ゴルゴ13・第58739話~後編
※一応、前編からお読みくださいっ。
これは早めに行動に移さなければ。。。
ジョークが舞台に上がっている間に、準備をするしかない。
私がジョークのそばにいたのは、今日のこの日のためだ。今年のR-1準決勝でヤツのネタを見た時に殺るしかないと直感した。ヤツさえいなければ・・・もしかして・・・もしかして・・・・私が準決勝まで勝ち進んだかもしれないのだ。逆恨みだとうヤツは何とでも言え。
ジョークの口癖は「オレの後ろに立つな!」だ。
それを唯一許してもらうまでに私はジョークの信頼を得たのだ。
それがどんなに大変だったことか。
女性の武器を最大限に使ったのだ。それ以上は言葉にしなくても分かるだろう。
邪魔するヤツは全員始末する。
まずい。邪魔するやつが多くてもうジョークのステージが終わってしまった・・・。
バーモント秀樹が「やっぱりカレーはバーモントカレーだよね」と命乞いするからだ。
バーモント秀樹
「やっぱりカレーはバーモントカ・・・」
バンっ!!!!!
ふっ、最後まで言わせねーよ。
まずい。
そそくさとジョークがネタの小道具を片付け始めている。
今だ!!!
ふふ。油断していたな。一流スナイパーともあろうお前が。
最後に何か言いたい事はないか?
「やっぱりカレーはバーモントカレーだよね」
・・・・・ジョーク・・・。
もしかして、さっきの私とバー秀とのやり取りを聞いていたのか?
「バー秀さんの代わりにオレが最後まで言わせてもらった。撃つなら撃て」
ジョーク・・・・そんなに優しい人だったの・・・・。ゴメンあたし・・・知らなかった。
「おまえがオレを狙っているのは知っていた」
「来年のR-1、これからお互い頑張っていこうぜ」
最後の言葉はリアルに戴いた。
あたし・・・・こんな優しい人を撃とうとしていたんだ・・・。
今更になって、バーモント秀樹さんとの想い出が胸に去来する。
チョコをくれたバー秀さん。オレが暑がりで、クーラーガンガンでごめんねと謝ってくれたバー秀さん。
私は・・・・間違っていた。
ジョーク
「気づいたのならいい。これからもよろしくな。ただ、シャーク・きーぽんの名は捨てろ。これからはDJきーぽんだ。そして、オレの後ろにもう立つな」
この男の名は、ジョーク・東郷という。
(完結)
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