「人災」の追求に殊更神経を尖らせる人々は、やたらめったら「自分達は正しい選択」
をして、しかしながら「参考意見」に振り回されたと「詭弁を弄して」逃げ回るのに躍起
となって、「決断」とその裏に隠された「責任」に及べば、日本のマスコミの体の良い「コ
ウモリ」ぶりを参考にして・・・。
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大震災の翌日に福島第一原発の1号機に東京電力が最初に行った海水の注入につい
て、政府関係者らが、官邸の指示で中断した、としている問題で、政府と東電の原発事
故統合本部は「事実に基づいていない」と反論しました。
この間の経緯について、原発事故統合本部は、「海水の注入開始自体が官邸には報告
されていなかった」として、官邸の指示で止めることは起こり得なかったとの認識を示し
その上で、当時官邸では、原子力安全委員会の斑目委員長から、海水を注入した場合
「再臨界の危険性がある」との意見が出され、これを聞いた東電の担当者が本社に伝え
たことから注水の停止につながった、と説明しました。
しかし、斑目委員長自身は21日夜、JNNの取材に対し、統合本部の説明を真っ向から
否定していて、「少なくとも私の指示で再臨界の危険があるからやめた方がいいという発
言は絶対しないと思います。もしそれをしていたら、私がいかに原子力の知識がないかと
いうことになってしまう」(班目春樹原子力安全委員長)
官邸の指示で海水注入を停止したという関係者の話に加え、新たに食い違いが表面化し
ています。
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye4731045.html
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今回の惨状も、あらかた何かあれば「大惨事」、それも「人災含み」であろうと予想出来る
あのマスコミの煽動といっていい、「衆議院選挙」にさかのぼりそうである。
「ばら色の将来」という幻想と妄想が入り混じれば、こういった赤面すべきことが
紙面に踊ってしまう、そして何よりなのが「いいだっしぺ」が、全く期待できぬ能無し
が明らかななれば、こういった擁護を忘れたかのように、これまた臆面もなく「同じ
紙面」で口汚く罵ると、なんだかなぁ・・・。
どちらも「呆れる行状」なのに・・・、で、「原子力」を推進してきたのが自民党だとか
の悔し紛れも掲示版では散見出来るが、「政権交代」の意味合いを忘れる都合良さ
は「マスコミ脳」なのだろう。
何を言っても、書いても責任は取らない、その姿勢に影響されれば、そりゃ誰もが
「ばら色の将来」を口に出来る・・・。
だけに今回の完璧な「人災」である「原発の諸問題」は、醜さ全開の「能無しどもの、
責任逃れ」という哀しむべき着地点が、そこに見えている。
で、良かれと思ってやったものが大変なことになるは、映画的には特に「パニック映
画」では良く利用されるもので、大概が「人災」による混乱で、最終的には何とか解
決するって、無理やりな結末も、そして世に言う便乗ものもその中に含まれる。
そしてテーマだけに、興味がそそられそして低予算でもそれらしいものは買い手が
つき、世に出る・・・。そんなものにこの「巨大毒蟲の館」「モンスター・パニック」も
入ってこよう・・・。
http://www.youtube.com/watch?v=A7gJ9JmI5qA
「巨大毒蟲の館」 〇六年未公開作
カナダ製作のものは、視点がエロ・グロ・ナンセンスで統一されていて、顰蹙ものの
コンピュータ造形もなんのその、肌の露出と人間の犠牲がより酷ければ、これでい
女子大の寮で起こる「巨大化してしまった昆虫達」と女子大生のバトルと、そこはか
とない「変な色気」を振りまき、そして犠牲が「サディスト」をにんまりさせると・・・。
その発端が、女子大生の昆虫研究だが、それを嫌うものたちによる「大量殺戮」の薬
剤が逆に作用して、巨大化してしまう・・・。
まぁ、一応は「変異」にこじつけて、グロい場面展開で、特に男性視聴者の受けを狙っ
て女子大生はすべて薄着か水着、そして乱交も取り入れて・・・。
チープな造形に吹きながら、それでも巨乳の女子大生ににんまりしながら、それらが
危機的状況を脱するまでを見せ付けられると、「良かった、良かった」巨乳が残った
はい、おしまいって、物語もすっかり忘れて・・・。
http://www.youtube.com/watch?v=dR62TtwTYX0
「モンスターパニック」 八十年未公開作
こちらはあのコーマン製作だから、そのテイストはB級一直線で洗練されている。
ただこちらは「これから起こるであろう食糧危機」に対して危惧を持つ者たちが「巨
大化」への方策を秘かに・・・。
巨大生物の島などもそうたが、完璧な「人災」には、一応の理想が背景にある。
コーマンの製作に欠かせない「裸」も、パニックにはつき物で、危機的状況とお色気
はより以上に惨劇を盛り上がらせる。
ただ「サケ」の巨大化が「あれかい・・・」と、にんまりしてしまう。
それでも後半の「惨劇」はそこそこであり、海辺の惨劇だけに人の動きとカメラワーク
はパニックらしさは描き出していた・・・。
って、どちらかというと二本とも、こじつけた「人災」をフル活用した、お色気パニックで
「柳の下のドジョウ」狙いがあからさま・・・。
と、実は半年以上前の「下書き」を改筆・修正して、こっちも「こじつけてみた」・・・。
- モンスター・パニック [DVD]/ダグ・マクルーア,アン・ターケル,ヴィック・モロー
- ¥4,179
- Amazon.co.jp
- 巨大毒蟲の館 [DVD]/ミーガン・ヘファーン,ランダ・デント,サマンサ・マックレオド
- ¥3,990
- Amazon.co.jp といったところで、またのお越しを・・・。