一頃以下の画像のようなお笑い芸人が、不正すれすれの「受給」を家族がし
ていたと叩かれたが、この国民相互扶助制度の運用に対しての「灰色」な受給
への追求がおざなりのまま・・・。

似非博愛主義のメディアをはじめ「自分の腹が痛まないなら」制度はどしどし
活用すべしで、それは「国民の権利」と叫んで憚らないが・・・。
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生活保護費の減額が今月から始まり、受給者の生活に影響が出始めている。
県内の弁護士らが開設したホットラインには「1日2食を1食に切り詰めて
いる」「携帯代が払えない」など多くの相談が寄せられた。全国の支援団体
と連携し、集団訴訟も視野に、自治体へ不服を申し立てる「審査請求」を準
備する動きが、県内でも出ている。 (白名正和)
「心臓病を患っているが、食事の質を落として光熱費も節約を余儀なくされ
ている」携帯代が払えなくなった」-。千葉市中央区の県弁護士会館の一室
で六日、ホットラインとして設けた四台の電話が次々と鳴っていた。
「ガス代を節約するため毎日風呂に入れない」「今後、保護費が一万円も下
がると聞いた」と、受給者らの声は切実なものばかり。
「国はほかの無駄遣いをたくさんしているのに」「視覚障害があるのにどう
すればいいのか」など、弱い立場を狙った引き下げを批判する声もあった。
ホットラインには六日だけで三十八人から相談が寄せられた。電話相談に
あたった常岡久寿雄弁護士は減額について「ただでさえギリギリの生活をし
ている受給者を、さらに困窮に追い込むことになる」と指摘した。
保護費の減額は、デフレによる物価の下落に実態を合わせる名目で行われた。
今後は三年かけて段階的に、国全体で6・5%にあたる六百七十億円が削減
される。これに伴い、特に大きな影響を受けるのは子育て世帯だ。厚生労働
省の試算によると、都市部に住む四十代の夫婦と小中学生の子ども二人の世
帯の場合、二〇一五年四月までに月額で二万円、三十代の母親と四歳の子ど
もの母子世帯の場合でも約九千円減額となる。
これに対し、「生活保護基準引き下げにNO! 全国争訟ネット」は、千葉
など各地の弁護士らと連携して、全国一斉のホットラインを実施し、受給者
一万人規模の審査請求を目標に掲げている。千葉県のホットラインへの相談
者も、多くが審査請求の提出に賛同したという。
審査請求は行政不服審査法に基づく手続きで、今回は各受給者の引き下げを
決めた県内の福祉事務所の決定に対し、不服を申し立てることになる。
県内では九月中旬ごろにまとめて申し立て、退けられれば集団訴訟へと発展
させる考えだ。
常岡弁護士は「一人で声を上げても制度はなかなか変わらない。できるだ
け多くの受給者とともに行動し、引き下げの撤回を実現させたい」と意義を
強調した。
東京新聞
http://www.tokyo-np.co.jp/article/chiba/20130811/CK2013081102000131.html
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受給者の「配給削減」に対する似非な博愛主義は、実態調査など考慮せず
「払うものは払え、どうせ俺の金じゃない」と声高に叫んでいるが、これも
国民から徴収した税金となれば、厳格運用は当たり前だし、国民相互扶助と
言う名目からは「外国人に受給資格」を与えるのは、行き過ぎた福祉のそしり
ではないのか・・・。

