River Of Pain | B級パラダイス

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健康優良不良中年が、映画、音楽、読書他好きなことを気まぐれに狭く深くいい加減に語り倒すブログであります。

つーわけで、5月に色々あったネタもまたおいおい書くとして
大事なリアルな仲間である某クロスが記してくれた
素晴らしい曲にインスパイアされて想い出した1曲のことを
発作的に書いておきたい。


WHITESNAKEにもギタリストが誘われたことがあったらしい
渋めのブリティッシュロックバンド、THUNDER。

強引に分ければハードロックってことになるんだろうが
そちら方面が苦手な方でも聴きやすい、
でもしっかりとした骨太なロックをやっていたバンドだった。

80年代の終わりにデビュー、地味ながら日本では結構人気があったと記憶している。
俺はこの曲のはいった3枚目くらいまでしか聴いていないが
その後解散したり再結成したりしていたはず。

・・・ああ、調べたら昨年には再解散してたようだ。
うーん、もったいないなあ・・・。


で、この曲。
文句なしの1曲。俺の中の彼らのベストチューン。
ブルーズがかったハードロックコンピを作る時には外せない
この手の曲の中でも大好きな1曲だった。
初めて聴いた時からなんとも言えない哀愁を帯びた曲調に
鳥肌がたったのを覚えている。
ギターもボーカルも、こうありたい!って思えるはまり具合。
身悶えしたくなるくらい哀切極りないメロディにもちろん一発KOだった。

歌詞は失恋のことを歌っていると言えばそれまでだが
何とも「絶望的な感じ」がRiver Of Pain という
タイトルに凝縮されていて堪らない1曲なのだ。

どうぞ、ご堪能あれ。