言い繕いの醜さと、憤る誇大広告の潔さ「深海からの物体X」 | 流浪の民の囁き

流浪の民の囁き

映画を通した過去・現在・未来について、なぐり書き

「真意が伝わらない」とかぬかす「宇宙人」が自分の発言の釈明を行っているが、

これが以前の国家のリーダーであったは、イカサマ政権交代の象徴のようである。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~^~~~~

鳩山由紀夫前首相が15日夜、都内で記者団に語った「方便」発言をめぐる“釈明”の

要旨は次の通り。

【沖縄の地元紙のインタビューで抑止力は方便と言ったが真意は】真意が必ずしも伝

わっていない。この抑止力に関して、普天間におられるヘリ部隊は役割を考えれば、

それ自体は必ずしも抑止力と言い切れるものではない。
(在日米軍の抑止力は)トータルとしてパッケージになっているから切り離せない。

海兵隊も地上部隊とヘリ部隊があって切り離せない。
ワンパッケージになって米軍の活動がある。全体が抑止力という意味で私は申し上

げた。一部の普天間だけを考えたとき、必ずしも抑止力と言い切れるか自信がない

ということで申し上げた。(インタビューで質問者から)
「それは方便として」と言われたから「そういうふうに言われたら、そういう部分があっ

たかもしれない」と申し上げた。

 【質問者の記者の問いかけに答えたのか】そうです。

 【野党は衆院予算委員会で鳩山氏の参考人招致を求めているが】それは(衆院予

算委の)理事会で協議してください。私が申し上げることではありません。

.鳩山前首相の“釈明”要旨「在日米軍全体で抑止力になるという意味で言った」
産経新聞 2月15日(火)23時26分配信


http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110215-00000629-san-pol
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

政治は「言葉ありき」で、その言葉の軽さが身の軽さを表して、「ルーピー」と揶揄され

ていたのにもかかわらず、相変わらずの「ノー天気」気味にはいささか・・・。

同じイカサマでも、民間ではそれこそ「インチキ会社」とつとに有名になってしまって、

まともな映画を配給すれば、「あのアルバトロスが・・・」「アルバトロスのくせに」で

もともと邦題の「デタラメ命名」で生きてきたから、酷い内容のものでは「アルバトロス」

だものと、大概は諦めがつくってものである。

そのアルバトロスの詐欺的邦題で、見てみたら「ヘビー級」の駄作ってのが、この「深海

からの物体X」という作品である。



流浪の民の囁き


http://www.youtube.com/watch?v=ydm9MDgegug

「深海からの物体X」 九十九年公開作


買い付けたのがこの時期だからこその邦題だと思ったら、製作年は九十四年で

だからこその特撮なのか、はたまたやはりというか予算的制約は「おちゃまなグロ」

を好むのか・・・。




流浪の民の囁き


こういったポスターを見たら、それなりの「期待」が持ててしまう。

しかして出てくるのは「お色気」と「グロテスクで滑稽な造形」と

やっぱりアルバトロスものと「変な納得」



流浪の民の囁き


これだもの・・・。

そしてラスボスが以下のような「タコかいな」だもの。


流浪の民の囁き


いろいろ合体していて・・・。

もっとも人間の男女の合体が前半で展開されるから、それをみたお魚達も

「合体」が合理的・・・。



流浪の民の囁き


こういった最初に考えた題名でだったら、それなりに「予備知識」が見る前に

出て、憤ることもないのだが・・・。


と、内容を書いても「アルバトロスもの」だもの、それなりのものしか配給しない

という認識に合致して、脚本もグダグダ、出ている人もなんとも・・・。

そしてお魚さんに、プランクトンでの突然変異・・・。

「頭が割れそう・・・」ってな鑑賞感想が、内容を物語り・・・。

まぁ、日本の偉い議員さんの言動も、同じく「頭が割れそう」なのだから、どっちも

どっちで・・・、それにしてもC級映画と同等の価値しか見出せぬ「ルーピー」では、

日本の今後も暗いのだけは、「間違いない」。


深海からの物体X [DVD]/出演者不明
¥5,040
Amazon.co.jp                 といったところで、またのお越しを・・・。