期待をすれば「裏切られ」それを批判すれば「他人のせい」で、自分の非には一切
気持ちが向かない・・・。
世間ではそれらの群れを「お馬鹿」と呼ぶのだが、それでもそれこそ「馬耳東風」を
貫いて・・・、任命した人からも「見下されて」どんな矜持を持つのか・・・。
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政府の東日本大震災復興構想会議の五百旗頭(いおきべ)真議長(防衛大学校長)は
13日、日本記者クラブで記者会見し、歴史家の視点を持って被災地復興に取り組む
考えを強調した。
その上で、応仁の乱(1467年)や戦国時代を振り返り、「国中が、血で血を洗う争乱で
乱れに乱れた。
今の首相がバカかどうかという問題のレベルではなかった」と述べ、菅直人首相の資
質を問うべきではないとの認識を示した。
[産経新聞]2011.5.13 18:41
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/110513/plc11051318430020-n1.htm
経済産業省原子力安全・保安院は14日、福島第1原発1号機の
原子炉建屋内を13日午後にロボットで調べたところ、最大で
毎時2000ミリシーベルトの線量が観測されたと発表した。
(2011/05/14-18:06)
http://www.jiji.com/jc/eqa?g=eqa&k=2011051400270
福島第1原発の集中廃棄物処理施設で作業中に死亡した協力企業の
60代男性について、福島県警は14日、検視を行った結果、
病死の可能性が高いと判断した。心筋梗塞とみられ、司法解剖は
行わないとしている。
搬送先の福島県いわき市立総合磐城共立病院の小山敦救命救急センター長は
同日、取材に応じ、「(男性の)内部被ばくの可能性は考えにくい」との所見を示した。
小山センター長によると、搬送された男性の被ばく線量を計測した結果、県が
定めた除染が必要となる基準以下だったという。
また、コンピューター断層撮影(CT)検査やレントゲン検査では異常はなく、
目立った外傷もなかった。「心臓の病気の可能性は否定できない」と話した。
(2011/05/14-21:16)
http://www.jiji.com/jc/eqa?g=eqa&k=2011051400228
菅直人首相は14日夜、福島第1原発で機材運搬中の男性作業員が死亡したことに
ついて「本当に気の毒だ。原因が放射能被害かどうかしっかり確かめてもらいたい」
と述べた。官邸で記者団の質問に答えた。
*+*+ 産経ニュース +*+*
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/110514/plc11051419390010-n1.htm
原子力委員会の青山繁晴専門委員は13日の参院予算委員会に参考人として出席
し、東京電力福島第1原発事故について「津波の直撃を受けた段階では、原子炉建
屋はまだしっかりとしていたが、その後の判断ミス、対応の遅れによって水素爆発が
起き、放射性物質が漏えいした。全てではないが多くのものが人災だ」との見解を示
した。自民党の衛藤晟一氏への答弁。
青山氏は4月下旬に福島第1原発を視察し、吉田昌郎所長らから聞き取り調査を行
った。菅直人首相が東日本大震災発生翌日の3月12日に原発を視察したことに関
し、青山氏は格納容器から気体を放出するベントの指示の9分前に首相視察に関す
る指示が東電本社から現場にあったと説明。「(ベント)作業に加えて首相を迎える
準備が必要だったことは間違いない」と述べた。(2011/05/13-20:16)
(2011/05/13-20:16)
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2011051301056
津波までが天災、津波後が人災
検察による東電捜査 人災がからむ原発事故は“事件”と認識
福島第一原発事故は、日本だけではなく世界に不安の影を投げかけている。東京
電力への批判は多く、また、今後の賠償問題や経営問題など課題は山積している
が、その東電に捜査当局の手が伸びようとしているという。
検察が東京電力経営陣の責任追及に向けて資料収集を開始しているのだ。検察
の動向に詳しいジャーナリストの伊藤博敏氏が報告する。
「原発事故を天災と人災に切り分け、そのうえで、東京電力の誰にどんな責任が生
じるかを検証している」
検察関係者は、将来の事件化に備えて、検証作業を行なっていることを隠さない。
天災だけなら事故、人災が絡めば事件となる。その可能性があって公的資金が投
入され、告訴告発も相次ぐだろうから、検察が、今後、「事件対応」するのは当然だ。
