そんな想いをしながらも(笑)GETした白竜のCD「晴れた日にX-day」。
デビュー作の「光州City」、4thの「Positive」、
次の「BEST BALLADE 1」に続いて手に入れることができて嬉しいのです(笑)
あとは2nd「Asian」と3rdの「Third」のCD化を祈るのみだなあ。
さっそく聴いてみる。前作に続くカバー集的な1枚だ。
1曲目は松山千春の「純 -愛する者たちへ」、
2曲目は大塚博堂の「季節の中で埋もれて」と
不勉強でまったく知らないカバー曲が続くが
久々の白竜の深い声にぴったりの哀愁あるメロディがいいんだ。
で、3曲目は藤竜也作詞、エディ藩作曲の「横浜ホンキートンクブルース」!
原田芳雄、松田優作、宇崎竜童のカバー聞いたけど、これも良いね~。
ブルースっぽさは希薄ながら余裕の「大人の歌」を堪能できる。
4曲目はその松田優作の「灰色の街」。
松田優作が歌ってなければ正直そんなに好きな曲じゃなかったのに
優作の歌だと荒んだ雰囲気をまとっていたのが
白竜の声によってぐっと色気のある仕上がりになり
曲そのものに新たな魅力を見つけた感じで得した気分だった。
そして5曲目。作曲・宇崎竜童、作詞・阿木燿子という最強コンビによる
書き下ろしってのが嬉しいアルバムタイトル曲「晴れた日にX-day」。
これがまた泣けてくる歌詞と竜童らしいメロディに、白竜の深い声がマッチして
理想的な「男の歌」の仕上がり!この手の渋いのが好きな俺には痺れる1曲でした。
続く6曲目も宇崎竜童作曲、阿木燿子作詞の「タンブリン・ウーマン」
アルバム唯一のロック調のギターにバイオリンの絡みが哀愁帯びてて
白竜にピッタリのカッコいい1曲。
最後は小椋佳の作詞・作曲の「愛燦燦」。美空ひばりですな。
そう言えば前作のカバー集「BEST BALLADE 1」でもラストが「川の流れのように」だった。
同じような懐が深い、包容力を感じさせる歌いっぷりでラストを締めてます。
いいなあ、白竜。ほんといい声。もっともっと歌って欲しい。
今回7曲しか入ってないけど、次はロック曲、オリジナル曲も加えて是非たっぷりを希望!
てなわけで、奇特な方がYoutubeにアップしてありました。
いつまで出てるか分からないけど宣伝兼ねて貼っちゃいます(笑)
ね、いい曲でしょ?こういう曲がラジオから聞こえてこなくなって久しい気がするよ。
難点は前述の通り「ああ、もうちょっと聴きたいなあ」というところで終わっちゃう
7曲と言う曲数の少なさと
このアルバムジャケットが嘉門達夫に見えてしょうがないという点のみであります(笑)。
あ、今 笑った奴、正座だからね!(と正座しながら書いてます(笑))