依存からの脱却、後戻りさす日本史ね「荒川アンダーブリッジ」 | 流浪の民の囁き

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映画を通した過去・現在・未来について、なぐり書き

政権批判のためなら、何だって取上げる姿勢は良しとするが、
的違いの批判だったらで、「保育園」問題を直接携わる行政では、一躍快挙とする
決断をしたところもある。
そして同じ行政の長でも、トンデモさんも存在して・・・。

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これまでゼロだった待機児童が新年度は100人近くに上る見通しになったとして、
大阪府池田市は18日、緊急対策として市内2カ所に小規模保育施設を設置すると
発表した。
財源を捻出するために職員の月給を1年間カットするという。
同市では長年、4月1日時点での待機児童ゼロが続いていた。市によると、今年は
3月17日時点で95人が4月から保育所を利用できないという。
共働きの子育て世代が市外から流入するなどして、入所希望者が急増したとみられる。
市は18日、「保育所待機児童問題緊急対応宣言」を出した。阪急石橋、池田両駅
の近くに定員各30人の保育所を設置するとし、総額約1億円の補正予算案を順次
計上する。
石橋は7月、池田は10月の開所を目指す。保育士の確保のため、両保育所で働く
保育士の給料は私立保育所の平均より5%増やす。市立池田病院の院内保育所の定
員を現行の20人から50人程度に増やす。
財源捻出のためにカットする月給の割合は倉田薫市長が20%、副市長が10%、
部長職が5%、課長職が3%、それ以外の一般職が2%。
倉田市長は「『子育て日本一』を掲げておいて申し訳ない。このまま放置できない」
と話した。

016年3月18日20時31分
http://www.asahi.com/articles/ASJ3L51BXJ3LPPTB00B.html



こんにちは。
東京都議会議員(大田区選出)のやながせ裕文です。
昨日アップした記事の反響が大きく、多数の意見を頂戴しました。
「舛添知事は、韓国人学校より保育所をつくれ!」
都庁に300件、苦情の電話が鳴り続けているようで。。。
そんななか、渦中の舛添知事が、記者会見で反論を展開しました!

主旨は以下の通り。

①ソウルは姉妹都市である。過去に、ソウル市が「日本人学校」の建て替えに協
力してくれた経緯がある。お互いさまである。
②学校は子どもの教育の問題。日本に居る韓国のこどもたちが将来の日韓の友好
関係には重要である。
北区にあるフランス人学校など、地域に溶け込んだコミュニティを形成しており、
外国人学校はグローバル拠点となり有益である。
都の課題は「保育」だけでない。その場所に適したものをつくる必要がある。
高校跡地を学校として使用することは正しい。
⑤他国から要望があれば、そのときに検討する。

うーん。

まず①ですが、ソウル市に日本人学校が建築されたのは昭和47年。老朽化の問題
から改築が必要となり、平成17年に移築しています。当時、確かにソウル市が協
力していますが、それは旧校舎の土地を買い上げ、新校舎の土地を提供したとい
うものにすぎません。土地の交換をしたに過ぎないわけで、今回のケースとは雲
泥の差といえるでしょう。
②は相当引っかかります。知事は、正しいことを言っているつもりなのでしょう
が、欠落している視点があります。それは、昨日書いたとおり。
まず、都では「保育所」や「特別養護老人ホーム」など福祉施設が圧倒的に不足
しており、待機児童、待機老人が大きな問題となっています。この問題を解消す
るため、緑豊かな都立公園の一部を福祉施設に転用するなど、未利用の都有地を
必死にかき集めています。しかし、まとまった土地はほとんどなく、活用は限定
的で、解決にはほど遠い状況です。
また、障害をもつ子どもたちが通う特別支援学校は、入学希望者の増加に対応し
きれず、一つの教室をカーテンで仕切って二つの教室として利用するなど、厳し
い環境におかれています。これも、学校の増設ができない(土地がない)ことが
原因として挙げられるでしょう。
まり、「都民の子どもや老人が困難な状況にある」にもかかわらず、韓国の子ど
もを優先するのかということです。優先順位が違う!のです。
も同様で、「待機児童問題」など都民の課題より、日韓友好が大事だと言ってい
るようなものです。明らかに優先順位が違うでしょう。
③は難しい問題です。外国人学校をつくると、その周辺に対象国の国民が集まっ
てきてコミュニティを形成します。フランス人学校周辺では、地域と良好な関係
を築いているとのことですが、他国で同様にうまくいくとは限りません。「グロ
ーバル拠点」とは、良い一面しか見ていないのではないかと感じます。
⑤について。改めて言いますが、韓国人学校は既に存在しており、今回は2校目
を作りたいという要望です。前回書いたとおり、中国人学校をはじめ、多くの国
は都内に認可学校を持っていません。それらの国がこぞって都に土地を求めたら、
対応できるはずがないのです。

