領土問題で揺さぶられる現政権だが、その「認識の甘さと毅然とした態度」を取れない
口先ばかりで「国民を騙してでも政権交代」の権力闘争は、海の向こうから「ノー」を突
きつけられて要るようである。
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末松義規内閣府副大臣は7日、ロシアのメドベージェフ大統領が北方領土の国後島を
視察したことを受け、返還運動を続ける元島民らの意見を聞くため、北海道根室市を訪
問した。
元島民からは「政府の弱腰姿勢をロシアに突かれた」と日本政府に対する批判が噴出し、
菅首相に早期に北方領土を視察するよう求める要望が相次いだ。
末松氏は同日、根室市の納沙布岬から歯舞群島などを視察した。
▽読売新聞
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20101107-OYT1T00532.htm
北方領土の元島民の孫ら中学生7人が27日、領土問題の早期解決を訴えるため、首
相官邸を訪れた。
例年は首相が面会するが、今年は菅首相ではなく、仙谷官房長官が応対した。中学生
からは「2秒でもいいから首相に会いたかった」「首相に思いを伝えたかった」という声が
出た。
北方領土に関する中学生の表敬訪問は1971年から、93年を除いて毎年行われてい
る。首相の代わりに官房長官らが対応したのは、海部内閣の組閣当日に重なった89年、
イラクのクウェート侵攻直後だった90年、安倍首相(当時)が参院選で全国遊説に出て
いた2007年の3回だけだ。
内閣府によると、菅首相は「日程上困難だ」として対応しなかった。しかし、中学生の訪
問時には執務室にいて、来客はなかった。
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20100727-OYT1T00895.htm?from=main2
沖縄・尖閣諸島沖での中国漁船衝突事件のビデオ映像がインターネット上に流出した
問題で、検察当局は7日までに、検察から映像が流出した可能性はほぼないと判断し、
国家公務員法(守秘義務)違反などの容疑で、刑事事件として捜査に乗り出す方針を
固めた。
関係者によると、検察当局は、映像を保管していた専用サーバーにアクセスした検事
や事務官らへの聞き取り調査の結果、不審な点はなかったと判断。検察側から流出し
た可能性は極めて低いとみている。
ただ、那覇地検では検事らがサーバーから職員用のUSBメモリーに映像を移し、現場
検証などに持ち出していた。このため、東京地検から専門知識を持つ事務官を派遣、
捜査に当たった検事らのパソコンを那覇地検に集めて内容を分析している。
検察当局は、検察からの流出がなかったと最終確認できれば、近く内部調査から刑事
事件としての捜査へ切り替える考え。
那覇地検を管轄する福岡高検が捜査を担当することも検討している。
ソース 時事通信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20101107-00000070-jij-soci
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都合が悪くなれば、「他人のせい」にして、なんらの「責任感」を微塵も見せぬ政権に、
また「公務執行妨害」は保釈して、「守秘義務」を拡大解釈させて刑事罰を適用とか、
いい加減「思考法の狂い加減が、国民にげんなり」されて、公務員の人心も離れ、
「国を守る意識」なき公務員では、いっそのこと「瓦解」して欲しい政権である。
で、上の記事に有る「北方領土の島民の孫」に面会しないとか、それを受けた孫達の
感情はいかがなものか・・・。
「子供手当て」などとバラマキの原資は、「子供たちの未来」のための投資だろうに・・。
流石「口先と腹黒」の醜い大人を恥ずかしくもなく曝け出すものである。
子供の感受性からしたら、その観察力は鋭いものがあり、それが本質を突いている
のを、「自分が子供だったことを忘れている大人」では、理解できないものか・・・。
こんな者たちの集団では、口先だけはまともでも、やっていることといったら特亜の
御用聞きに徹している。
幼い者たちが、そんな者達抱くのは、「敵意と軽蔑」だろう。
それでも「真に争いのない世界に生きている幼子は幸せではある」、内戦を経験した
幼子の目に映るものは・・・。
そんなテーマの映画が、「アフリカン・ソルジャー、少女兵士の戦場」である。
http://www.youtube.com/watch?v=FZPohwBoH1Y
「アフリカンソルジャー 少女兵士の戦場」 〇八年未公開作
主人公の少女は利発なそして気持ちの強い修道院にて育てられている。
そこに姉が尋ねてきて、家に帰れる喜びに目を輝かせるが・・・。
実情は内戦で貧困の極みにある実家は、「食い扶持の増加に、暖かくは
迎えてくれない」、少女の落胆と、そして父により兵士の道へと送り出されて
しまう悲劇を、持ち前の回転の早い頭で力強く生きていく・・・。
空腹を満たすには、銃を持ち一人前の兵士になればそうなれると悟れば、
頑強に「兵士」への願望を口にして、そしてここに内戦で疲弊している人々に
とって少年・少女の兵士急増は、「消耗していく内戦」を如実に物語ってという
背景も滲んで、実際の戦闘で始めて「恐怖」を感じたり、体験するものが強烈
なわりには、気丈に振舞う少女の悲劇が、アフリカ大地の美しい映像とあって
いて、印象的である。
この実話の物語は、少女の経験を中心にしているから全体的な背景が今一
分からぬ「じれったさ」があって、淡々と進む映像に中だるみも感じてしまった。
それでも「キリングフィールド」の大人の逃亡劇を思い返せば、あの大人を追って
いたのが少年兵のそれで、こちらはその追う側の少女の心情となると、錯誤の
入り込む余地は大きいのを感じる。
教える大人がまともだと、この少女のように「正義」に対する姿勢も真っ当だが、
あのポルポトに育てられた少年兵士は、変な思想に凝り固まりと、全く違った
方向へと突き進んでしまう。
この映画も背景の希薄さが、物語の感傷を薄めてしまうが、それでも「子供の悲劇」
的言動は、見ていて痛々しいものである。
そこにある貧困が、「罪悪を超越してしまう」生きるための方策・・・。
体験する時期によって、人間の成長にも差異が見られようが、大人になるにつれ、
覚醒するか、はたまた凝り固まった思考法から脱却できぬかで、人の評価も別れ
よう・・・。さしずめ政権与党の「お年寄り」は、凝り固まった思考法からの脱却に
失敗した面々なのかも知れない・・・。
そう理解しないと、こちらが「変」になる。
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- Amazon.co.jp といったところで、またのお越しを・・・。