パクリのあざとさと、その後の嘲笑「エイリアンズ」 | 流浪の民の囁き

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映画を通した過去・現在・未来について、なぐり書き

ウリナラ・ファンタジィーとかの言葉もある誇大妄想を誇る「かの国」については、その

あざとい「パクリ精神」が批判の対象となり、日本でも一部の熱狂的盲信信者を除い

て、顰蹙の「嘲笑」の的となっているが、それを変な論理で擁護すると、「被害者面」が

透けて見えて、なんとも救い難い「国民総ファンタジィー」かと錯覚、いや納得してしまう。


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韓国は日本をそのまま真似た‘コピー天国’と露骨に非難する映像がインターネットに

登場し、韓国ネットユーザーの公憤を買っている。
その間、韓国が日本を模倣しているという批判はあったが、この映像はSNSなどのニ

ューメディアを利用して全世界のネットユーザーに広めようと緻密に制作されていると

いう印象を受ける。
映像には「より多くの人々に韓国と日本の間で今どんなことが起きているかを知らせる

ために制作した」という内容が入っている。
各国のネットユーザーはこの映像を広め、嫌韓の雰囲気まで形成されつつある。
韓国ネットユーザーは「韓流に冷や水を浴びせる」と不快感を見せている。
◇「日本企業のふり」=最近、動画サイト「ユーチューブ」には、
「危険に直面した日本:日本と韓国の紛争に関する小さな調査」と題した映像が登場

した。
日本人と推定されるネットユーザー「GloriousJapanForever」が掲載したものだ。
映像には日本と韓国の‘元祖’攻防が激しいさまざまなコンテンツが登場し、
「パクって、いくつかの点だけ変えて、違う名前をつけた後、自分のものだと主張する」

とし、一方的に韓国を批判する内容が繰り返される。
最初に登場した商品はアップルの「アイフォーン」と三星(サムスン)の「ギャラクシー

S」。アイフォーンは「人類の歴史上最も革新的な商品」と称える一方、
ギャラクシーSは「人類の歴史上、盗作として最も悪名高い製品」と侮辱している。
「それでも三星はアップルを逆に告訴した」と皮肉った。
日本自動車ブランド「ホンダ」と「現代(ヒョンデ_」はロゴと発音がともに似ていると主

張した。過去に現代自動車が外国市場の広告で日本の力士を出した例を取り上げな

がら、「相撲は日本の文化だが、韓国企業の現代がこれを広告に使用した」と非難した。
「三星は韓国企業でありながらも、テレビの広告では鮮明な画質の富士山の画面を出

す」とも書いている。
韓国企業が国際市場で日本の企業と認識されるよう偽装しているということだ。
このほか、日本の有名漫画「らんま1/2」「ポケモン」「ワンピース」なども韓国がそのま

まコピーし、韓国の「キムパプ」も日本の巻き寿司しを真似たとしている。「テコンドーは

空手を模倣した」とも主張している。
この映像は23日現在14万件以上の照会数を記録し、1000件以上のコメントが付くほ

ど注目を集めている。
ネットユーザーは韓国を丸ごと非難する雰囲気だ。
あるネットユーザーは「タイのムエタイまでも韓国にパクられた。‘アンチコリア’グループ

を結成するべきだ」と書き込んだ。
タイとベトナムのネットユーザーも「韓国に失望した」とコメントしている。
「韓国は自分できちんと作れるものが一つもない」「韓国は同じアジアでも嫌われる」な

ど嫌韓の雰囲気まで出てきている。
◇「韓流に冷水、サイバー宣戦布告」=映像を見た国内ネットユーザーは
「これはサイバー宣戦布告と変わらない。対策が必要だ」「韓流に冷や水を浴びせようと

している」などの反応を見せている。
問題は、日本が明らかに韓国のものを真似た自国のコンテンツに対しては全く問題意識

を持っていないという点だ。
国内グループの少女時代が韓流ブームを起こして人気を呼ぶと、日本には少女時代を

パロディーにした成人ビデオが出てきた。
最近はKARAにちなんでAV女優「KARI」が登場する成人ビデオが登場し、韓国ファン

を驚かせている。
KARIはKARAと似た服を着て出演し、KARAのダンスを踊りながら服を脱ぐ。
「韓流スターを侮辱している」と不快感を表す韓国の世論が日本に伝えられたが、
右翼サイト「2ちゃんねる」など日本インターネットコミュニティーには「韓国自体が日本の

