先週末、下の娘の高校受験があった。
家の近くの公立高校に通う上の娘に続くのかと思っていたが
「電車通学をしてみたい」という良く分からない理由で(笑)
ちょっぴりレベルの高い二つ先の公立高校を志望していたのだが
併願で受けるつもりだった私立高校に、昨年末学校見学に行った際、
思いもよらぬ良い条件での誘いを受けて
その私立高校単願ということに急遽なって1本での受験となったのだった。
まあ、俺が言うのもなんだが、のほほーんとしている上の娘に比べて
下の娘は本当に真面目で自己管理もしっかりしている。
自分で決めた時間にはテレビを見ていてもスパっとやめるし
こちらがうたた寝していると洗い物をやっておいてくれたりと
とにかく小さい時から「しっかりしている」と言われていたが
そのまま素直に成長してくれて、おまけに最近はロックに目覚めて
きく音楽の趣味は若干違うものの嬉しいったらありゃしないのだ(笑)
まあ、とにかく親に似ずにコツコツとまじめに努力してきたことが
学業でも部活でも評価されてのお誘いであり
「落とすための試験」ではなく「入れるための試験」だと頭では解っているものの、
やはり退路を断って臨んでいたので、親としてもドキドキしているのである。
併願組と違って親の面接もあるので、想定される質問を俺が作り
同行するかみさんも含め、それなりの答えを用意して送りだしたのだが
「試験はどうでしたか?」という質問に
「数学の試験が難しくて手に汗握ってしまいました」などと
なかなかこじゃれた答えを返していたようで
その難しかった数学の試験結果が壊滅的でない限り、なんとかなるのではないかと期待している。
で、この下の娘、受験が目前だというのにその前週まで週末は剣道の道場に通っていた。
もちろん部活は昨年の夏前には引退しているのだが、
10月に取り損ねた2段の審査を受けたかったらしく
この寒い中、土日の夜は裸足で稽古に行っていたのだ。
で、一昨日の日曜、審査に行ったのだが・・・
ドキドキして結果を待ったものの敢え無く不合格(苦笑)。
2段は高校へ入ってからの再チャレンジとなってしまった。
(もっともこのまま高校でも剣道を続ければの話だが)
本当の試験の前に2段を合格して幸先よい雰囲気にして今週末の発表を迎えたかったのだが
ま、本人もさばさばしていたので良しとするか。
その日曜。審査のから帰宅した夕方から、上の娘と一緒に姉妹でお菓子作りを始めだした。
まだ男の子と付き合ったことのない下の娘と
一昨年末、男の子に自分で告白したのにホワイトデー過ぎに別れてしまった上の娘と
力を合わせて作り上げた「いったい誰にやるんだぁ?」というお菓子の山。
一昨日はマドレーヌなぞを作っていたのだが、昨日も二人でクッキーを大量に焼いていた。
あまりかみさんの助けも借りずに、二人で何だか楽しそうなのである。
渡す男はいなさそうなので、俗に言う友チョコってやつですか?チョコじゃなかったけど(笑)
きっと良い友人にも恵まれているのだなあと、これはこれで嬉しいもので。
いくつになっても最高の相棒でいる姉妹というのも良いものであるなと思った次第。
で、おこぼれは今日帰宅したらもらえるのだろうなあ・・・と
義理チョコさえ年々減り続ける親父は昨夜もつまみ食いを我慢していたのだった。
(というか、強く禁止されていた(笑))。
これで何にもくれなかったらぐれちゃうぞ。不良親父はたち悪いんだぞ。
と、少しだけドキドキしながら今日は帰るのである。
日付変わっちゃうけど(笑)。