忌み嫌われるのは、民主党かそれとも・・・。「ザ・ネスト」 | 流浪の民の囁き

流浪の民の囁き

映画を通した過去・現在・未来について、なぐり書き

政権誕生一年が経過して、そのいよいよ日本「破壊意識」が顕著になったような「無能

力集団」は、国民の間にとんでもなく「アレルギー」を生んでいるようである。


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菅直人首相は8日夜、都内の中華料理店で民主党の若手議員らと会食した。
この中で首相は、民主、自民両党の「大連立」構想について「(例えば)12月に衆院を
解散すると約束してやるのはよくない。絶対だめだ」と強調した。
早期解散を前提に期限付き大連立を唱えている自民党をけん制する狙いもあるとみ

られる。
首相は次期首相に関し「次の世代の若い人に(衆院議員の残り任期の)2年間しっか

りやってもらい、衆参同日選挙まできちんと復旧・復興をやる態勢をつくらなければい

けない」と指摘。
「1年で首相が代わるのは、国際的にも良くない」と述べた。
与野党から早期退陣圧力が強まっていることについては「一日でも長くやりたいなど

という気持ちは全然ない」と語った。

 
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2011060800973



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東日本大震災の発生の翌日、東京電力福島第一原子力発電所1号機で行われた
海水注入が始まった時刻について、政府答弁書と海江田経済産業相の
国会答弁が食い違うことが8日、明らかになった。
政府は今月7日の閣議で、「首相が海水注入を知ったのは5月20日の報道後」
とする答弁書を決定した。
しかし、海江田経産相は5月2日、首相が出席した参院予算委員会で
「3月12日午後7時4分に海水注入試験を開始した」と答弁していた。
この矛盾について、枝野官房長官は8日の記者会見で、
「首相の認識に基づいて正直に答弁を作った」と釈明した。
枝野氏によると、首相は5月20日に注水開始時刻などが報道されて初めて、
「水を入れていたのか」と驚いたという。
また、首相は5月2日の予算委に同席していたにもかかわらず、
海江田経産相の国会答弁については「気づいていなかった」としている。


http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20110608-OYT1T00945.htm



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民主党は8日、東日本大震災の関連法案を審議するため参院に新設する東日本大

震災復興特別委員会の委員長に柳田稔元法相を充てる人事を内定した。
柳田氏は法相だった昨年11月、
「法相はいい。(国会答弁で)二つ覚えておけばいい。分からなかったらこれを言う」
などと国会を軽視する発言をし、辞任した経緯がある。

MSN産経ニュースより抜粋
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/110608/stt11060812120004-n1.htm
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人材枯渇のツケは被災者が被るものなのか、どんどん忌み嫌われる方向へ舵を切る

意識なのだから、そこは「アレルギー」も存在してきてしまう。

それを糾弾しないマスコミもその片割れと思われるが、国民の意識はまだまだ健全で

青森の選挙結果が、瞬殺でとんでもない「数」の惨敗にも顔色変えず、反省もなく、そ

して枯渇人事は、国民により「アレルギー」を広めたい願望があるようで・・・。


生理的嫌悪感という感情による「アレルギー」には、その形状も関わってきて、卒倒する

人も出る「毛嫌いされる存在」としての原始的生物の名が最初に挙がるものだが、それと

同等の生理的嫌悪感が政権与党に渦巻き、激しい排除に国民は向かいそうで・・・。

で、その生理的嫌悪感の代表格が、この映画の主役である。


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http://www.youtube.com/watch?v=qUB7ORUOwDc&feature=related

「ザ・ネスト」 八十八年公開作


孤島の田舎町を舞台にした、遺伝子操作によって変化してしまった「ゴカイ・ナメクジ」

より忌み嫌われる「アレ」が凶暴性を露わにして、島全体をパニックに陥れる・・・。

ネズミ・ネコ・犬の不可解な屍が多発していて、島に渡ってきたのがマッド・ドクターの女

で、島の保安官は定番の「女たらし」と来て、問題も先送りを決め込む「不誠実な公務員」

なのだが・・・。

小動物から被害が人間に移って来るとなれば・・・、いや自分のお楽しみ場所に「アレ」が

うじゃうじゃで、これは大変と・・・。


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そして「アレ」の正体が画像の「昆虫」になるのだが、犬の死骸の原因を突き止める

までは「犯人は不明のまま」で、このマッド・ドクターが檻に餌として「ネコ」を閉じ込め、

じっと犯人が近づくのを待つ、そしていよいよ残酷にも凶暴化してしまった「アレ」が可

愛い「ネコ」を喰い始める・・・、それを目を輝かせて見つめるドクターの異常性は、そ

の研究成果に酔うかのように、原因が自分の会社の研究の残骸としてのものとして

町の公聴会では、今の政権与党の無責任体質そのままに論旨を巧みに変えて、聞

き入る人々を煙に巻いてしまうのだが、被害はどんどん酷くなり、最終的には「強力な

殺虫剤の散布」でなくては解決しないと、全島の住民被害も懸念される事態だが、町

長は事前に知らせることで決行しようと決意する。

だがしかし、それじゃ「住民不在」の蛮行で、それを知らなかったら「アレ」と一緒に殺

虫剤で「殺される」って酷い話になってしまうから、ここであの女たらし保安官の活躍

の場が設定されると、それでなくともこの驚異的な変化を遂げてしまう「アレ」は、喰っ

ちまった動物に擬態していく・・・。

生理的嫌悪感から毛嫌いされるナンバーワンの「アレ」と合体された犬、猫のグロテ

スクな姿が、よりこの映画の製作者の「変態度」を上げて、まして人間との擬態では

その姿に気味悪さは、より「アレ」に対する憎悪を増幅させる・・・。

で、決着といえば「女王」のアレとなり、ゲームのラスボスが、突拍子もない「擬態」

として登場と相成って、更なる嫌悪感が焼きついて、それが爆破されればほっとし

胸をなでおろす・・・。

個人的には「ネコ」をえさにするあのマッド・ドクターもやられるところが「ざまぁみろ」

の溜飲を下げる場面ではあったのだが・・・。


って、この中のマツド・ドクターの行動と政権与党の震災対策から政治姿勢とダブル

のは、生理的嫌悪からが芽生えてしまったからか・・・。

「責務とか」言うは簡単だが、それの裏で遅々として進まぬ「決断」のなさと、言い訳

の「見苦しさ」を映像にすれば、「アレ」の暗躍するこりの映画と、そして「身勝手極ま

る論理」を振りまくマッド・ドクターの態度と・・・。

要はこの日本の政権与党の団体は、B級映画並みの、それもとても悪趣味な精神

性が似通っていて、民主党アレルギーも、むべからぬものと理解してしまう・・・。

映画は嫌悪感を増幅させるが、実害は精神だけだが、この「アレ」と同じ忌み嫌われ

る者達は実害を与える・・・。


ザ・ネスト [DVD]/ロバート・ランシング
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Amazon.co.jp                 といったところで、またのお越しを・・・。