私が行きたかっただけって話もある

今年の夏は小きーぽんと旅をしている。

生後７ヶ月の息子・・・今どこに行っても将来覚えてないんだろうな・・・とは思うが、

それでも彼の潜在意識に残るものはなんだろう？と考え、

「でかいし、ブァーっと出てるし、なんか印象に残りそう」という結論に達し、

黒部ダムに行ってみた。

黒部ダムＨＰ→http://www.kurobe-dam.com/

車、電車を乗り継ぎながら、

ダムに着いたら着いたで階段を登り、

更に登り、

やっと辿り着いた。

日本を代表するダム。

工事中の殉職者が１７１人にも及び、いかに苦難を極めたかが分かるダム。

息子よ！

自然と人工のコラボを見るがいい！

寝てる。。。。

そう、必死に階段を上がってきてる中、揺れが心地よかったようで抱っこ紐の中で寝てしまった。

ダムはダムでもアムステルダムだったら叩き起こして観光させるが、今回は寝ても仕方がないかな。。。

ここに来るまでに、幾つかの顔出しパネルに息子をハメてきた。

通りすがりの長野で。

黒部渓谷鉄道付近で。

宇奈月温泉・平和観音パネルで。

１パネルにつき、１０カット以上は写真を撮ってる。

まぁ、、、疲れるわな。

３枚目に至っては、パネル見た瞬間にため息ついたように思えた。

仕方ない、寝かせとこうか・・・と思った矢先、起き出した。

「ここどこ？！うわっ。高低差あって耳キーンてなるわ！

どうすんのこれ？え？ツバ飲み込むとか分かんねーし！」

と言わんばかりのギャン泣き。

ダムは1400ｍくらい高いとこにありますからねぇ・・・。

起きてたら授乳しながらとか耳抜きの方法あったんですどねぇ・・・。

これを「ダムから脱出したい」という彼なりの「脱ダム宣言」と捉え（本来と意味違うだろうけど）

黒部ダムを後にした。

また大きくなったら来よう。

そういえば、脱ダム宣言とポツダム宣言て響き似てるよね。