で、日曜の富士山五合目行きのドライブでかけたCD。
まず、かみさんが最近になって気に入ったらしく
リクエストに応えてCDに焼いてった「ELLEGARDEN/BEST 1999-2008」
初期のパンクっぽさより後期のカッコよさがお気に入りなのです(笑)
次がこれまた下の娘のリクエストに応えてCDに焼いた「東京事変/大人+セレクション」。
「大人」アルバムに「群青日和」から「キラーチューン」や「閃光少女」、
「透明人間」、「女の子は誰でも」、「能動的三分間」などを突っ込んだ1枚。
久々ゆっくり聴いたけどやっぱいいなあ。解散が惜しまれる。
最近自分が持っていた椎名林檎のアルバムは
いつも間にか彼女のラックにあることが増えている。
・・・返せ(笑)
で、次が上の娘が持参した「ナノウ/UNSUNG」。
全然知らない人も多いと思うけど、ボーカロイドで作品発表もしながら、
ロックバンド「Lyu:Lyu」のギターボーカルとしても活動していてるアーティストなのです。
この弾き語りアルバムは椎名林檎やCocco、NIRVANA、RADIOHEADなんかも取り上げていて
ボーカロイド?インディーズ?というような偏見吹っ飛ばす良作。
ちなみに林檎姫は「月に負け犬」、Coccoは「遺書。」と趣味がいい曲のセレクト。
オリジナルも歌詞が深く、凄く声もいいのであります。
次は「SEKAI NO OWARI/ENTERTAINMENT」
娘たちが二人で出し合って買った2ndアルバム。
ちなみにかみさんもはまりまくってますな(笑)
上質な、ポップロック。
中に数曲凄くいい曲があったけど曲名がわからなんだ(笑)
ここらで帰り道。ようやく俺の持参したアルバム登場だ。
買ったばかりの「THE BACK HORN/リブスコール」
前作「アサイラム」から1年半ぶりか?
6月には発売されてたのに全然チェックしておらず、最近慌てて購入(笑)。
(らみさん復活とシンクロしてるのがまたいいじゃないっすか?)
「アサイラム」は最近精神的にまいっている時に大音量で聴いたら
購入した当初より何十倍も良くってお気に入りになったのだけど
この「リブスコール」は何と言うか、余裕の感じる1枚。
「アサイラム」が「重さ」を感じるアルバムだとすると
これは「広さ」を感じるアルバムだった。
媚びることなく、売れ線を狙うことなく
でもストレートなのに「広さ」を併せ持っている感じで、聴きやすさは前作以上。
ただ前作の「戦う君よ」みたいな魂鷲掴みの1曲が無いのが惜しい感じ。
でも1曲目の「トロイメライ」から「シリウス」の流れなんて最高だし。
続く「シンフォニア」や「反撃の世代」などいつものバクホン節炸裂曲はどれもOK。
その他、珍しくダンスミュージックもあったりで懐の深さも感じつつ、
「世界に花束を」「ミュージック」なんて直向きな曲では
もう笑顔で聴くしかない相変わらずの真摯さが切なくもあり。
なんていうか武骨さはそのまま、真面目さもそのまま、
不器用さもそのままながら、しっかり前を向く明るさを纏って
・・・そんな印象。これも3.11以降の彼らの変化なのかなあ。
と、俺にしてみれば随分聴きやすくなった気がするんだが
娘やかみさんからは「(聴いていた)他のバンドと比べるとやっぱヘヴィだなあ」
「音もう少し小さくしない?」(おまいらの方がデカかったんだぞ)とか
評判は今一つだったのだが(笑)
でもいいのだ。また密かにハマり具合が上がってきているので
気持ち良く聴いていくのであります。
んではシリウスをどぞ。