では、天災と人災の線引きはどこか。
簡単に言えば、津波までが天災、津波後が人災となる。
現行の原子力規制は、首相が任命する原子力安全委員会が原発の安全審査や政
府への助言を行ない、経済産業省の外局である原子力安全・保安院が、原子力施
設に検査官を配置、原発を監視することになっている。
従って、東電がマグニチュード9で津波の高さが15mという天災を予測して設計、運
用していたわけではなく、チェック機関もそこまでの想定を求めなかったのだから、
「天災だった」という言い訳は成り立つ。
しかし、津波後はどうだろうか。
震災が発生した3月11日、東電の勝俣恒久会長は北京にいて、清水正孝社長は関
西にいた。トップ2人が不在の中、危機は次々に訪れ、原子炉内の気圧が急上昇、
格納容器破損の恐れが出てきたため、同日午後11時過ぎには菅直人首相や海江
田万里経産相、斑目春樹原子力安全委員長らの間で、弁を操作して高温の水蒸気
を外部に逃がす「ベント」と呼ばれる作業が必要になったという合意がなされ、何度も
指示が出されたものの、東電は動かなかった。
結局、ベントの開始は翌日の午前10時過ぎで、その5時間後には爆発が起きたこと
を思えば、初動の遅れが致命的だった。
東電関係者が率直に言う。
「弁を開けると大量に放射性物質が拡散する。そのことへの恐れがあった」
また、廃炉になるのをためらって、海水の注入が遅れ、それが炉心溶融につながっ
た、とされる点も同じである。そうした経営陣の保身が、大惨事につながったことが実
証されれば、業務上過失致死傷罪などが成立する。
主任検事が証拠品を改竄するなどした大阪地検事件をきっかけに、再生が求められ
ている検察は、自らの存亡をかけて天災と人災の狭間を縫う捜査を行なうことになる。
SAPIO 2011年5月25日号
http://www.news-postseven.com/archives/20110512_20143.html
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それこそ何の問題も解決していない。
いやむしろこれからもっと酷い状態が明らかになって、初動のミスは致命的と「断罪」
されることになりそうたが、何でも「権力延命」に血眼になる者達は、周囲の人達から
も「ドロブネ」とみなされ、そして汚名挽回の「検察」の国民の良心と相成る捜査が出来
るか・・・。
にしても、「政権交代」に期待した無垢な国民にとっては、どうしょうもない「作品」を見る
思いが募り、映画だったら見終わってスクリーンに物を投げる出来・・・。
と、こういったものは数多あって、その中でも相当に「期待はずれ度完璧」なものとなれ
ば「SF地底からの侵略/無差別襲撃!戦慄の殺人有機ガス」が、期待にたがわぬ
「妄想」のみのインチキを、売り宣伝を巧みに炊きつけてみせた作品となろう。
http://www.youtube.com/watch?v=9LvgwV55Pb0&feature=related
「SF地底からの侵略/無差別襲撃!戦慄の殺人有機ガス」 七十四年未公開作
邦題はさながら「支離滅裂」なもので、この映画の煽りを並べ立てただけのひねりも
なければ、作品の擁護も「見終わった後の怒り」を増幅させるのに一役買っている。
出だしの思わせぶりな逃げ惑う住民から、地球の全体像・・・。
この場面だけ「滑り出し」はなんともな空想科学映画らしいが・・・。
後は低予算の「小学生演劇」へと、ため池の赤い煙が人類滅亡の有機ガスって、
物凄い設定で、チョロチョロ煙るもので・・・。
書いていて「飽きてしまう」程度のものと解釈して貰って、割愛する。
ようは低予算ならではの「火星からの侵略」が有機ガスを振りまき、そして侵略者は
登場せず、まして攻防などは一切なく、山の中に逃れた男女が、いやラジオの人間
も一人になったと呼びかけるから三人か・・・。
と、グダグタさ加減は日本の政権与党に相通じる「頭空っぽ」状態の展開が延々と
綴られて、観客はほとんど「怒り心頭」でラストへとなだれ込む。
で、助かったらしい男女が突如として「幼いものに変身」して、外国人なのに「ふんど
し」風原始的衣装で、草原を走る去る・・・。そこに「完」の横文字が出れば、その素晴
らしい締め方に「観客からのプレゼント」として物がスクリーンに飛ぶ・・・。
と、まぁ、見なきゃ良かったの後悔が生まれる作品である。
ただこういった書き方をすると「興味を持つ奇特な人」もいるから映画って、まだ救いが
あるが「政治」には救いがないものである。
「選択の失敗」が自分をとことん苦しめる、それを「自業自得」とするにはむごすぎる
ってこともある。ただ「二度と失敗しない」は胸に刻まなければ・・・。
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