タイトルどおり今更ですが
8月15日のデキゴト報告です![]()
長崎の夏といえば
『精霊流し』
長崎市では
さだまさしさんのお父様の船が出ていたみたいですね
その大きさに、新聞見てビックリしました
さて、私の地元島原でも15日に精霊流しが行われました。
ですが、他と違うのは
灯篭のかたち
島原の精霊舟は『切子灯篭』という独特な灯篭が飾られるんです
ここで
☆★今日の豆知識★☆
切子灯篭とは、お盆に飾られる灯篭の一種。
切子はそもそも立方体の角を切り落とした形のものをさす。
宗派によってその形や意味合いは異なる。
島原の切子灯篭の由来にも諸説あるようです。
私が幼い頃に聞いたのは、人をさかさまに吊るした様子
という、ちょっぴり怖い物でした
写真ではわかりにくくて申し訳ないのですが、
灯篭のてっぺんに、竹ひご?が2本出ているんです
その部分が足だと聞きました。
それに関連するかも知れませんが
その昔、キリシタンの迫害がまだ行われていた時代
宣教師をさかさまに吊るした様子を模したとか
また
「私はキリシタンではありません」というしるしだとか
いう説もあります
まぁ、どのような説があるにせよ
故人への敬意や弔いの意味をこめて灯篭を飾る
という私たちの想いはひとつなのだから
この風習は後世にも受け継いでいきたい
そう思いました
また、島原では最後に精霊船を有明海へと流します
火の灯った精霊船が海に浮かぶ姿
とても幻想的ですよ
精霊船がだんだん小さくなっていく様子・・・
あぁ、また今年もお盆が終わったんだなぁ
以前亡くなった祖父の初盆を思い出しながら
少しの寂しさとともに
そうしみじみ感じる私なのでした

