秋色の恋
哀しみも 精一杯に受け止めて 咲かせる君はコスモスとなる
この秋も また会えたねと庭を照る 灯りのごとく 彼岸花咲く
風に乗り 野に咲く道を吹きながら きみと溶けこむ 秋色の恋
秋の夜の 弦月の射す道しるべ 君と行く道 いつか来た道
秋風に 目覚めて咲きし朝顔の 寂しき顔の思い出の君
思い出は 秋の美空の中にあり 雲のように浮かんでは消え
秋風と コスモスは雲を 編んでいる 紡ぐ指のなお美しき
写真 短歌 天満野梨子
いつもありがとうございます。
季節の変わり目なので、体に気をつけてお過ごしくださいネ
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