日記風に毎日記そうと思ったけど今日はTVネタ。
以前、家政婦のミタの「え・・・?あ、ああ・・・」のダメダメ父親役の 長谷川博己を調べていたら
テレビ東京で放映されていたドラマ「鈴木先生」の紹介に行きついた。
このドラマはテレビ東京がネットされていない静岡では当然放映されていなかったのだが
昨年末深夜に一晩に2話ずつという無茶なオンエアだったが放映され
1話目が面白かったので全10話を録画しておいたのをこの週末と今日で見終えた。
結論から言えば、何と言う面白さ!
もっともウキペディアによると21世紀のゴールデンアワーのテレビドラマでは
史上最低平均視聴率(2.16%)を記録していたようだが(爆)
いやはや面白いドラマだった。
これも漫画が原作らしいので、きっとそちらが元々面白いのだろうが
キャッチコピーの「誰も正解を教えてくれない、それが学校だ。」の通り
中学生の様々な(しかもかなりヘヴィな)問題を
タイトルロールの鈴木先生が論理的かつ誠実に対応していく姿が気持ち良かった。
決して熱血教師でもなく、問題処理能力は高いものの女生徒の一人にあらぬ妄想を抱いたりと(笑)
決してパーフェクトではない彼が、事件や問題を解決する際に
生徒たちに「考えを押しつける」のではなく「一緒に考え、答えに導いていく」姿が良かったのだ。
ストーリーの中で、教師が問題児にかかりきりで時に「普通の子」には心を向けず
問題のある環境に耐える、そうした「普通の子」の心を摩耗させることで
教室内のバランスを保たせることがある・・・という描写があったが、
自分の娘たち(普通の子)が時に涙を流していた過去のクラスのことを思い出したりして
考えさせられる側面もあった非常に見ごたえのあるドラマでもあった。
視聴率はともかく、評価はそこそこあったようだが
もっともっと見てもらっても良いドラマだったと思う。
長谷川博己はNHKの『セカンドバージン』で有名になり
この『鈴木先生』を挟んで『家政婦のミタ』で更に名前を売ったが
セカンドバージンは1,2回見ただけなんで何とも言えないが
この「鈴木先生」はかなり良いキャスティングだったと思う。
あと、めくれた上唇が個人的に好きな(笑)臼田あさ美や
相変わらず上手い田畑智子(彼女は平成の樹木希林になると思う(笑))
久々見た富田靖子の怪演(「さびしんぼう」が遥か彼方に消えた…)
どっかで見たなあと思ったら『仮面ライダーオーズ』のメズールだった生徒の一人未来穂香
凄まじい存在感で、鈴木先生がクラクラするのも頷ける(笑)土屋太鳳
(彼女もどっかで見たなあと思ったら、『ウルトラマンゼロ』のお姫様だった)など
女優陣が充実していたなあってオチはこれか(笑)
また放映されることがあったら是非見てみてください。オススメであります。