壮絶な気高さ魂の自由、そして滅びの美学「300」 | 流浪の民の囁き

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映画を通した過去・現在・未来について、なぐり書き


「ルーピーズ」が愚か者達と揶揄されるなら、以下のような「姑息な人々」はなんと呼

ばれるだろう。

「沖縄の基地負担軽減」の口先とは裏腹に、やっていることは「単なる先延ばし」だが

その要因が「選挙」にありと、四六時中「選挙・選挙」の政権与党というのも「国民の生

活」からかけ離れた存在である。

そこが「国民の生活が第一」と連呼されると、「この野郎、詐欺集団か!」と怒鳴りたくな

るのは、大概の正常な日本の国民なら頷きそうである・・・。


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「参院選まで封印せよ」 普天間工法の日本政府案

菅直人首相が、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾(ぎのわん)市)の移設問題で、7
月11日投開票の参院選が終わるまで、日本政府案を米側に提示しないよう外務当局に
指示していたことが分かった。
日本政府が22日までにこうした方針を米政府当局に伝えてきた。複数の日米関係筋
が明らかにした。
米政府は、名護市辺野古の米軍キャンプ・シュワブ沿岸部を埋め立て、滑走路をV字
型に2本建設する2006年の現行案が最善との立場で、日本政府に早期の政府案を提
示するよう求めてきた。
にもかかわらず、日本政府が提案の先送りに理解を求めてきたのは、参院選前に政府
案を米側に提示した場合、現行案に近い案を選択せざるを得ず、沖縄県民などの反発を
招き選挙対策上、得策ではないとの日本側の判断があったものと分析している。
5月の日米合意は、移設先について、「1800メートル滑走路を持つ代替施設を辺
野古地区とこれに隣接する水域に設定する」とし、工法について「代替施設の位置、配
置および工法に関する専門家による検討を速やかに実施する」と規定。時期について
は、「いかなる場合でも2010年8月末日までに完了させる」と明記している。
鳩山前政権は、少しでも06年の合意と違ったものにしようとして、辺野古沖合の浅
瀬に「杭打ち桟橋方式」で滑走路をつくる案を打診していたが、米側は工事の長期化や
ミサイル攻撃やテロ対策の観点から拒否してきた。
そもそも、5月の日米合意にある「8月末日」という期限について、日米関係筋は
「時間がないので事実上、06年の合意案を踏襲するという意味だ」と語っている。
(以上)

■ソース(産経新聞)【ワシントン=佐々木類】
http://sankei.jp.msn.com/world/america/100625/amr1006250131001-n1.htm

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「封印」も何も、結果的に前政権での「合意内容」に寸分の狂いのないものを

踏襲しているのに、「目くらまし」で、マスコミに黙っていて貰う・・・。

って、単に「自分たちの政策能力」不足と見識のなさを「知らせない」だけの卑怯な

行動と批難されるだけで、ましてその問題の「沖縄」に公認候補がいない事態を、

どう考えてのことなのだろう。

これが「政権交代」を幻想に塗り替えた政権政党のやり方では、まるでだまし討ち

であり、「国民の生活が第一」など、完全な「戯れ言」もしくは「脳内花畑」、それを

一度でも信じた者は、救われるか・・・。勿論、それは否である。

「騙す人は、とことん騙す」が世の常であり、「正直者は馬鹿をみる」も、そんな人々が

いて成り立つ世の中である。

何より「国民の期待」を背負い、国益を大切にするのは、ひいては国民の安寧のため

である。

その前提が、まるでないのでは、「他国」との交渉になれば、更に酷い状態になる。

「一事が万事」、政治に命をかけるという覚悟の上なら、本来有るべき姿は「玉砕」

してでも、初志貫徹するべきであろう。

「二枚舌」やら「言い訳」をするくらいなら、議員辞職がもっとも相応しい「身の処し方」

である。何より「潔くない」は、どんな場面、どんな状況でも国民から受け入れられない。

何より、「生き様」に誇りがもてないでは、いささか国を代表する政治家ではない。

と、がっかりする一国の総理の発言と、有言実行で「予選突破」を果たしたサッカーチ

ームを比較すると、なんと言うことでしょう。

まるで「男気」ない「キャミソール大臣」の多いことでしょう・・・。

と、くれば映画は、男気というより「男のプライド」と祖国存亡の時に、絶対不利であろう

と「玉砕覚悟」の美学を貫いたいにしえのスパルタ戦士を描いた「300」となりそうだ。



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http://www.youtube.com/watch?v=wDiUG52ZyHQ

「300」 〇七年公開作


映画は史実を歪曲させ、そして「捏造」も多分に入り込み「スパルタ」

対「ペルシャ」と見れば、完全なファンタジィー作品である。

ただ、これが架空のものであり、その生き様に焦点を当てれば、「服従」

や「屈服」に対する、潔い者達の行動様式と相成る。

だから「歴史」にあるペルシャやスパルタとしてではなく、数の多さや駆

け引きにも媚びずに自らの国は、自らで守る意識の「自由運動賛歌」と

捉えれば、荘厳な「玉砕」に命の尊さと気高い気質は、かけがえのない

ものと見えてくる・・・。


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この異様な集団には、ちょっと横道にそれるが「ドラゴンクエスト」のカン

ダダを思い浮かべてしまった。

扮装も似ているし、なんとも愛嬌もある。

で、出ている人々は「鋼の筋肉」を鍛えて、撮影に望んだらしいが、肉弾戦

も「フリークス」が登場してくると、おいおいちよっと違うではないかと、しらけ

てしまい、そのせむし男が裏切り者としてでは、差別主義が入り込んでいる

と、原作がアメリカン・コミックらしいから、そこは極端な描き方をして、より

「玉砕」を選んだ者たちへの「オマージュ」といっていい、描き方にしたかっ

たんだろう・・・。

まぁ、男意気と肉弾戦の攻防は、見ごたえがあってアクション映画としては

それなりだが、余りにも戦う双方の描き方としては、「差別主義」大好きアメ

リカが顔を覗かせてしまうあたりは、いただけないものがある。



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それでもその趣旨とする「服従」やら「隷属」には断固として戦う姿勢は、

架空の物語でも充分、見ている人には伝わる・・・。

そこを変に「思惑」がらみにして、史実もこうだったでは「唖然」として、

「ファンタジィー」は「ファンタジィー」でいいではないか。

言いたいのは、自由のためには「時には」戦ってでも主張しなければ

ならない時が来る。という教訓とすれば・・・。

だからこそ「ペルシャ」の描き方に難があるから「イラン」が抗議をする

ことになるものだろう。

それでもスパルタ国内にも、軟弱者がいて「裏切り」、そして国王の細君

を辱めと、どこにでも「国を想うでなく、自分さえ良ければ・・・」はいるもの

である。

と、見ていれば、差別的映画の描き方も、表題のような表現も思いつく。


改めていうのもなんだが、やっぱり「カンダダ」に、似てくるのはゲーム

のやり過ぎかいな・・・。

とりあえずは、映画に描かれた「壮絶な生き様」を、わが国のリーダーに

求めても、「居眠り」と「言い逃れ」でお茶を濁すのみと、溜息・・・。


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                              どんだけやる気ないんだか・・・。
                        といったところで、またのお越しを・・・。