日本の報道機関には、法律的縛りのゆるさも手伝って「便所の落書き」と揶揄される
煽り専門業者並みの論調しか書けないものと、次に紹介するような「笑い」をお届けし
そして何より「海外には日本女性のプライド」を傷つけても一向に恥じない「変態」と巷で
呼ばれている報道機関も存在しと、どこか歪みか脳内妄想がとどまるところ低俗へと進
化していく・・・。もっとも日本語御不自由なのに、そこに所属していないと「無能の人」も
含まれるから、格調とか品格はないかもしれないが・・・。
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★反射鏡:コップの水はまだ半分もある=専門編集委員・倉重篤郎
「政権交代していいことありましたか?」とあちこち聞いて回るのだが、芳しい返事が
返ってこない。 多くの方がまゆ根にシワ寄せて、暗い表情をする。
確かに、政治とカネの不始末、ドン詰まりの普天間問題、この財政状況、日本の全般
的なステータスの低下……などをもって「鳩山政権には愛想が尽きた」「この間に進
んだ日本の劣化はひどすぎる」などと言う。
だが、本当にそうなのか。
へそ曲がりの身上として早速、永田町に乗り込み、政治の本丸がどうなっているのか、
見てきた。 9日午前の国会周辺である。
まずは、首相官邸裏のビル街を歩く。自民党有力政治家や関連利権団体が事務所
を連ねていた一角だ。 表に出せない政治資金や陳情の巣になっていた。
政治記者には重要な取材ポイントだったが、今や見る影もなく閑散としている。
権力の切れ目がカネの切れ目となった典型だ。
それに比べてほぼ建設の終了した12階建て新議員会館3棟(衆院2、参院1)の立
派なこと。 隣の7階建て旧会館が物置然と見える。議員1人当たりのスペースは40平
方メートルから100平方メートルへ広がる。
6月から引っ越しが始まるというが、選良としての仕事の質、量も2・5倍にしてほしい。
これで政治が裏通りから表通りに戻ってくるとすれば、建設費千数百億円の税金投入
も仕方がないだろう。
国会内に入る。売店の国会お土産コーナー。時の政情をもじったお菓子が売れ筋だ。
新党ブームに早速「日本の力 かりん党」が山積みに。
ただ、自民党政権時代に比べると売れ行きがいまいち、という。政権交代で陳情窓口
を一本化、いたずらに多かった地方陳情団や、有権者サービスの国会見学ツアーが
減ったことと関係あるようだ
さて、肝心の審議状況はどうか。開会中の五つの常任委員会を傍聴した。ナルホド役
人がいない。 あらゆる質問に閣僚、副大臣、政務官という政務三役が受け答えしている。
各省の局長クラスが答弁に立っていた時代とはえらい違いである。
永田町の風景は明らかに変わった。権力の所在が公式化した。陳情政治が減った。
政治主導が定着しつつある。
変化したのは形だけではない。国家運営の要である外交安保政策の中身に大きな変
化が起きようとしている。
戦後の日本政治を根元から規定してきた日米安保体制に転機が訪れている。
米国の戦略的ロードマップに従って外務官僚が独占的に采配してきた日米関係の過
去が洗われ、政権交代しなければとても明らかにならなかった密約の数々がオープン
にされた。
普天間移設問題に関連し、政権の中枢にいた安保担当の元高官が、海兵隊が沖縄に
駐留することが果たして抑止力として意味あることなのか、と根源的疑問を呈した
(本紙4月3日付朝刊「ニュース争論」参照)。
安保改定から半世紀後に、今後の日米同盟について再考するための材料が続々集
まっている。
日本がアジアの中でどう生きていくのか。米国や国連との関係をどう上手にコントロー
ルしていくのか。 日本の国益に基づいた将来戦略を自分の頭で考え、自らリスクを取
りながら試行錯誤していくまたとないチャンスを迎えている。
今のところ鳩山政権がこの好機をうまく活用しているとは思えない。だが、こういう見方
はできないか。政策決定過程をぶざまにまでさらけ出すことによって、国民がそれぞれ
に問題の所在に気付き、自ら解決策を論じ、政治との距離を結果的に縮めている。
政治の無能をけなせばけなすほど、選んだ側の責任もまた自覚せざるを得ない。
それが政治家と選挙民の緊張関係を高めることになる。
ここまで書くと、お前はどうしようもない甘ちゃんだ、と言われそうだが、まさにそれで結構。
楽観主義こそ政治を救うものだと思っている。コップの中に半分水がある。
半分しかないのか半分もあるのか。どちらにウエートを置くかが考え方の分かれ目である。
もちろん半分しかないことも怜悧に観察した上での話である。もう1点、国民の覚悟に触れ
たい。民主主義のルールとして政権を一回選んだからには4年ぐらいはじっくり任せるぐら
いの覚悟が欲しい。 政治家に覚悟を求めるのは言うまでもない。政治にはどうしても時間
がかかるのだ。
要は、政治にしかできないものがあり、それは国民が政治家を使ってさせるしかない。
