9月も半ばに差し掛かりましたが、まだまだ真夏のような暑さです。

先日の漢方証立てで、腎、心の反応が弱っていたため、そこを中心にした養生中です。

腎の低下から起こる水の停滞に加え、心身のエネルギー循環も低下し、体に熱がこもるため、体内を焼きやすい状態です。

気が巡りにくいということは、血の巡りも悪く、有りもしない妄想に陥りやすくもあります。

あ、これって！

私の思考パターンだと思っていましたが、身体が先でした。

神原先生も、このパターンを繰り返している身体なのかもしれないね、と仰っていました。

今年の初めから、ど真ん中へアプローチするための身体の土台づくりをしてきました。

ようやく、来月から試みることができそうです。

今月頑張ってくれる軟膏シリーズです。

私の持って生まれた陰陽五行では、激しく『陽』しか持ち合わせていません。

火のオンパレードに加えて、大木も自らで持ち合わせているため、燃え続けている人。

こんな性質の人に会ったことがないほど、もはや『火だるま』だと驚かれたことがあります。

改めて、持って生まれた性質として、偏らないようにどう補い、どう生かしていくか、だと思っています。

私の場合、体内を自らの熱で熱しやすいため、心臓に負担が来やすいのです。

夏が苦手だと思っていましたが、それは身体反応でした。

以前、古代メキシコ、マヤ、アステカ文明展に行った時に、強烈に惹かれたアクセサリーが、実は心臓だったという衝撃を受けましたが、私には必要なのかもしれません。笑

10年ほど前に、軽度の心筋梗塞を経験しました。

あの時に聞こえた体内からの音が今でも忘れられません。

何の音だか分からないけど、ずっとドンドンと音が鳴っているのです。

ずっと外から聞こえていると思っていたのですが、

後に、自分の心音だったと分かり、怖さというより驚きました。

何が起こっていたのかは分かりませんが、何かひとつでも条件が悪ければ、そのまま目が覚めなかったかもしれない、という病院での後日談を他人事のように聞いていたのを覚えています。

けっこう私はギリっギリを経験することが多いのですが、それだけ自分を見ていなかったのだと思い知っています。

【誰かのために】はモチベーションにもなりますが、【私のために】があってこそ成立するものですね。

それこそが巡り、巡っていく。

今こそ、自らの経絡をはじめ、臓器の連動を通して教えてもらっています。

神原先生に出会った頃、熱は下から上に上がっていくので、心臓が心配だとに言われたことが、ようやく理解できました。

その時は、はて？と思いましたが、10年前にやってたじゃん私、、と反省しています。

身体は常に発していたのです。

身体の状態って、数値では見えないことも実際には沢山あります。

また、数値で診断されたからと言って、向かう方向を間違えることもあります。

だからこそ、麻痺してしまう前に、常に身体の変化や症状を自分で観察し、立て直していくために何をするか？

が大事になります。

小さなことから気付くためには、自分で身体に触れる、自分で検証する、自分で考える。

その為に学び、誰かに教わるのはその先です。

その順番を間違えないことを大切にしたいですね。

そんな私が今一番ハマっているのはコレです。

血液、水を巡らせる純薬草の入浴剤です。

一回分も大きめなので、身体に直接馴染ませたり、半身浴にもってこいなのです。

疲れが取れない、身体や関節に痛みがある、浮腫がある、消化が悪い、肌のカサつき、何となく落ち込む、生理不順などなど、保湿作用もあり、全身の循環を高めてくれるのでオススメです。

合わせて、そのトラブルは何からきているのか？も、観察してあげてください⭐︎

そろそろ秋分ではありますが、真夏のような暑さなので、皆様もご自愛くださいませ。

Kazumi

薬草風呂