なお、いま新宿区に確認したところ新事実が発覚しました!
平成27年6月の新宿区議会定例会で、新宿区長が当該都有地の継続使用を打診し
たところ、都から「要望は受け入れられない」と断られたと答弁しているのです。
の「旧都立市ヶ谷商業高校跡地」付近は、新宿区内で待機児童が最も多い地域と
のこと。区としては、保育所などでの使用を考えたが東京都に断られたのです!
その土地を韓国に貸与するという。

これはひどい。
完全に優先順位を付け間違えています。
みんなで声をあげていくしかないですね。この問題の拡散をお願いします。
時間があまりないですが、精一杯やってみます。

http://blogos.com/article/167602/
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政権批判に利用したはいいが、それが行政へと広がっていけば、そこの行政の
長の姿勢に問題がありと、さてこんな姿勢を執る行政の長に対しては、これま
でのメディア連携の速さで糾弾していくのやらとなれば、メディアも「かの国」
が関連すれば「報道しない自由行使」なのだろうと思うと、切実な思いをする
都民は可哀相で、「東京視ね」ってなるのか・・・。



東京の長と同じで、国会議員の資質に疑問符がありそうな議員なんて、「予算
委員会」の趣旨からいえば、予算に対する疑問提議が真っ当な野党議員として
政府を追及するのが本分のはずが・・・。
質問はどこぞ一辺倒ってのは、これいかに・・・。
そして元祖東京朝鮮放送と揶揄される放送局の長も、なんとも古典的頭脳の
ままだから、浮世離れして「録画」ウンタラって、碌な番組制作もないのに
と「視聴者から鼻で笑われる」戯言を垂れ流す。

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安倍晋三首相は18日午前の参院予算委員会で、
国内でのヘイトスピーチ(憎悪表現)のデモやインターネット上の映像について
「一部の国、民族や文化を排除しようという、憎悪をあおるような過激な言動は極
めて残念だ。
決してあってはならない。日本国民、日本国の品格に関わることだ」と述べた。
また、首相は「政府として、一人ひとりの人権が尊重される、豊かで安心できる、
成熟した社会を実現するため、粘り強く様々な対応、対策を講じていきたい」とも
答弁した。
民主党の有田芳生氏がデモや映像について「許されるのか」と質問したのに答えた。

http://www.asahi.com/articles/ASJ3L43KVJ3LUTFK005.html



民放連の井上弘会長は17日の定例記者会見で、高精細の「4K」で放送される
番組に関し、著作権を守るため、視聴者が録画できない技術仕様にすることも検
討すべきだとの考えを示した。電機メーカーなどとつくる業界団体に対し、既に
申し入れたとしている。
井上会長は、番組を違法コピーした動画がネット上に多く出回り、放送局や出演
者らの権利を侵害している現状を指摘。「4Kは非常に高精細で、(原盤の)マ
ザーテープがどんどん出ていくことになる。録画してくださいとはなかなかいか
ない」と述べた。番組をネット配信するなどして、視聴者の便宜を図る考えも示
した。

http://news.livedoor.com/article/detail/11307328/
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不動産業者並みの思考をすれば、録画をタダでさせるなんて「金目」として
惜しいのは、著作権二重三重取り平気な者の顛末見れば、誰だって考えそうな
「二度おいしい」商売なのだろうし、「かの国」擁護しかしない国会議員と共に
公共に奉仕する者という立場はすっかり忘れているらしい・・・。