そのためには何が必要か、という設問への愚答である。乱反射しないことを祈りたい。
毎日新聞
http://mainichi.jp/select/opinion/hansya/news/20100411ddm004070002000c.html
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「腑抜け政権」の不人気に「あわてている様が文面に踊る」では、笑いながらでないと
あるいは口に何か含んでいれば、噴出してしまう・・・。
何より国民は無力でとか言う前に、お前が「腑抜けに活を入れろ」あるいは「徹底的に
アラを書きなぐれ」それが税金で食む国会議員を励ます方法であるし、また国民の代弁
を自負する報道機関の責務である。なんて正論が通じるはずもない「変態」の「変態」と揶
揄されるゆえんであろう。
で、お笑いものの映画に、パロディを目的としたものがある。
あるいは既存のものを「パクリ」で、変質して「指差され的顰蹙」を浴びる類のものも・・・。
その中に「キングコング」という稀代のクリチャーをパロっていながら、そのぐだぐた感が
本家本元までを貶してしまう効果を含んで、省みられなくなる、「変態」と呼ばれる報道機
関と良く似た立場に追いやられたのが、この「クィーン・コング」である。
http://www.youtube.com/watch?v=AlHxg2UzCag
「クィーン・コング」 七十二年製作
「キングコング」がオスならメスもいていい、「ジェンダー・フリー」的にも
メスが主役をしてもおかしくない。
だからこんな映画も作る。というわけでもないが「キングコング」のストーリー
をすべてトレースして、登場するすべての性を逆転させれば、面白いもの
が出来るかもしれない。
で、作って見たら「ボツ」の低評価、お蔵入りする映画に日の目を当てるが
やはり「駄目なものは駄目」で、笑いのつぼであるべきパロディがパロディ
てなく、毒のある「悪ふざけ」と映って、カルト人気に頼る・・・。
にしても、ここまで本作の「キングコング」を卑しめてしまうと、やはり反感が
起きるものである。
この画像みたいにパロッてみれば、人間のそれも女性の巨大化と
保護される「キングコング」ってなものにすれば、お笑いが巻き起こり
つつがなく終了だろうが・・・、主人公の女性を男性に変えて、そして
何よりなのが「どうにも駄目な男」に恋をしてしまうクィーンコングの
逆バージョンで、最後の最後は「フェミニスト」を茶化して「駄目男の
一世一代の名台詞」で、攻撃は止みふるさとににて「幸せ」に暮らした
とさ、めでたし・めでたし・・・、って「アマゾネス村」で一人暮らす男
なんだかななぁ・・・。
まぁ、日本に「変態」並みの変な配給会社があるのが、この映画に
触れる人を増やす結果を招いたのは、さて・・・。
http://www.youtube.com/watch?v=ze13pFV3li4
「キンゴコング 二」 八十六年公開作
こっちの映画も折角リメイクがうまくいったのに、続編に色気を示して
「メス」がいてと恋愛から家族愛に移行させる案だが、モンスターの雰囲気と
悲壮感をぶち壊す「レディ・コング」の登場と相成って、不評を買う。
という具合に、登場する主役の境遇やら性格に色付けするのはいいが、それが
違った方向へ向かった時、受け入れられないものはどのように擁護しようが、
「駄目なものは駄目」という普遍的評価が一般大衆の言うところの「世論」という
ものだろう。
そこに持ってきてそれらに斟酌せず、利益団体並みの思惑で、何でも金に換える
風潮を体現してしまうから報道機関も「信頼」わ失う。
「ギングコング」で言えば、エンパイアステイトビルに登るのも、そこが一番高いところ
そして意味なく攻撃され、ついには絶命へと・・・。
流れは「静かに暮らす平和な世界から、自分の意図せぬ世界に引っ張り出され、
そして唯一絶対的信頼に気概が及べば、自己犠牲の危惧もものともせず果敢に
排除にまい進してしまう」的、孤高のプライドをモンスターに見出してしまうから、
観客にもコングへの感情移入が起こり、より親近感を抱き人気者になる。
何より孤高の気高さという、社会の中で保てない「プライド」を見せ付けられると
それをこうも変えてもらえると「呆れて笑うしかない」的ひねた笑いになる。
同じことが報道機関の「ヨイショ」に感じれば、マスコミの信頼を金に換える煽り
専門業者に「便所の落書き」「変態」と、ろくな揶揄になってしまう。
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キングコング [DVD] FRT-032/ノーブル・ジョンソン/サム・ハーディ/フランク・ライヘル/フェイ・レイ/ブルース・キャボット/...
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- Amazon.co.jp といったところで、またのお越しを・・・。