共産主義というものは「理想的思想」の側面もあり、平等という普遍性は貴重なのだが、
それを運用する人間の「怠惰な人質」からは、やはり幻想となり「憧れの分、追い求めて
も手にできない」を再現しているのが、共産主義国の崩壊にありと、時の流れから見て取
れるが、日本の政党も理想的な物言いだが、そこにある「強制的思考法」についていけず、
まして日本国民を最善に導くでなく、革命的とかぬかして「以下のような報道姿勢」では、
窮屈な自由と逆差別が隠れてゲンナリさせられる。
何より思想云々でなく、特定人への「擁護するは、徹底的な譲歩」では、被害に遭った
日本人は浮かばれぬと、擁護も原則をまもってのものとしないのだから・・・。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
志位和夫委員長は17日の代表質問で、安倍晋三首相が今年発表するとしている
「戦後70年談話」に関し、首相が「村山談話」にある「植民地支配と侵略」への「痛切な
反省と心からのおわび」という核心的内容をあいまいにし、事実上否定する姿勢を示して
いることを厳しく批判しました。
そのうえで、「『村山談話』の核心的内容を継承する」「首相や閣僚による靖国参拝は
行わない」など日本共産党が提唱する「日本とアジア諸国との和解と友好に向けた日本の
政治がとるべき五つの基本姿勢」を提起し、安倍首相の見解をただしました。
日本とアジア諸国との「和解と友好」へ「五つの基本姿勢」
(1)「村山談話」「河野談話」の核心的内容を継承し、談話の精神にふさわしい行動をとり、
談話を否定する動きに対してきっぱりと反論する。
(2)日本軍「慰安婦」問題について、被害者への謝罪と賠償など、人間としての尊厳が
回復される解決に踏み出す。
(3)国政の場にある政治家が靖国神社を参拝することは、侵略戦争肯定の意思表示を
意味するものであり、少なくとも首相や閣僚による靖国参拝は行わないことを日本の政治の
ルールとして確立する。
(4)民族差別をあおるヘイトスピーチを根絶するために、立法措置を含めて、政治が
断固たる立場にたつ。
(5)「村山談話」「河野談話」で政府が表明してきた過去の誤りへの反省の立場を、学校の
教科書に誠実かつ真剣に反映させる努力をつくす。
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik14/2015-02-18/2015021801_02_1.html
米軍普天間飛行場移設に伴う名護市辺野古への新基地建設に反対する市民らは22日
早朝から、名護市の米軍キャンプ・シュワブゲート前で抗議行動した。市民らは断続的
に機動隊と衝突し、市民3人が一時拘束された。
午前11時現在、平和運動センターの山城博治議長ら2人が基地内に拘束されている。
移設に向けた海上作業は同11時現在、確認されていない。
市民ら約50人が午前7時前からゲート前で抗議行動。道路上での抗議行動を排除しよ
うとする機動隊と断続的に衝突した。
山城議長がMP(米軍の警備員)とみられる者に拘束されたことを受け、基地内に入る車
両を一時的に制止するなどして「仲間を返せ」と声を上げた。
共産党の赤嶺政賢、小池晃両衆院議員らが駆けつけ、県警の現場責任者を通じて抗議
した。
22日は午後1時から米軍キャンプ・シュワブゲート前で「止めよう辺野古新基地建設!
