卑劣・外道はぴか一「マルチプル・マニアックス」 | 流浪の民の囁き

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映画を通した過去・現在・未来について、なぐり書き

自然災害の被害に対しては、迅速な救護・復旧が第一命題で、大規模なものに対して

は、各国もそれこそ急拵えで救援団を結成して、被害地へ赴くのが常識だが、それらの

救援団がそれぞれの役割を終えた頃、やっと救援団を出した「かの国」は、後には名の

だけは残したいらしく、なんともな「成りすまし・背のり」ぶりを発揮したようで・・・。

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フィリピン小学校「日の丸から太極旗に」






26日(現地時間)、フィリピンレイテ州パルロシパラス小学校の壁にフィリピンの国旗と
太極旗が一緒に描かれている。この学校は、昨年11月初めに強力な台風で教室と
付帯施設8棟が崩れた。
アラウ部隊員たちは現在まで3市14校の屋根と割れた窓ガラスを補修し、外観まで

変えてしまった。
この地域の多くの学校は日本政府が学校環境改善事業の一環として学校の建物を

新しく改装して 壁面にフィリピンの国旗と日の丸が描かれていたが、最近アラウ部隊

員たちが復旧し、日章旗の代わりに太極旗が学校の壁に描かれている。
アラウ部隊は最近14つの学校を復旧し病院や老人ホームなど公共施設25ヶ所を改

修した。

ネイバーニュース/news1 2014-06-27 16:00
http://news.naver.com/main/read.nhn?mode=LSD&mid=sec&sid1=100&oid=421&aid=0000895049

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ペンキの塗り替えと共に、なんともな蛮行を行ってしまうのだから、救助を受けた

人々も唖然としてしまうだろうに・・・。

労を惜しみ、名だけ売りたいという根性には、やはり援助されたところも、感謝する

気はないらしく、以下のような感謝の仕方を表して、それなりの批判も込めてしまう。




その昔、無理クリに受注した「出来もしない技術」を披露して、半年で崩壊してしまった

なんてのがあったが・・・。



これがこの国の空港から市中への唯一の橋だったから、困り果ててしまったのを

受注に敗れた「日本の企業」が橋の建替えをして、ライフラインも回復させた。



何より崩壊した橋を受注した企業は、やっと建てた橋の以後、すぐに倒産してしまう

とかの「いい加減さ」であり、何より建設途中で「危惧される始末」なのを遂行して、

結果的に崩壊という迷惑をかけて、そして倒産して保障は無しのつぶてでは、信頼を

得られるはずもない。





国際援助で結果的に日本が建替えなかったら、この国も相当に困ったことだろう。

橋の袂には、それへの感謝として橋の名を変えて「パラオ・日本友好の橋」と命名され

ている。


こういった事象を知ると、なんとも感じるのは「卑劣さや、薄汚さ」となるのだが、それら

を映像にすれば、ピカイチの下品さととっぴさと曖昧模糊とした展開の「マルチプル・マ

ニアックス」「ピンク・フラミンゴ」となりそうである。




http://www.youtube.com/watch?v=YN5nWX4ENIY
「マルチプル・マニアックス」 七十年未公開作


ヘンテコな人々を集めて町から町へと流れていく一行のボスは、とても暴力的で

やたら強烈なキャラ・・・。

何しろサドルを嘗め回すやつ、ゲロを口にするやつとか性倒錯とか、不満やらから

これらが仲間割れして、結果的に生き残るのがボスのみになって、突如現れる

巨大なエビガニ

犯される・・・。




この場面は、仲間割れでの殺し合いの後に唐突に出てくる巨大ザリガニ、あちらだ

からロブスターでもいいけど・・・、けったいな構成の映画は、その汚さをモノクロで

何とかカルト的人気を博する。

もっともそれはゲイの人々の間だけってのが、なんとなく理解出来る。

ただキャラの強烈さとその暴力的展開は、当時の混沌とした社会の究極比喩とみれば

インパクトはでかい。何の脈錬もなく出てくるエビガニのすることが「強姦」ってのが、

なんともはや・・・。

この基礎が後には、更に下品にパワーアップしカラー作品となった以下のものだろう。





http://www.youtube.com/watch?v=-RKgmEw6xZE

「ピンク・フラミンゴ」 七十二年公開作


主人公の強烈なキャラが、ぐいぐいひっぱり下品な行為をこれでもかと展開させる

が、上の作品よりは展開はまとまっていて、「世界一下品な人」と紹介されれば、

それに対抗する人もいて、下品をことさら自慢するという。

何しろ職業は娘をさらってきては地下に住まわす種男に強姦させて、生まれた子を

売り飛ばすというものだから、とんでもはっぷんである。

主人公の方は卵だけしか食べない頭の足らない母親と覗き趣味の娘と変態。

要は出ている人々すべてが、どこかおかしい人々でパティーを開けばひと悶着だし、

貼り付けた投稿動画は嫌がらせの一つの「犬の糞」の誕生日プレゼントって、これが

またラストシーンにもより強烈に登場するのだが、もしこのブログを口に物を入れて

見ている人がいたら大変なので書かないが、性器が尻がとどこまでも下品に徹して

好事家にとってはワクワクするものとなっている。

と、タブー視されそうな映像化してカルト人気を得るが、それは何よりなキャラの人の

功績が大きいだろうと思う。


こういった直接的下品な描写と、上の記事にある姑息過ぎるやり方を比べれば、

映像のコメディーの方が下品さで勝っていても、性根はより腐った行動様式の「か

の国」となって来る。

何しろ強烈なキャラを演じたおっさんは、普段はそこらにいるおっさんで、それが

あのキャラって、日本で言えば「マツコ・デラックス」である。

まぁ、気持ちのいい気持ち悪さってところか、それと相容れないのが・・・。



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                      といっところで、またのお越しを・・・。