特にこのグループの変遷は著しく、ある時期以降「聴く気になれない」空気読
みの巧みさに「なんだかなぁ」となった。
そこの「初期のリード・ボーカル」を担った人が亡くなった。
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「恋のナイト・フィーバー」などのヒット曲で知られる英国の音楽グループ「ビ
ージーズ」のメンバー、ロビン・ギブさんが20日、死去した。62歳だった。
家族が声明で明らかにした。ロビンさんはロンドンの病院で、肝臓および大腸が
んの治療を受けていた。
ビージーズは1958年、ロビンさんら男性3兄弟を中心に結成された。
レコード・デビューは63年で、これまでに世界中で計2億枚以上のレコードや
CDの売り上げを記録している。代表的なシングルに「愛はきらめきの中に」
「ステイン・アライヴ」「失われた愛の世界」「哀愁のトラジディ」などがある。
ロビンさんは49年12月、アイリッシュ海に浮かぶ英マン島生まれ。中部のマ
ンチェスターで育ち、その後、オーストラリアへ移住した。1年半前に悪性の腫
瘍が見つかり、闘病生活を続けていた。
今年4月には昏睡(こんすい)状態に陥っていたものの、子供らが意識を回復さ
せようと病床で歌を歌い、一時意識を取り戻していた。
時事ドットコム
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2012052100040
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この記事のヒット曲など、聴いていて「イライラ」する。
当時の空気読みが、初期のサウンドからあっさり変化して・・・。
その変化の仕方がバンドからボーカルグループなのだから、聴く気にならない。
まぁ、初期の作品へのあまりの親しみが、変化しすぎに戸惑ったのもありそうだ
が、若かりし頃の唯一の練習無しの日曜の朝は、このバンドの曲でまったりと
していて・・・。

もしものことがあるといけないから
君に見ておいてもらいたいものがあるんだ
僕の親しい人の写真だよ
知っているかい? 僕の妻だよ、ジョーンズ君
外はどうなっているのだろうね?
地面が崩れ落ちるといけないから小声で話そう、ジョーンズ君
何か聞こえないかと耳を澄ましているんだ
誰かが穴を掘っていないかと
それとも諦めて帰ってしまったのかな
誰も生きているはずがないと思って
「ニューヨーク炭鉱の悲劇」より

「マサチュセッツ」
この曲も、当時のウエスト・コーストの評判が空気読みには、アンサー・ソン
グみたいで、なんともな感じなのだが、メロディーとハーモニーの良さが、単
純な曲が朝の気分をより爽快にさせてくれた。
それは勿論、それまでの苦しい練習からの開放があるからだが・・・。
「花のサンフランシスコ」 スコット・マッケンジー
これを耳にすれば、ヒッチハイクでも行きたくなるのだろう。
そして自分の町は「灯が消えたように」見えるのだろう。
これへのアンサーとしての曲はネガティブな歌詞となり、いつも後追いしている
感じもあねが、メロディーの良さが耳に心地良い。
「ジョーク」
ロビンの歌声には、どうしても暗さがあって「ホリディー」でもそうたが、
こういったしっとりした曲調があっていたようだ・・・。

「メロディー・フェア」
映画の主題歌として、大ヒットしたもの。
これ以後は、上の記事のように「空気をよく読み」ディスコサウンドとして
一気に変身してしまって、「あれま、これま」ではあった。
兎に角、その昔の日曜の朝を、爽快にしてくれた人の訃報に「安らかな眠り」
を祈りたい。 ご冥福を・・・。
そうそう、よーつべの動画にコマーシャルが良く付くが、少しは頭を使って
「選ばないと」と思うけど、アイアン・バタフライに「スーパー・ジュニア」
とかのグループを付けたら、笑われるだけで宣伝にならないと思うわ、いくら
なんでも古のロックに、なんたらポップスだもの「笑っちゃうよ」
小さな恋のメロディ ― オリジナル・サウンドトラック/サントラ

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といったところで、またのお越しを・・・。