ちぇい! | 冬獅郎のキャンタマBlog☆略してキャンブロ

ちぇい!

おはようございます
あーしろこーしろとーしろーです。

今回はちょっと真面目な話。
前にも書いたんだけど
うちのキャストに
読んで欲しくてupしますー。


「あなたたちはおいしいケーキを知らない」



中一の時担任の森山先生に
言われた言葉。
グルメな話を始めようと
してるわけではない。
でも今からするのは大事な話。
当時から何年たった今も
というか時を経た
今こそよりずっしりと
心に響くエピソードである。
そしてそれを
思い起こさせるようなことが
最近多いので
ここに書いてみることにする。



その日俺たちは
合唱コンクールの
練習をしていた。
放課後の自主練だ。
俺のクラスはお世辞にも
合唱が上手とは言えなかった。
そしてそれがわかっていたから
いつでも投げやりな
練習態度だった。
へらへらとふざけ合い
担任に注意されると
より調子に乗って
おちゃらけて見せる。
いつの時代も中学一年生は
猿のようだ。



しかし何度も
練習を繰り返すうちに
それなりにはなってくる。
そしてそれなりになってきた頃に
周りに同じ思いが広がる。
「こんなもんじゃん?」
「まぁまぁやった」
俺たちは疲れていた。
もともと気の進まない事に
これだけの時間を割いたのだ。
もう帰りたいよ先生。
こんなもんでいいんじゃない?



その時担任はの言葉を放った。
「あなたたちは
おいしいケーキを知らない!」
実に味わい深いスピーチだった。
「あなたたちが食べてるケーキは
本当においしいケーキ?
今食べてるケーキが
一番おいしいって
なんで言い切れるの?
あなたたちは
今食べてるケーキで満足してる。
でもそしたら今のケーキ以上の
ケーキを知ることはないのよ。」



「隣町まで行けば
もっとおいしいケーキが
あるかも知れない。
それを知ろうともせず満足してる。
でも上質なものは
触れて味わってみないと
わからないわよ。
そして本当においしいケーキに
出会った時に思うのよ。
今まで食べてたケーキは
なんだったんだ?って。
先生はあなたたちに
おいしいケーキを知ってほしい。」



簡単な例え話。
でもわけわかってない
13の俺の心にも確かに響いた。
森山先生は現状に満足するな
向上心を持てと
言いたかったのだ。
よりよいものを知って己を知り
分をわきまえろと。
そこで満足したらそこまで。
でも上質なものに触れて
意識を高く持っていれば
可能性は無限に広がる。
俺は君は何にだってなれる。
っていい話。



俺が今日この話を
したくなったのは理由があって
ズバリ俺含めた先輩陣
さぼってねーかと。
もちろん何人か例外はあると思う。
小さな町の
小さなコミュニティの
限られたメンツの中で
誰が物事の善し悪しを
新人に教えるのか。
先輩だろ?
基本的な礼儀
夜の街のルール
仕事の楽しみ方
酒の飲み方。
先輩が後輩に教えるんだろ。



じゃなきゃ誰が教えんのよ。
いつまでも内勤や役職に
頼ってちゃいけない。
尽きっきりにはなれないから
普段の俺たちが試されてるんだよ。



俺らがさぼった分
新人の感性が鈍る。
上質を知らない子たちは
それが最高の状態だと思って
生きていくんだ。
おいしいケーキを知らない子が
手の届くケーキを
食べているうちにケーキ自体に
飽きてしまったら
どうしてくれる。
ケーキってこんなもんでしょ?
飽きちゃった。
おい、どーしてくれる!
ケーキってもっと
おいしいもんだぞ?



新人にはいいものを
知ってほしい。
だから俺達はいいものを
新しい子に教えてやろうよ。
キャリアがある分試されてんだよ。
いいものを知ってるんだったら
なんでこの現状?
みたいの多いよ最近。
しかも改善しようとする
気概も感じられない。
てきとーエバれて
てきとー若い衆の前で
いいかっこできて
てきとー儲かって
てきとーオンナ食えて
って見えてたらまずいだろオイ。


俺達は育てるという事を
知らなきゃいけない。
新人より俺らから先に親になる。
いずれ新人もまっさらな人間に
人生を教えてやんなきゃ
いけなくなんだよ。
しっかりしろよ。
第一育てるってことは喜びだぞ多分。






苦しい時期だよ。
みんなそう。
でも俺たちが
投げやりになっちゃ元も子もない。
希望がねーよ。
育てようよ。育てた子が
俺たちを後から救ってくれるよ。
うちの店からスター出そうよ。
そんでそいつに感謝されようよ。
「全部あの人に教わったんです!
ありがとうございます!」
そんな報われる事はないんじゃねーの?



俺たちは人間は教わって
理解したら今度は教えるんだ。
今いる場所の周りを見渡して
後輩ばっかだったら
それは君の番なんだよ。
振り絞れ。
知ってる事を振り絞って
教えてやれ。
答えられない事があったら
知る努力をしろ。
年が上なだけで義務がある。
俺はそう思うよ。



散々言ったけど
自分が一番努力しなきゃいけない。
一番手本にならなきゃ。
良い店はみんなで
作り上げていくもんだから。




以上、愛は込めません。


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あっ!雑誌の表紙になったよー。
このブログの内容も
THE BESTって雑誌の
p64に載ってるんでチェケラ!