国民のそれも若年層にしてみれば「不公平」と映る制度には、より以上に厳格
さを持って臨まなければ、制度への信頼と「国民の勤労意欲」を奪うという側
面も持ち合わせていることも、肝に銘じなければ・・・。
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「生活保護って、病気で働けない人や高齢者の方以外に必要なの?って思って
しまう。」
人気声優の原田ひとみさんがツイッターで生活保護費支給問題に触れ、
「病気で働けない人や高齢者の方以外に必要なの?」とつぶやいたところ、
ツイッターやネットの掲示板で「受給している人に対する差別だ!」などと激
しいバッシングが起こった。
ただし、原田さんが語っているのは「正論」で、なぜ批判に晒されているのか
分らないと首を傾げている人も多い。いったい何が問題だったのか。
生活保護は病気で働けない人や高齢者の方以外に必要か?
原田さんは2013年8月12日にツイッターで、
「生活保護って、病気で働けない人や高齢者の方以外に必要なの?って思って
しまう。うちも借金出来てお米すら買えない時期も、家族総出でバイトした。
不思議でならない」とつぶやいた。
なぜこんなことをつぶやいたのかといえば、役所に税金払いに行った時に若く
て元気に見える外国人が、生活保護を申請している姿を見たからだという。
本当に働けない人を支えるのは国の義務だし、自分だって助けたいと思ってい
るが、厚生労働省人口動態調査の2011年統計では日本で1746人が貧困で死ん
でいる。日本なのに日本人が餓死し、詳しく調べたかどうか怪しい海外の人に
生活保護費を支給するのはおかしいし、半端のないやるせなさを感じた、とも
付け加えた。
これに対し、原田さんのツイッターやネットの掲示板でバッシングが起こった。
主に「病気で働けない人や高齢者の方以外に必要なの?」という部分に対して
で、「不平等な年金って必要なの?なら分かる。生活保護は若い層でも受けら
れる社会保障だから貴重」「結局こうやって、正当な理由で生活保護を受けて
る人達にもゴチャゴチャケチ付け始めるんだよ」
「生活保護いらないって言ってる人はもし今勤めてる会社が倒産して再就職先
が見つからなかったらどうするんだろうな」などといったものだ。
また、今回の発言とは全く関係しない原田さんの容姿や声優としての仕事のこ
とを非難する人も出ている。
原田さんは「本当の事言っちゃいけない日本」とつぶやいた
ただし、原田さんが言っていることは正論であり、
なぜバッシングしているのかその理由が分らないと首を傾げている人も多い。
「本当の事言っちゃいけない日本」
「病人や障害者、高齢者以外にあと誰を生活保護で養うべきだと考えるわけ?
前科持ち?外国人?アルバイトさえ受からないと喚いてる無職?」
「えっ、働けるのに働かずに生活保護貰えるの?なにそれ欲しい」
「ここでブーブー言ってるのって受給者? なんか核心に触れたこと言っちゃっ
たのかな?」などといった意見だ。
原田さんはこうした意見について、
今回のような発言をすると内容とは関係のない中傷が増えるのが不思議であり、
「差別だ」と言ってくる人もいるが「区別」をしているだけ。
外国人が嫌いで言ってる訳ではない、などと返している。
原田さんといえば13年7月21日に従軍慰安婦問題に触れ、
「歴史偽造しまくってまるで日本が全部悪いみたいになってる」とつぶやき、
議論に発展した。テレビを見ていたら、20万人の慰安婦はでっちあげの嘘だと
ハッキリ言っている人がいて、これを評価していたのだが、フォロワーから
「またどっちかのプロ市民にネトウヨとかレイシストとか言われるぞ(笑)」
というメールが来たことを紹介し、
「本当の事言っちゃいけない日本」などと皮肉っていた。
(J-CASTニュース)
http://n.m.livedoor.com/f/c/7950998
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うちも借金出来てお米すら買えない時期も、家族総出でバイトした。
不思議でならない」

「本当の事言っちゃいけない日本」
ネットの発達が、この国民相互扶助制度に対しても、不合理な運用をしているのを
暴いていて、制度的な問題が多々あるのを知らせているが、これの受給に積極的に
関わってきた日本共産党の「国民の権利」云々と叫ぶそのまやかしさに、少数野党
の支持視点が「多数の国民の支持を受けない根本原因」なのを分からせて、破壊は
得意だが創造は出来ない左翼的思考法は、これまでの世界の共産主義国家の凋落と
均一な典型と見られて、やはり「風土に合わない主義・主張」を理解させる。
勤勉とか努力とか、ましては生活をするバイタリティーとかに「金による工夫」が
人間の資質を豊かにするという側面は、戦後の日本のどん底からの立ち直りと似て
いて、そこらの社会風刺的ものを映画に求めれば、「自虐の詩」なんてのに行き着
くのだが・・・。

「自虐の詩」 〇七年公開作
不幸を絵に描いたような女性として中谷美紀が演じる主人公の前向きな姿勢には
哀しくも微笑ましい美徳が詰っていて、こんな物語だからこそ、シリアスでなく
コメディー・タッチ出なければ映画として成り立たない・・・、いや「自己満足」
で作るならシリアス風でもよいが、広く観客にみて貰いたいとなれば、こうなる
展開には新味さは勿論ないが、役者ぞろいの映画はそれともするとマンネリ的展開
を演出も含め、無難にこなして庶民の庶民が故のふくよかな空気とほのぼのした情
景を生み出し、それでもどっこい「生きていく」的バイタリティーを描いていて、
秀逸である。
勿論どん底の生活となれば国民相互扶助制度もあるのだが、ここでは「自分の足で
立つ庶民」は、そんな制度とも無縁で暮らしていると、世間に迷惑をかけず日陰で
も力強いものを笑いに変えて、ハッピーエンドへと導く。
物語自体はファンタジィー的展開だが、捏造してまでの歴史ファンタジィーではな
いし、何より主人公の視点が、境遇からの不満もありのそれでも他に求めず、自ら
の力でという体言となって、心地良い笑いのうちに見終えることが出来る・・・。
国民相互扶助制度というものを持ち出せば、以下の作品も・・・。
「青い鳥」 〇八年公開作
上の映画では寡黙だが男気溢れるヤクザな男を演じた阿部寛が、吃音というハンデを
持つ教師として、いじめ問題に取り組み、逃げずに事実と向き合えと凛とした教師役
を好演していた。
こちらのキーワードは「責任」となり、それは言い換えれば「義務」であり、権利と
共に裏表の人間の営みの普遍的常識。
そんな既成概念を壊して、権利は叫ぶもの、義務は無視、責任は一体誰が・・・。
社会的に規範とすべしものは、以前から日本人に備わった資質だったものを、どこか
歪んだ教育やら思考法が蔓延してくると、自分の足で立つのをやめて、依存していく
どこかの国の人々と似てきてしまうのは、さて良い事だろうか?
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といったところで、またのお越しを・・・。