有名な宮沢賢治の詩です。
彼のこの作品を元に被災者である友人がブログに書いたこと。
秀逸なので、本人の了解をとり、引用させていただきます。
(URL載せてもよかったら載せますけどどうしましょう?w)
「雨ニモマケズ」から
考えてみました。
By た
「子供たちへ
こんな大人になってはいけないよ!」
ああ言えばこう言い
買い占めに走り
終わりのわかっている
3時間の停電にも耐えられぬ
弱い心を持ち
自分の欲ばかりで
まわりに怒ってばかりで
いつも文句を言っている
毎日きちんと食事がとれるのに
なお残し
あらゆることを
損得勘定でしか考えず
よく見もせず理解もせず
すぐに忘れてしまい
自分の家が
しっかりあり、
避難しなくてもよいのに
東で地震が起これば
何かをしようとしてる人に
偽善だなんだと文句を言い、
西に開いてるスタンドがあれば
まだ間に合うのに
車で並び救援物資運搬のジャマをし、
南に乳児がいる家族があっても
自分の身のことばかり
こわがり、水を買い占め、
北に風評被害に耐え、故郷を
去らねばならぬ人があっても
なお文句ばかり言っている
日照りのときでも
自分の部屋の冷房だけを気にし
寒い冬も自分だけ暖まろうとする
みんなに自己中と思われても
変えようともせず、
気にもせず,
そういう大人に
なってはだめだよ!」
原文を知ってるいる方には
すごくシニカルに映るでしょう。
なかなか考えさせられる、
今の日本を表してる言葉だと思います。
ちなみに宮沢賢治は岩手出身。
その彼を引用してるとこにも、
友人のウィットを感じます。
その彼を引用してるとこにも、
友人のウィットを感じます。