法則とかが盛んに言われて久しいが、久々に「言葉狩り」というマスコミの蛮行の果て
が再びネットに遡上したのをみると、はてさて「法則」のそれは当てはまりそうと・・・。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~^~~~~
鉢呂経産相辞任 記者クラブに言葉狩りされて
「藪の中」とはこのことである。鉢呂吉雄経産相を辞任に追い込んだ「放射能すりつけ
てやる発言」。10日夕の緊急記者会見で鉢呂氏は「そんなことを発言したという確信を
持っていない」と否定した。
件の発言はオフレコ懇談会の中で出たものだ。鉢呂氏は「記者さんがたくさんいたもの
だから誰に言ったのかも覚えていない」とした上で「聞くのが専門の記者さんだから…」
と皮肉を込めている。
オフレコ懇は日本の記者クラブ特有のものだ。出席できるのは、クラブ詰の記者だけで
ある。極端な話、記者全員が一致団結して大臣のコメントを捏造することさえ可能だ。
本来オフレコのはずの、それも真偽の定かでない発言が表に出てきたのが不思議であ
る。今回、経産省記者クラブが全社一致したのか。
それを知ることはできないが、発言をめぐって鉢呂氏は「定かに記憶していない」として
いる。鉢呂氏は「言葉狩り」の犠牲者でもあった。「死の街発言は記者クラブによる言葉
狩りではないか?」と筆者は質問した。
鉢呂氏は次のように答え無念さをにじませた。
「(発言の)前日、地元14の市町村長さんたちと話した・・・(中略)人っ子一人通らない。
街並みがあるのに。こんな街は日本にはないという意味が、ああいう言葉(死の街)にな
った」。鉢呂氏の表情は『俺の真意ではないんだ』と語っていた。
20キロ圏内や飯舘村は明らかに「死の街」である。福島に住む多くの人々は疎開したが
っているのが現実だ。
事態を率直に認めた鉢呂氏は評価されて然るべきではないか。脇が甘かったと言われ
ればそれまでかもしれないが。
大臣を辞任に追い込んだ記者クラブの面々は鼻高々だ。記者会見室には哄笑が響く。
得意絶頂のあまりヤクザ言葉で鉢呂氏に答を迫る記者もいた。
社名も名乗らずに無礼千万な態度で質問するのである。同業者として恥ずかしい。
筆者はその記者をドヤシ付けてやった。後で名刺交換し社名を聞こうと思っていたが、
輩は記者会見が終わるとソソクサと記者室に逃げ帰った。大手メディアの記者である
ことだけは確かなようだ。
社会人としてもお粗末な連中だが、「藪の中のオフレコ懇」と「言葉狩り」で国務大臣の
進退をも左右することが可能なのである。
記者クラブが国を滅ぼすことを確信した会見だった。
小沢一郎氏の例が物語るように記者クラブと官僚の目障りになる政治家は陥れられる。
鉢呂氏の場合「脱原発と反TPP」が、記者クラブメディアと官僚の機嫌を損ねていたこと
は確かだ。
http://news.livedoor.com/article/detail/5852621/
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
ここで出て来た「言葉狩り」を使うのであれば、政権交代前もマスコミの批判をしていた
のなら真っ当な意見となるのだが・・・。
にしても「この大臣の資質」はやはりな民主党体質そのものなのか。
何事も他人事だから、そして法則として「ブーメラン」が自分の頭に刺さったともいえそう。
これまでマスコミの擁護で存えた「内閣」とも言えるものが、とんだことになって短命政権
の「さきがけ」を演じているのかも・・・。
で、法則というものにもいろいろあって、最近見たものにこの法則、それも死の法則を理
解して、それに抗う展開がスリリングに進む「ホラー映画」が、この「ファイナルうんたら」
のシリーズものだろう。
http://www.youtube.com/watch?v=DD_MAz96L70
「ファイナル・ディステネーション」 〇一年公開作
予知夢の能力がある少年が、飛行機の離陸寸前に機内で暴れだして、飛行機自
を降ろされてしまうという平凡な高校生の修学旅行への出だしは、次の瞬間スクリ
ーンの端で、小さな飛行機の爆発シーンで、予知夢が現実になって・・・。
この出だしの展開は、パニックやらホラーやらの「これから大惨事」が起きますよ的
飛行機の大写しの離陸場面がない分、その映像はショックで出だしから緊張感が生
まれ、映画の展開に引き込まれていく・・・。
ただ、死の運命とかの小道具も大写しになると、大概のその後が想像出来てどうし
ても「恐怖」よりは「当たった」と、引き込まれから脱出してしまう。
ただ、展開の速さと死をあがらう姿勢は緊迫感を持続させて、そして最終的に「あっと
残念」な主人公の最後にはしばし唖然・・・。
醜い怖さでなく、日常的なものが凶器になりうる展開は、身近なものであるだけ「肌に
沁みる怖さ」を際立たせる。
http://www.youtube.com/watch?v=_S9V0uFGKSs&feature=related
「デット・コースター」 〇三年公開作
こちらは上の続編だが、邦題は別の作品であるかのような印象だが、この邦題
が続編としてよりはよいと思える展開の危険な恐怖心を表していて、前作よりは
「身近な恐怖」に対するそれはより激しくなって、そして「死に方」のそれが瞬間
だから「はっとしてしまって」分かっていながら身をのけぞらせることになる・・・。
もっとも出だしからのパターンは同じだけに、映像の凄さの恐怖はあるが、それが
持続することはない。
ただ、次から次と「身近なもの」の物言わぬ「意思」がある動きに、ついついホラー
的要素を見出すと、にこりとしてしまう・・・。
見終われば、時間の経過を忘れているのだから、それだけでも良いものを見たと
なる。
http://www.youtube.com/watch?v=WaxG9yW9KD0&feature=related
「ファイナル・デットコースター」 〇六年公開作
こちらは前作のショッキング・シーンの残酷さに批判でも来たのか、かなりコメディー
色が滲んで、予想しうる展開に飽きも出てくる。
三作目となれば、マンネリを打破しようといろいろアイデアを取り入れるのだろうが、
どうにもジェットコースターの暴走以外、飽きてしまった・・・。
http://www.youtube.com/watch?v=5wDR1RzypVc&feature=related
「ファイナル・デットサーキット」 〇九年公開作
今度の舞台はサーキット、それもアメリカらしいオーバルコースのそれだからぐるぐるま
わるのみにスピードが付けば、衝突したときの衝撃は大きい・・・。
それが迫力のある映像となって・・・。
ただそこまでで以後は、立体映画らしいがそこまでの良い出来ではない。
流石に四本目ともなると、「またかよ」の愚痴も出る。
ホラーのシリーズものを見る時の「慣れ」は、寅さんの定番と違い、うんざりしてしまう。
で、二作目の衝撃が強すぎると、不満ばかりになる。
http://www.youtube.com/watch?v=zLKR3GdIK80&feature=fvwrel
「ファイナル・デットブリッジ」 十一年公開未定
それでも興行的にヒットすれば、またまた「人の運命を弄ぶ」映画は、身近なものと
のバニックがでかくなれば、そのスケールのぶんだけ金をかけて、さて再びヒット
するのか・・・。
- デッドコースター/ファイナル・デスティネーション2 [DVD]/A・J・クック,アリ・ラーター,トニー・トッド
- ¥4,179
- Amazon.co.jp といったところで、またのお越しを・・・。