健常者のほとんどは障害者とたいして変わらない。知的な能力という結果だけを見れば、障害があった頃の私と同じか、下手すればそれ以下だ。だから私には障害が治って、ほとんどの人間が発達障害に見えたのには必然がある。日本人のほとんどは実質的には障害者である。あまりに学校の勉強も、他の様々な能力の訓練を軽んじてきたから、このような結果になった。つまり日本のリベラル戦後教育は、完全に現実社会への敗北であった。