コピーなのになぜ気分が悪いのか」
「制作したのは韓国人だろう」などのコメントが書き込まれている。


2011年10月01日10時07分 [中央日報/中央日報日本語版]
http://japanese.joins.com/article/265/144265.html?servcode=A00§code=A10
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大流行とかランキング上位とか「殊更自慢」の糧にしているが、はたしてそれは「名曲・名

作」の類いかと見てみれば、おそらく数年で忘れられてしまう「時流の産物」扱いなのだろ

うが、それにしても「流行りもの」に飛びつく、いや「真似て商売」のあざとさと「職人気質」

のなさは、先人にしてみれば「汚された気質」となってきそうである。

歴史における「文化」もそれ程なくとも「あるものはある」のだから、全方位に「急速に取り

入れ」るのはいいが、それを真似るだけでは、それ以上の創造は覚束無いだろうに・・・。


と、いったウリナラ・ファンタジィーには「批判がつき物」なのだが、脳神経は「被害者意識」

満点で、上の記事みたいな「嘲笑」となってしまう。

この「パロディ」などは、笑って済ますあるいは無視が本来なのに、そこに反応してしまう

から余計嘲笑されてしまう。

というか、このところの「アダルト・ビデオ」は当然の成り行きで、かの国同胞が制作してい

るものが大部分となっているはずだが・・・。


で、この「バクリまがいの作品」というものは、大概大ヒットしてしまった作品にはつき物で

顰蹙をかいなからも制作されてしまう「隙間産業」なのも・・・。

ただ、殊更オリジナルを強調してしまうと「痛い」ものになってしまうが・・・。

そんな中に「エイリアン」ものとして、全く続編でないのに「エイリアンⅡ」なる題名でイ

タリアで制作されているものがあった・・・。
まぁ、日本でも邦題が続編ぽくしたものとして「荒野の用心棒」と「続・荒野の用心棒」なん

てのもあって、なんだかなぁだが・・・。


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http://www.youtube.com/watch?v=aKA_jXW-YPw&feature=related

「エイリンアンズ」 八十年未公開作


日本の邦題は流石に「エイリアンズ」と名づけられているが、どこぞでは続編みたいな

題名のまま・・・。

というか、そのストーリーも酷似していて、舞台が宇宙船内から鍾乳洞の内部に移った

だけという・・・。そこにイタリアならではのエログロが加味されれば、本編より「エグイ」

ものとなって、「ホラー好き」には金の掛かっていない楽しめる作品になっている。

もっとも金のない分「犯人役のエイリアン」の全身はチラリズムを徹底して、うまい具合

に緊迫感を醸し出して、見る人にショックを与えている。

ただ、本編を見てしまった人には「パクリ」そのものとして、やはりどこか「冷笑」の対象

以外ないが・・・。


ただ本編のはずの「エイリアン」も、その「アイデア」の元を辿れば・・・。



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http://www.youtube.com/watch?v=IknItrag-Yg

「バンパイヤの惑星」 六十五年未公開作


こういった「イタリア・スペイン映画」にたどり着くから・・・。

こちらはあのイタリアの監督作品で、みてみれば「設定具合」が良く似ているものである。

この邦題の他に題名はいろいろあるのだが、それだけ「内容と題名」はどうでもいいと・・・。

いや「未知の世界」への興味は、昔の方が文明の発達度合いから強かったのを物語らせ

る。



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http://www.youtube.com/watch?v=MsDnf9pJJ54

「恐怖の火星探検」 五十八年未公開作


より設定具合が良く似ているし、解決方法とかのアイデアも似ているのが、こっちの

やつかも・・・。

勿論造形やらはやたら野暮ったいし、ドライビング・シアター向けの要素は多々あって

微笑ましいものだが・・・。

何より解決方法は「酸素」のそれなのだが、やはり当時としては「宇宙」の実際はあまり

理解されていないのが良く分かり、気圧変化とかは無視で「酸素」こそ解決方法・・・。

ここらは造形共々ご愛嬌のセット撮影は、そりゃ「宇宙でも酸素」になるよなと・・・。


どこにでも存在はする「パクリ問題」だが、そこにアイデアを凝らす意気込みがあれば

まだ救われるが、そのままってそりゃ「嘲笑・冷笑」の対象そのものだし、今後はこの

「エイリアン」と同じような付随したものとして話題には「刺身のつま」として再び嘲笑の

それとなって「忘れ去られない」かもだから、パクリも話題には別の意味で違いない。



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Amazon.co.jp               といったところで、またのお越しを・・・。