やっぱ、誰かと観たかった。
はいはいはいはい、
前々のブログでいかに三国志を愛してやまないかを公表したきーぽんさんが通りますよー。
えー、やっと観ました。【レッドクリフ パート1】
(以下、これから観ようと思っている方は自己責任でお読みください)
まずレッドクリフとは赤い崖という意。三国志では有名な「赤壁の戦い」を映画にしようということ。
ちなみに赤い壁で、崖じゃないじゃないか!という方の為に説明すると、赤壁と呼ばれているだけで、実際は赤い崖です。
確かに・・・赤壁の戦いやってなかったね~。
率直な感想としては、エンターテインメント作品としては2時間半観れました。大作でしたねー。
正史も三国志演義も入っていたが、大衆向けにするにはある程度の脚色は仕方ないし、そもそも時間が足らない。三国志を知らない人には楽しめる映画だったのではなかろうか。まぁ、私も色々と楽しんだ。
ここで、正史と三国志演義について言及しておこう。
正史・・・陳寿が書いた歴史書。(簡単に言うとね)
三国志演義と・・・明の時代に書かれた、三国志の歴史小説(三国時代から1000年以上も先。歴史書を脚色している)
映画は三国志演義を軸にしてるだけあって、演義のスパイスは強めでしたね。
日本では三国志演義の方が「三国志」として広まっている感がある。ゲームでもそうだし、日本の小説家が書くのもそう。
本来正史では、赤壁は呉の周瑜の戦さ。
でも映画の中に蜀軍団をどこかで出さなきゃ、私みたいな三国志演義好きが物足りなさを感じるだろう。
曹操が悪役に徹しているが、これも演義のキャラクター。
でも呉に残っている歴史書(詩)でも、曹操の悪口ばかり書かれているのもあったようだから、呉にしてみれば「侵略者」として悪役だけど。
悪口が2000年も残ってるって、逆に曹操可哀想だよね。
かと思えば、演義に乗っ取ってないところもある。ワザとなのかそうでないのかジョン・ウー監督に聞いてみるしかないんだけど。
まだまだ言いたい事は沢山ある。
ここでコレ入れなきゃ孔明の凄さ伝わんないから仕方ないかーとか、正史と演義のバランスが難しいなーとか。
あの濡れ場はいらないだろー、アクションシーン3分削ろうよー、その分違うシーン入れろよーとか。
でもまだパート1しか観てないくせに、あーだこーだ言うのは無しだよね。ごめんごめん、ジョン・ウーさん。
自分だって1分間のネタ見ただけで、それで10分のネタも判断されたら「ちょ、ちょ、ちょっと待って!」と思うもの。ジョン・ウーも芸人ならそういう気分になるよね。
それは希望の方と語ることにして、
ただこれはちょっと・・・と思うのは、レッドクリフの宣伝文句が【三国志の完全映画化】というやつ。
以前から思ってたけど、あの三国時代をたった数時間で完全映画化なんて無理だよ。まずレッドクリフって言っちゃてるもの。赤壁だけで完全はないでしょ。呂布も董卓も出てこないのに。
パート2観てもそれは変わらないと思う。
なんで、勝手にちょっとかえてみる。
【三国志の(話を)完全(に知らない人達のために)映画化】
うーん。長くなったな。もしくは、
【三国志の完全映画か?】
よし、パート2はこれで行こう!
ジョンよろしく。
ちなみにパート2は予定通り映画館で観るつもり。
一緒に観に行って、終了後に私の熱い語りを5時間くらい聞いてくれる人、募集中。