国の横暴・工事強行に抗議する県民集会」が予定されており、市民らが続々と駆けつけ
ている。
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-239272-storytopic-271.html
産経前支局長公判 自民・二階氏「産経も努力を」 慰安婦問題で新聞批判も
産経新聞 2月20日(金)13時26分配信
自民党の二階俊博総務会長は20日の記者会見で、産経新聞の加藤達也前ソウル
支局長の出国禁止状態が続いている問題について「産経側も努力していただかなきゃ
ならないが、自民党としても今後引き続きしっかりやっていきたい」と述べた。
二階氏は今月訪問した韓国で朴槿恵大統領らと会談した際、「日本国民は皆心配して
いる」などとこの問題を提起していた。
た、両国間の関係悪化の要因の慰安婦問題に関し
「気に入らない新聞がいらんことを書いているが、おかしい。物事の経緯、道理をちゃん
とわきまえなければ」と指摘。
さらに「われわれは一生懸命解決の糸口をつかもうと努力している。
日本のマスコミならマスコミらしく、協力をある程度してもらわなければならない」と主張
した。
また、5月半ばに予定している自身の訪中の同行者数について「ほぼ3千人ぐらいを考
えている」と明かした。
二階氏は韓国には観光業界関係者ら約1400人を引き連れて訪問した。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150220-00000529-san-pol
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
暴力革命を標榜して、その昔は徒党を組み「壊すことのみに傾注」していたからこそ、
国民の民意が集まらないのを、どこまで理解しているやら、何よりなのは「首脳部」
とかの「人員集め」に躍起となり、その人数の数だけでわめきチラシが、今ではネット
で暴かれて「希望的動員数」をマスコミに垂れ流しも、簡単に暴かれて、ましてその
動員が「強制的
市民らが続々と駆けつけている
動員も「自発的行動」と変えれば、それなりの「国民の民意」だが、県民大会に市民が
駆けつける言葉のまやかしに、メディアの姑息さが表れている。
動員で本土からの人であるがばれても、市民ならそれなりに批判もかわせる。
なんとも姑息な報道に対する姿勢は、結果的に数までも騙す運動方針となる。
そして衰退する運動に「動員」という「金銭的バイト感覚」を、ちらつかせながら体制の
変遷で不遇の生活に追いやられたもの達の「かつても今も輝いている」と、情熱と音楽
の素晴らしさを映像化したていたのが「オーケストラ」という映画である。
https://www.youtube.com/watch?v=EQLDwVyZ9sQ
「オーケストラ」 十年公開作
体制の変革でそれまでの指揮者が、今では清掃員として従事するという独善のロシアの
蛮行の歴史に、音楽も取り入れられての歴史ものと不遇を囲う音楽家の情熱を対比して
音楽映画の定番であるユーモアと感動を織り交ぜた秀作。
主人公は時の政権のユダヤ人排除に対して抵抗したため、栄光のコンダクターを下ろさ
れて劇場の清掃員として働く人物。
名指揮者の落ちぶれだが、志は今もはらにある。その妻は逞しく人気のない政党の「人
集め」で生計を支えるという「人ダシが商売」と、いささか日本でもある「動員」の裏側に携
わるイデオロギィー抜きの運動や表向きは盛り上がった運動も裏を返せば「金による広告」
運動・・・。ここでは流石に「それを批判するでなく、それさへも生活の糧」として笑いに包んで
庶民には政治の云々よりは、支える気概として「金になるなら、何だっていい」という哲学が
隠れている。
そんな清掃員がフランスの劇場からの出演依頼のファツクスを眼にすることから一念発起し
かつてのオーケストラの仲間を招集して楽団を組むという不遇の時を過ごす人々の歓喜と
ともに、かつての輝きを取り戻す再生の騒動。
この原題の「協奏曲」にあるラストシーンの意思の統一と奏でる一体感は、見ていて聴いて
いてうっとりするもので、その中に「様々な不遇をかこった者達」の際立つキャラが、より
ほのぼのとさせてくれるし、ソリストの凛とした美しさが、より感情を揺さぶる。
演奏スタイルからして観客でなく、演奏者に向いているスタイルにそれが現れ、時間の流れ
を曲の中に詰め込むやり方は、音楽映画の定番だが、激動のうちに体制変革の中、夢破れ
た者の無念も、存分に描いていて、よりその曲が印象として残る・・・。
そのラストへすすむ道程でのコミカルさや共産党の衰退の様を、ちくりちくりと批判するのに
この映画では主人公の妻を用いて、動員を生活の糧にして、それでいながら主人公をたてる
尻を叩くと、縁の下の力持ちぶりを発揮し、表舞台に主人公が立てば涙を流すと、母なると
比喩される「女性の輝き」が、そこに見て取れる。
ソリストの凛とした美しさと共に、この「ふとったま母さん」こそ、世の中を動かす原動力。
一切合財を飲み込み、それでいて自分の信じる人には、毅然として道を推し進めるのだから、
そしてこの無謀なコンサートに加担する落ちぶれてしまった当時の幹部の「栄光の共産党」
のおちぶれぶりに落胆するシーンは、コンサートの盛り上がりと対比させて、因果応報を
映像化したようで、かつての横暴振りとで、少々気の毒にはなる・・・。
この中で陽気なロマのような人々が、偽のパスポートやらと、それこそ脱法行為も、流浪の
民の生きることへの「強さ」も笑いに変えて、映画の暗くなりがちなテーマにほんのりとした
エキスを加えていて、弾圧云々からの厳しい様を和らげ、そして生きる術としての力強さも
そこに映し出されていた・・・。
見ていて飽きず、そしてほのぼのとして「人の生き方」と、イデオロギィーの変遷の過酷さと
時の流れを凝縮した秀作であった。
- オーケストラ! [Blu-ray]/Happinet(SB)(D)
- ¥5,076
- Amazon.co.jp
- といったところで、またのお越しを・・・。