で、こういった人をやんわり批判して、人を頼らない自給自足をもっとうにして
「優しいコミニティー」を形成した一風変わった漫画を原作とした映画なんての
あると、そこが理想郷として心地良い・・・。
それが「荒川アンダー・ブリッチ」という映画。



https://www.youtube.com/watch?v=62s5VIcQ0ZE
「荒川アンダー・ブリッジ」 十二年公開作
漫画原作をアニメにして、後に実写化ドラマ、そして映画化という段階を踏んで
恐ろしくつまらなくなっていく典型な一本。
というかドラマに追加したかの顛末をつなげて映画にしたからか、ドラマの配役の
妙が・・・、何よりドラマでも見ていないと、あるいは漫画・アニメでも見ていな
いと奇抜な登場人物のキャラを呑みこむうちに映画が終わると、さて何なんだこれ
ってな・・・。
荒川の河川敷に自給自足の村を作り、そこで暮らすおかしな人々の元に開発業者の
せがれが送り込まれて、金銭依存社会の常識がここでは通じず、どんどん感化されて
の展開に、深夜ドラマの時は「こりゃ、おもしれぇ」だったのだが、映画がドラマ
のトレースと追加だったのにガッカリ。
自給自足という独立したコミュニティーの様は、それが末永く続くってな治外法権
的ファンタジィーに終始するから面白いのに、河童村長が衣装を脱いじゃうしって
なんかなぁ世俗を凌駕しているから面白いのに・・・、奇想天外な物語はそのまま
奇想天外のままが・・・。特に「星」役のキャラがなんとも魅力的だったし。
ロックか、そうでないかなんて、二者択一の単純さも・・・。
だけに、この映画のエンディング・ソングは以下のものが、映画の出来の不満を
ぶっ飛ばして良かったのではないのか・・・。



ファンタジィー的村社会に、土足で踏み込む「支配者」側ってなものを「クズ」
呼ばわりなら、一本の映画として「ガッカリ感」を和らげたかも・・・。
先にこれ使われちゃってるのが残念。
で、これをエンデングにもってきた映画があったのだが、どうにも「バンドやろう
ぜ」だったらと、残念な横槍が想定出来てってのが以下の映画。



>https://www.youtube.com/watch?v=6ZyQH8ZDyk4
「リンダリンダリンダ」 〇五年公開作

田舎の高校の文化祭に向けてのバンドウンタラ、それも女の子の・・・。
そこにイロイロな出来事をぶっこんでの「青春ドラマ」なのだが、年代的に
どこぞからの横槍でも入ったシナリオに変化して、留学生が主役になってしまう
なんて田舎で有り得るか・・・。
三日で何とかなるバンドの設定が、日本語がそれ程上手くない留学生では、歌詞の
内容が理解出来るはずもないのではと、そこに「ブルーハーツ」をぶっこめば、
ある一定の人は見てくれる・・・。
にしてもなんで「かの国」の留学生ってのが設定上の謎で、仲たがいしたバンド
仲間で、たまたま通りかかったなんて「バンド演奏」も舐められたものだ。
そして「ブルーハーツ」のカセットを耳にして、これなら出来るってのが、いくら
何でも、製作者側にすれば年月のたった曲なのだが、それを支持する人の多さに
絡めればの思惑も見え隠れって、まぁ女の子バンドって「軽音」のさきがけとは
思えるし、楽曲のストレートな魅力も「女の子バンド」ってのが、目新しいの
だが「演奏シーン」のやっちゃった感半端なく、臨場感ない狂騒って白けてしまう
のは、作り物の限界を見ているよう・・・。
これが映画の批評では好評って、なんとも当時の「空気読み」の姿なんだろう。
普通なら、同じバンドの楽曲なら、以下の曲が青春まっしぐらなエンディング
に合うし、物語の膨らみを生んだのではないだろうか・・・。



待機児童問題の「日本史ね」に端を発した騒動も、それらの者もいつしか自分で
考え、自立へと向って行くものだが、不満だけで生き抜くなんて、どこか不幸の
ありかとして「金銭依存社会」の風刺をファタジイー的に捉える気風を失うと、
それこそ「主役以外ない」というトンデモさを披瀝して、今では嫌悪が先にたつ
「民族欠陥」を見せ付けられるものになる。



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                といったところで、またのお越しを・・・。