転席からの位置関係でいうと…かなり後ろにあるんです。

普通に肩の後ろに手を伸ばせば届く…と、、届かない(汗)

これは問題アリですね。

一般的な4ドア車の場合…センターピラーまでの距離の関係で届きやすいので問題ありませんが、

このクルマは2ドアのため、、非常に遠いんですね。。


これは…やはり運転の回数シートベルトに手を伸ばすワケですから、、

早急に改善して欲しいものです。

あるいは、、欧州メーカー車のように、シートにビルトインしているタイプへの変更が望まれますね。

アレはかっこいいですし、装着感。ひいては安全性の向上にも繋がるので…

こういったトコロはスグに改善を期待します。


もちろん、、高い設計思想に基づいて、ユーザーの要求に対してメーカーが『うちの設計思想はこうです』

と言い切れるほどのモノであるならイイんですが、

やはり、こういった安全に直接かかわるところは…即改善です。


駐車場内から公道上に出ます。

走り出しの瞬間から『あ!ナンかいかにも運動性能の高そうなタイヤ履いてますね!』と言っちゃいました。

そうなんです。

燃費重視の至上命題のもと、、昨今は何かと転がり抵抗の少ないタイヤ(いわゆるエコタイヤ)の装着が言われています。

ですが、、このCR-Zは走りを売りにしている車です。

やはり、ハイグリップタイヤあるいは、ドライビングプレジャー指向のタイヤが絶対でしょー!!


ここは思ったとおりの、しかし嫌味のナイ(ごつごつ感とか)レベルの高いタイヤを履いていました。

確かに、コレならドライブが楽しくなります。

最近は本当にエコタイヤばっかりで…まぁ、それも良いんですが…

やはり、タイヤ本来の『走る・曲がる・とまる』性能の高いタイヤというのは、すごく良いです。


試乗後に調べたのですが、タイヤの空気圧の問題もけっこう効いてるように思われます。


インサイトはタイヤの指定空気圧は前後230kPa。

対するCR-Zは前が210kPaで後が200kPa。

特にリアの空気圧の違いが大きく、「CR-Z」のほうがコシが効き、しっとり落ち着く傾向にあるようです。


そうそう!!!!


なぜか日本人は空気圧に対する認識が低いんですが…基本的なことであり、そしてスっゴく重要ですからね…タイヤの適正空気圧!!皆さんも気にしてください!!!!


そんなこんなで、走行中も色々なことを試しましたが…このCR-Z。


全開加速も、ブレーキタッチの確認も色々やりました。


エンジンの音はさすがHONDA!!(笑)

なんというか、、鼻を一気にかんだような勢いのある4気筒サウンド!

典型的4気筒サウンドは逆に今では新しいかもw

静かなクルマばっかりに乗ってきた今の若い連中はビックリするかもw

キッチリパワーバンドをキープするCVTもさすが(笑)

こりゃぁ痛快ですwパワーモードでの全開は笑いが出ますw



同じようなところをグルグル回ってみたりw

試乗の機会を与えてくださり、同乗いただいたM氏には、本当に感謝です。




総評すると…このクルマは誰もがビックリするほど良くて、誰にでもオススメできるクルマじゃぁありません(ごめんなさい)

リアシートも一応ついてますが、、本当にアメリカの保険適用のために苦肉の策でつけた感が否めない緊急用とでもいうべきシートでしたが…むしろ普段は、折りたたんじゃいましょう!!


そして、3モード制(ECO・スタンダード・スポーツ)が必要なのかも若干疑問です。

結論からいってスポーツモードにしたからって、極端に過激なクルマになるわけでは決してなく…

エコと、スタンダードも、、よ~く注意を払って『あぁ、、違う…かな?』という程度。

ですが、、まぁ、市場にうって出るにはコレくらいは必要かなぁ…という感じでしょうか。



むしろ『2リッター級の加速』云々よりも、、そもそもの素性の良いシャシーにあやかって、気持ちよく走るのが良いかと思いました。

僕が提唱しているとおり、スポーツカーは交差点でも気持ちよく曲がれるのがスポーツカーであり、

長距離で疲れるようなクルマはスポーツカーにふさわしくないと思います。


基本さえ、シッカリしていれば、その上に来るものがどんなタイプのものであっても、

もとの良さという物は生きるんだと思います。



そう、、その感覚こそ…このCR-Zの素性というか、

良いシャシーに良いタイヤを履いて、しっかりしたワク(ボディ)が乗っていれば…

飛ばしたり、振り回したりしなくても…そのクルマの良さというものがわかるというか、、

そういった良さが、今回【ECOモードのスポーツカー】を体感してみて感じられた部分でした。


格好自体は四肢を踏ん張って低い姿勢で獲物を狙うような出で立ちなので、文句なくカッコイイと思います。

常に目を三角形にトガらせて飛ばしたりしないけど、ある程度スポーツカー的なものが好きで、一人かせいぜい二人しか乗らないよ。っていう人にはピッタリだと思います。


いまの税制、補助金などの兼ね合いからいっても、非常に満足の高い買い物になると思いますょ。



まぁ、、まだまだ詰めの甘さがあるトコロはHONDA車らしいですが、、逆に豊富なオプションを選んだりしながら…色々なカタチでカーライフを楽しくさせるのもメーカーの役目だとすると、逆にそういう部分もクルマ作りの役目かなぁと。

個人的にはもう少しシートにお金をかけてシートベルトがビルトインされている物(メルセデスのSL風)になっていれば、更に良いかなと。

はっきり言ってドアが大きいので(2ドアだから当たり前)シートベルトの取り付けに何らかの工夫が欲しい。

それこそ、ドアを閉めるとモーターでシートベルトが…うぃ~ん!とか飛び出してくるようにするとかw

ハイブリッドカーという未来志向のクルマなんだから、そのくらいのギミックがあっても面白いんじゃないかなぁ~っと。。



まだまだ良くなる余地がありそうなCR-Zにはエールの意味も込めて拍手!

しかし、現状に甘んじると…厳しいかもデス。


こーんな感じかなぁ。