アメリカ、ヨーロッパと比べ、
中南米の映画となると、日本ではあまり観る機会がないものです。
中南米は、経済的な事情もあり、決して映画作りが盛んなわけではありませんが、
それでも結構秀作もあります。
中南米で一番重要な国といえば、やはりブラジルでしょう。
ブラジルの映画監督では、ウォルター・サレスが良く知られています。
この人の代表作「セントラル・ステーション」は、
世界的に高く評価されました。
「セントラル・ステーション」は、自分の未来に見通しを持たない女性と、
一人の孤児との心の触れ合いを描いた感動作です。
ブラジルが抱える社会問題も知ることが出来、観る価値はあります。
これ以外には、革命家チェ・ゲバラの若い頃を描いた、
「モーターサイクルダイアリーズ」もおすすめですね。