あぶくに、濡れ手 | 待ってたら季節はかわる

待ってたら季節はかわる

自作詩、愚痴、諦め、黄昏
言い訳、弁解、言い逃れ

ぱっと、降って

しれっと、照らす

それがぼくの内側で外側で中核で

知らぬ勝手な側面で

夢に現な表面で

沸き立ち揺れる

感情、だとか

思考、だとか

そんなもので結構で

そんなもので痴れていて


経験則など有り余るとはどの口で

いかほどどれほど叩いた頭蓋で

吹いて飛ぶほどぺらぺらで

詰って笑むほどふわふわで

明後日向いたら堕ちるほど

ありゃしないのがそれほどで

なきゃと啼いたら如何ほどで


だからぼくは息を呑む

そっから先にはなんでもなんにも

理なんて知らないで

ないないないとコメカミ、

指突き付けて

また、ハズレ、なんて

そも銃爪引いてる有り体で


撃ち抜いたら

微笑って嘲笑ってくんなまし


それ故の絶望と

それ迄の欲望と

照らせ、積んでけ、月の足元

雨雲ならかくれんぼかくしんぼ

はては、はては


あなたの命ずるものならば

如何様にもこの目を潰そう


そんで、そんなら


あなたさまへのアイ、を讃えて

もう眠るから…

もう堕ちるから…

もう、虚ろに、果てて、

あなたにこそ永久なれ、と…

鳴いてみる、から…