犯罪予備軍 | 待ってたら季節はかわる

待ってたら季節はかわる

自作詩、愚痴、諦め、黄昏
言い訳、弁解、言い逃れ

どうでもいいなんて言いながら
なにかに巻き込まれることはごめんだって思ってる
事件の当事者になんて
なりたくないし
なるなんて思ってないし
でも
確かにそこにある危険が
手ぐすねひいている
なんに対しての安寧なのか
覆してまで欲しいものなのか
わからないけど
ただちょっと乱したかった
狂わせたかった
好奇心が恐怖を食い殺し
いつかぼくも食いちぎられるだろう
明日の夕方のニュースに
数瞬とりあげられるような
そんな、そんな…

この手に
きみじゃない誰かを抱いて
きみの唇に重ねた唇を
誰かの身体に這わせて
知らない甘い声で果てるだろう
きみには詮無きことさ
きみにはどうともないことさ
だから
きみには会わない
きみには会えない
きみを汚したくないから
きみを悪者にしたくないから
きみが
きみだけなのに…、ぼくは…

愛してるのは、きみ、だけ、だよ…