アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン | B級パラダイス

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昨日土曜、ちょいと仕事を済ませるべく午後出社したけど予定通り早めに終わり
クリーニング引き取りも済ませ、いなり寿司で腹も満たして
最終回レイトショー目指して自転車走らせ行ってきました!



アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン(2015)

監督・脚本:ジョス・ウェドン 製作:ケヴィン・ファイギ   撮影:ベン・デイヴィス   視覚効果監修:クリストファー・タウンゼント 編集:ジェフリー・フォード、リサ・ラセック   音楽:ブライアン・タイラー
出演:ロバート・ダウニー・Jr、クリス・ヘムズワース、マーク・ラファロ、クリス・エヴァンス、スカーレット・ヨハンソン、ジェレミー・レナー、ドン・チードル、アーロン・テイラー=ジョンソン、エリザベス・オルセン、ポール・ベタニー、コビー・スマルダーズ、アンソニー・マッキー、ジェームズ・スペイダー、サミュエル・L・ジャクソン

ついこの間観た前作は予想以上の痛快な面白さ、
前日に観た前日譚となる「キャプテン・アメリカ/ウィンターソルジャー」は
これまた期待以上で、ヒーローものとしてのみならず、単に「映画」としてかなり面白かった。
予習はバッチリ、期待のハードル随分上がっての2D劇場鑑賞だったが・・・
うーむ。困った。あまり手放しで褒められないぞ(笑)。

アクションは文句なし。冒頭のヒドラ残党狩りの奇襲作戦なぞ、3Dでなくともワクワクする滑り出しだったし
ウルトロンの誕生から創造主トニーたちへの宣戦布告、
アフリカでの再度の戦闘、ハルクの暴走とハルクバスターとのタイマン勝負も面白かったし
電車脱線暴走の韓国市街戦も、ラストの市民避難をしながらの最終決戦もそれなりに盛りあがった。

何より前回の神様&宇宙からの侵略者より、今回の敵、人工知能ウルトロンの方が
「地球平和のためには人類滅亡が良い!」というアベンジャーズ殲滅理由も含め好みなんだが・・・


何だろうなあ、期待しすぎちゃったのか、ウィンターソルジャーが面白過ぎたせいか
全体的には今一つだったなあ(苦笑)。

チームメンバーはすでに集まっているから、2作目ともなるとそれぞれの関係性はより深まり
その分チーム内での不信が渦巻いてもガチンコの戦いは減少。
暴走ハルクを止めるハルクバスターとの一戦だけで
前作のような「おお!お前らここで戦うか!?」というところは減っちゃっていたからかな。
まあ、平成仮面ライダーの「ライダー同士のバトル」もあんまりこればかりだと食傷気味になるから
これはまあ、良しとせねばならないかな。

その分ロマノフとハルクの「傷を負ったもの」同士の関係や
ホークアイの家族とのエピソードや「生身の人間」としての存在感など
ドラマとして良い部分も多かったのも事実だ。
生身の人間ホークアイとクソガキ共=クィックシルバー&スカーレットウィッチの超人双子との
やりとりなんかも好きなシーンだったのだがね。

前作でシールドが崩壊、ある意味「組織所属」でなくなったアベンジャーズだが
元々支援者であるウォーマシンやファルコンもいるんだから
この超人双子が加わるだけでも良いところに、さらにヴィジョンまで入ってきちゃって
(ストーリー的には必然でもあったのかもしれないが)
「七人の侍」だとそれぞれのキャラに思い入れできるけど
「十三人の刺客」になると、全員には思い入れ出来ないぞ~!状態になってしまったのだな、俺としては。

前述の通り前作で地味だったホークアイがクローズアップされたのは俺としては嬉しい限りだったし、
今一つ存在が好きになれなかったソーも
今回は私服姿やムルジョニア絡みの笑わせるエピソードもいい感じだった。
だが、観たばかりですっかり気に入ったキャプテン・アメリカが
(主演作じゃないからしょうがないのだが)あまり活躍しなかったり
まあ、誰もがそこそこ見せ場はあるけど、人数が増えた分食いたらなくなっちゃったんだなあ。

特に最後に登場のヴィジョンが微妙なルックスの上に、
無茶な出生に伴う何でもあり的なキャラなんだけど、得意技も不明で(笑)
まったく好きになれなかったのが大きいかもしれないなあ(笑)
多分次の作品でクローズアップされるんだろうが
それならクィックシルバー生かしてる方が俺としては好みだったよ。

好みと言えばトニーが着ていたブルース・リーのTシャツ、欲しい。
本編とは全く関係ないけど(笑)

それから昨年見逃していた「ギャラクシー・オブ・ガーディアン」。
こいつは絶対俺好みだろうから、しっかり観ておこうと思うのであります。